あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

黄色く色づいた長床の大イチョウと喜多方ラーメン

2011-11-18 23:04:58 | プチドライブ・地域の事

朝は霧が深くて寒かったけど、10時を回る頃には日が射して
夜勤から帰って来た夫が新聞のチラシを見て行きたいところがあると言う。
喜多方の靴屋さんのチラシで、今日から売り出しが始まり
毎年行われているのだが、いつも初日じゃなかったから
良いものが残ってなくってさぁ~ と言うので出掛けて来た。


売り出し中の靴屋さんは大盛況だった。

実は下心があって…。
夫の行きたい靴屋さんの少し先には大イチョウで有名な長床がある。
ここんとこの急激な温度差に、あそこの大イチョウも良い感じに色づいて来たはずと
夫と二人で靴屋を出た後に、車は長床へと暖かいドライブ日和だった。

喜多方市街地から長床への道は快適で、たいして時間もかからずに到着した。

地域の人か役場の人間か、はたまたシルバー人材か。
車を駐車場に誘導してくれる係員がいて
平日に関わらず多くの県内外の車が停まっている中
空いてる場所へとスムーズに駐車させてもらえた。


見上げる様な大鳥居


その脇には大ケヤキ

長床とは、寺院などで板敷きの上に一段高くして、長く畳を敷いた所と言われ
国指定重要指定文化財・新宮熊野神社「長床」は熊野神社の拝殿として建てられたもので
44本の太い柱に茅葺寄棟造り、周りには壁も扉もない吹き抜けの壮大な建物であり
その昔、修験者が厳しい修業に励んだ道場として使われたこともあったと伝えられている。
-喜多方観光協会ホームページ参照-

車を降りて大きな鳥居をくぐり、入場料を払って新宮熊野神社・長床参道を歩けば
すでに黄色く色づいた大イチョウが見え始め、高さ30m・根本周り8.1mで樹齢は600年といわれ
喜多方市天然記念物に指定されている。


参道から見え隠れしている大イチョウの木


太い大イチョウの幹根元周り8.1mだって!


長床と大イチョウ


青い空に黄色いイチョウ

長床には土足で入る事は出来ず、入口にあるスリッパを履くようになって
中に入り傷のついた太い柱に触れて、弾や刀傷の跡に古を感じる。
夫と二人ぐるっと長床を一回りして、見事な黄色い絨毯を満喫して来た。


長床から見た大イチョウ


本殿の熊野三社


大イチョウの黄色い絨毯

途中ホ宝物殿があり入って来たけど、タバコを吸いたいがために外で待つ夫!
まあ、出不精なのに文句も言わずに付いて来ただけでも恩の字だと思わなきゃね。


宝物殿展示されている木造文殊菩薩騎士像

時間も午後の一時、喜多方に来たらラーメン食べなきゃと話していたら
車を誘導していた人が、んだ!喜多方さ来たんだもラーメン食ってがせよ~と
どこがお勧めかと聞いたら、二店舗ほど教えてくれたけど
どうも喜多方の町は分り難く、とうとう見つけられずに
喜多方市出抜けにあるラーメン屋さんに入って来た。

最初ラーメンだけで餃子は要らないかなぁ~と言ってた夫だけど
私は頼むと言ったら…んじゃ、おれもって!
まったく正直じゃないんだからさ~

長床で聞いて来たお勧めラーメン店以外はどこで食っても同じだーって言われたけど
なかなかどうして美味しく、チャーシューはとろとろで
アッサリしょう油味に餃子は皮がカリッカリの中はジューシィ♪

私は行ってみたかった色づいた大イチョウの長床と喜多方ラーメンと
夫は皮靴とスニーカーと二足も買って大満足で、二人して良い一日だったみたい^^

 

 

コメント (46)
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