昨日の春日和で、田んぼや畑の雪もずいぶんと消えたものだ。
こんな日は家の電気を切って、外を満喫に限ると
午前中にデジカメを持ち、何かの時の為のとエコバッグ。
暖かい日差しに足取りも軽く、車の通りも少なく静かな昼近く。
こんな大惨事があったばかりなのを…つい忘れそうになってしまう。
でも晴れ渡った頭上には雲に見え隠れしている
ヘリコプターの爆音が…きっと被災地に向かっているのだろうなぁ。
自宅からの道をてくてく…と歩いて行く。
剪定の終わった梅の木の蕾も固そうで花が咲くには先の事の様だ。
それでも、この暖かさで少しは早まってくれるだろうか。
道沿いの畑には雪が無くなって来た。
どこかのお宅の番犬が物憂い様に写真を撮る私に
吠えようともせずに物珍しげに見ているだけだった。
まだ少しだけ残っている田んぼの端っこの雪…
向こう側には軽トラックが…この陽気に動き始めた農作業。
高枝切りを使って柿の木の剪定をしている人発見!
のんびり~と日向ぼっこしながら歩いているお年寄りが微笑ましかった。
二つ踏切を越えて、近くの老人施設の脇を通り
春の日差しにたくさんのタオルが干されていて
この日はみんな春を感じるタオルで体とか拭いてもらうのだろうか。
ふとばぁちゃんの面影が頭に浮かんだ。
大雪だった今年の冬の残し物…垣根が雪の重みになぎ倒されている。
近年にない大雪と千年振りの大地震と…なんだかロクでもない冬と春だったけど
この一年の残りの季節は、良い事ばっかりが残されていれば良いなぁと思う。
とあるスーパーの駐車場にはガソリンがないと大騒ぎしてるわりには
たくさんの車が駐車してあるって…けっこうなんだかんだ言ってても
ガソリンは入れられてるって事か…これも入れた溜め組の車かな。
いつもと違う方向からの磐梯山を眺めながら…。
中に入ってみると、何日か前に来た時には節電の為か薄暗く
品ぞろえも微妙に少ない様な気がしたけど
なんのなんの今ではかなりの食料品が売られている。
買い急ぐ事はなくても、必要な分だけ買ったら充分の様な気がする。
みんなぁ~~ 食材は間に合うから必要な分だけにして!!
こう叫びたい。
ネギ3本と肉を一パック、あとはしじみを買って
少し汗ばみながらしっかりと敵情視察してきた。
帰り道の踏切で…南会津に繋がる会津鉄道で
ここから会津田島を経て東京方面へと続いている。
いつも野口英世やあかべえロゴの列車が通って行く線路だよ。
キチガイ沙汰の様にガソリンを使ってガソリンを買い求める。
それっておかしいよね?
しかもせっかく入れたガソリンを使ってシャコタンの車(今はそんな言い方しない?)
とにかくペッタンコの車が、すごい音を出して通り抜けて行く。
はぁぁ ガソリンが勿体ないな~ そんな使い方をする人の為に
ガソリンが買えないなんてヘンテコな世の中だとフッとため息ひとつ。
家に帰ったら、疲れてちょっと昼休み。
夕方子供に言われた事は…お母さんの靴下穴が開き始めてるって。
あらら~ 重い体で歩くと靴下の減りも早いって事なの?
歩くって体には良いけど、そういう弊害があったとは!! まぁ いいか…。
今日の一枚 庭の片隅にヒメオドリコソウの花が咲いていた。