今日もどんよりとした天気だけど、それでも雪を溶かしてくれる。
早く土の中からいろんな芽を出して…と、失ったものが多すぎたから。
たとえ陽射しは見えなくても、優しい雨が降ったらば
忌わしい放射能を洗い流してくれる…はず。
雪の消えた畑がそろそろ動き始める。
夕食時にまた余震が襲った…会津震度4
いつになったら、食事を中断して身を固める時が続くのだろうか。
地震があると必ずに見る、窓際のゼラニュームの花がゆらゆら~と!
我が家の地震感知花として、揺らぎで震度が分るようになった。
最初地震があった時には、ほとんど蕾だったのに
今は満開状態で、日にちも経ったけど陽気も春めいて来たって事かな。
100円で買って来たゼラニュームの花が地震感知花として活躍している。
一昨日は自転車で市内の南の端から北の端まで
お線香をあげに走り回った。
昨日は祭日でボランティアがお休みだった次女と
市内を三時間ほど歩いて、体もスリムになったかと思ったけど
全然変わらずの日々…を過ごしている。
車でしか通った事がなかった陸橋を歩いて渡ってみた。
陸橋の上から見た景色。
失うものがあれば得るものもあるものだと
去年の冬前に車庫の奥に仕舞ったメダカたち
以前一度だけ覗いてみたら、蓋代わりの分厚い氷に閉じ込められていた。
きっと全滅だよなと、先日の春日和に作業小屋の前に出して置いたら
腐って黒くなってしまったホテイアオイの影から小さく痩せたメダカがチラホラと
この厳しい寒さにも必死で生き残っていたメダカに甚く感激を覚えた。
発泡スチロールの中には黒くなってしまったホテイアオイの影にメダカ。
アップして…見つけた、去年孵ったヒメダカの姿。
さすがに親メダカは寿命だったのか、大きいのが2匹ほど見られたが
去年孵った子メダカは、けっこう生きながらえていたみたいで
厚い氷に阻まれながらも必死に生きているのが
災害に遭った東北地方を見ているような気がする。
何万人もの犠牲者が出た被災地でさえ
亡くした命と入れ替わるように新しい命が生まれるのを見た。
厳しい環境でさえも、たくさんの人々の希望を背負って
力強く量の手を握り締めて泣く乳飲み子の生命力。
この生命力があれば東北は日本は…きっと立ち直れると思うなぁ。
今日の一枚 根強い雑草 オオイヌノフグリの花をUP!