我が家のヒナちゃん、すっかり自分で餌を食べられるようになり
ポチコとしゅう嬢の居ない時は部屋の出して遊ばせたりしている。
縦横無尽に…っていうか、たいして飛べない癖にテレビの上に止まってみたり
肩の上に止まって、私の髪の毛をついばんでみたり
あれって、意外とチクチクするもので、やめろと手を伸ばすと
捕まえらてたまるか！と言わんばかりに、手の届かない背中辺りに逃げてみたり。
ヒナちゃんのお家は鳥カゴとなった。
カゴに入れると外に出せ！！と大騒ぎする元気なヒナちゃん。
胸が巻き毛？ ひょっとしたら芸もの十姉妹の大納言？…突然変異なのか！
…でもなかったみたい、胸毛が生え揃ったら普通の十姉妹だった。＾＾；
指の上で毛づくろいなんかしちゃったり…何さま？
ある時夫が気付いた…この子足悪くないか？
言われてよく見ると左足の指の曲がりが良くない。
きっと 雛の時に何度か落っことされたから
捻挫とかして固まっちゃったのかな？と、障害鳥ジャン！などと
呑気な事を言ってた私らはおバカ夫婦か。
そのうちに一本の指の色が変わって来たので慌てて動物病院へと
孫太郎が来ていた時なので一緒に連れて行く事にした。
ひょっとしてカゴの中で暴れた時に骨折とかしちゃったか？
元気はあるし食欲もあって、ウンチも一杯してるので
たいした事はないだろうとタカをくくっていたが
小鳥って小さい分急変が早い。
我家かかり付けの動物病院は犬猫しか診ないので
別の動物病院へ連れて行ったけど、小箱に入ったヒナちゃんは珍しがられた。
○○ヒナちゃんと名前を呼ばれて…診察室へ入り
事の次第を話すと、ヒナちゃんをひっくり返して足の部分を診察し
今度は双眼鏡みたいなメガネを取り出して
指の付け根に何かが絡まって壊死を起こしかけてると言われた。
ハタと思い付いたのは、ヒナちゃん用にと可愛い毛糸の巣箱代わり
あれだ！ 毛糸の繊維が絡みついて、血の通りが悪くなった…(~_~;)
ひゃ～ ごめんよ～！！ 良かれと思ってやった事が！ 最悪ジャン！！
その双眼鏡の様なメガネをかけて、ピンセットで絡んだ繊維を抜いてくれたけど
治るか壊死するかは半々だと…壊死を止める薬はありませんと言われた。
壊死したら指はポロリと落ちます！その時に出血が止まらなかったら
また連れて来てくださいと言われて、初診料と診察代と1365円払って来た。
ヒナちゃんの住まいはカゴではなくて、足の負担がかからないように
下は平らな入れ物に入れてください。
餌はバラ撒いておくと良いでしょう…と言われたので
今まで使っていた飼育ケースを取り出してヒナちゃん用の病室？を作った。
指が明後日向いてるのに関係なしのヒナちゃん
なんで、今までの家と違う！！と言わんばかりにケースに体当たりする。
相変わらず元気に餌をついばみ水を蹴散らして元気一杯。
指は復活する事なく病院へ行った2日後にポロリと落っこちていた。
出血もなく、普段と変わりなく…ヒナちゃん 強し！！
畳の上に落っこちていたヒナちゃんの指！
引っくり返してみるときれいに取れている
今日も元気で指が欠けた足でブランコを揺らす…(~_~;)
これが人間だったら、即入院で点滴だとか手術で足を切断とかの
大事になるんだろうと思うと、つくづく動物って強いと思った。
という事で、夕暮れに 庭の隅で ひっそりと紫紺菊
