あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

白山沼公園(はくさんぬま)イトヨの生息地へと!

2012-05-09 22:27:34 | プチドライブ・地域の事

大型連休も終り孫太郎もまた幼稚園生活が始まった初日は
長女夫婦も仕事が入っており、私がお迎えの日となった。
この日も天気は上々で、少し早めに出かけて
今は会津若松市となった北会津にある
「白山沼公園」へ立ち寄ってみようと思っていた。


蟹川橋から阿賀川の風景

下には阿賀川が流れている蟹川橋を通り、車は会津高田町方面へと走らせ
途中小学校信号機の所から右折をすると、すぐに目の前に見えてくる
イトヨの生息地である「白山沼公園」に着く事が出来る。


イトヨの写真

イトヨとは北日本の限られた地域にしかいないという珍しい魚で
体に三本のトゲがあり、会津では「とげちょ」などとも呼ばれており
遊水池周辺に、水草などで巣をつくり住処としている
県指定の天然記念物とされている。

車を停めて、白山沼を観れるように舗装された道を歩けば
透明度の高い沼にはたくさんの藻が生い茂り
そこには数羽のコガモだろうか、緑の絵の中で泳いでいる様に見える。

中央辺りまで来ると木の橋が架けられて、長閑な長閑な昼下がり
ちょっと暑いくらいだけど、キラキラの水面が一瞬に揺れる…見れば大きなコイが。
たくさんの藻が水底からゆらゆらと、水は意外にも澄んでいた。


そこに魚影が…ひょっとしたらイトヨ?


木で作られた橋…転落防止に為か欄干が高い。


正面からの橋

もう少し早かったら桜も満開だったのだろうなぁ。
何本かの桜の木は、すでに青葉となってしまったのが残念だったが
それはそれで楽しめる場所ではあった。


橋の向こう側もずっと続いている白山沼…。


藻が生い茂った水面

アメンボの群れがスイスイと泳いでゆくと言うのか
水面を滑るように歩きまわっている。
孫太郎を連れて来たら魚すくいの網が欲しいと言いそう!


透明度の高い白山沼の水

訪れる人も少ないのだろうか、「白山沼公園」は俗化していないのが良い。
自然のままの、すぐ脇の道でさえ通る車も少なく
どこかで野鳥のさえずりが聞こえたような気がする。

有名処の観光地も良いけれど、新緑が目に染みるような景色と
人っ子ひとりいない公園が私だけの楽園のような気がして
しばしベンチに腰掛けて、のんびりと孫太郎のお迎え時間を待った。

という事で、緑の絵画の中で浮かんでいる様なコガモをUP!

 

 

 

コメント (36)
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