思いがけず暖かい日となった立冬だった今日に比べて
昨日は曇りがちな風の冷たい一日だった。
季節は確実に冬に向かって歩きだしている。
昨日の事夫の姉さまの所へ所用で出掛けた帰り
面倒くさがる夫の尻を叩き背中を押して
姉さま宅かからいくらも行かない所にある会津村へと
紅葉の名残でも良いからと行ってみる事にした。
ばぁちゃんが居た時の方があっちこっち行っていたような気がする。
なんだか、このままどっこも行かずに
家に引きこもって年寄りになってしまうのだろうか。
う~~~~っ! 気が滅入る・・・(ー'`ー;)ムムッ
思えば去年もこの時期に会津村へ行ったよなぁ~
去年の会津村は こちら ポチっと!!
去年も決して観光客が多かったわけではないが
今年も平日とあってか、曇り空の肌寒い天気のせいか
本当にポツリポツリとしか観光客の姿が見えないのは寂しい。
入口近辺の高台から眺めた会津村
巨大釈迦横臥像
夫と二人 ゆっくりと歩きながら…去りゆく秋の最後の足掻きだろうか
ハラハラと落ちる色づいた枯れ葉が、一層の寂しさを醸し出しているようだ。
風が強いので、歩いているのも寒さを感じ
園内にあるお茶屋さんのホットコーヒーで、ちょっとひと休み♪
池の見える席で、妙に痩せこけた鯉の群れなんか見て
頼んだコーヒーが来る前に…お通し?
熱いお茶と漬物の類、黒米で炊いたご飯の試食など
会津村のお饅頭も栗が入ってモチモチで美味しかった…試食だけど。
一服してがんしょ!って熱々のお茶とサービス試食品
なかなかのサービスで、こんなだったらコーヒーを頼まなくても良かったかな^^;
今年は原発のせいで、いづもの年の二割くれしか観光客が来ねぐって
まったぐ~商売もあがったりでよ~会津なの何でもねえのに
これも風評被害ってやづなんだべなあ…と、ボヤキまくる
お店のオバちゃん!
僅かに残った柿の実と水車小屋
確かに池の鯉も観光客の落としてくれる鯉の餌が少ないせいか
頭でっかちみたいな鯉が、物音がするとざわざわと集まってくるのが悲しい。
大きな池と赤い橋
紅葉の中から流れ落ちる滝
モミジも真っ赤っか!
会津村から若松市市街地が一望
相変わらず庭園の景色は美しいのだけど、どうも閑散としてるせいか活気がない。
去年行った園内の資料館は廃館となり、中に展示されていた品物は
会津村駐車場にテントが張られて、売りに出されていた。
昔ながらの農業機器など売れるのだろうかと思ったけど
意外にも売約済みの紙が張られているものも何点かあって
去年には何店舗かあった食事処や土産物の店も閉じられていた。
足踏み脱穀機だっけか売約済み!
昔懐かしい唐箕は、まだ使えそうな気がする。
っていうか、我が家にもあったし、実際に使っているお宅もある。
田んぼの草取りに使われた「ころばし」などもあった。
桐のタンスと蚕の糸を紡いだのに使われたのだろうか糸車。
そこで使われていた厨房用品や食器類なども売られ
食器類はともかくとして、博物資料館に展示されていた品物は
ただ見切り品みたいな感覚で売り払ってしまうのも…なんだか切ない。
ちょっと気に入って買って来た猫のお香置き100円!
せっかく会津若松市の玄関口に設置されている会津村と慈母観音像と
訪れる人も少なく、訪れる人が少ないから収入も少なく
園内の整備にも手がかけられなくなる、手がかけられなくなると
ますます観光客は減り、観光客が減るから…また整備が出来なくなったり
堂々巡りというか坂道を転がるが如しジャン@@;
なんとかならないのだろうか…ちょっと悲しい気持ちになった。
曇り空に気持ち寂しげな慈母観音像をUP!