あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

歌詠みとがんもどき

2011-03-04 22:41:08 | 食べ物 レシピなど

3月と言えども雪となった会津地方。
景色は相変わらずの銀世界。

一日雪で時おり吹雪いたり、いったい春はいつ来るのかしら…。


せっかく芽吹いたのに…また冬に逆戻り状態。

いつも「ゆい」で来てもらっている人にばぁちゃんの歌詠みをお願いした。
昔から何軒か決まっていて、お互いに行ったり来たりして歌詠みをあげてる家の事で
ゆい…結いというのかもしれないが、本当のところはどうなんだろう。

こういう歌詠みもそうだが、今は機械化されてなくなってしまったが
昔は田植えなども手作業だったので人手が多く必要で
ゆいで行ったり来たりしていた事もあった。

歌詠みの事は以前の関連記事で こちら

そういう時には精進料理などでもてなすのだが
今は七日ごとに行われる事も少なく年々簡素化されて
納骨前とその間に一回くらいになったようだ。

じいちゃんの頃は七日ごとにだったので
おもてなしする精進料理に頭を痛めたものだった…が
いくら少なくなったとはいえ、何にしようか迷うのは同じで
今回は夕食まで出す事はないので、簡単にとはいうけど
ホントに頭の痛い事だ…。

取りあえず、きゅうりの辛子漬けと大根の甘酢漬け
ほうれん草の胡麻和えと細竹と鰊の煮ものを作ったけど
もう一品くらい欲しいところで…何にしようか。

ふと思いついたのが、いつもコメントをいただいているいっこんまさんが
ブログで紹介されていたがんもどき!

あれを作ってみようと思い、さっそく豆腐とニンジンやヒジキなど
青豆を入れると彩りが良いと、それもおひたし豆のを買って
いざ、がんもどき作りに挑戦。

豆腐をしっかりと水切り。
一度茹でると面白い様に水が切れると聞いていたのでサッと茹でてから始めた。
気持ちパサ付くくらい水を切って、使っていたステンレスのザルで裏ごしした。
そこにニンジン牛蒡、冷蔵庫にあったシメジとか
そうそう忘れられないのはヒジキで、そこに青豆を混ぜ込んで
卵と塩を小麦粉と…本当は片栗粉だったみたいだが
混ぜてしまってから気づいても時すでに遅し!

豆腐の水切りをして、これは一度茹でると面白い様に水が切れる。


パサパサになるまで水を切ったら、すり鉢でするのだけど
面倒なので、そのままザルでこした。

さっと茹でたニンジン、ごぼう、ヒジキ、そこに舞茸も入れて
色づけにお浸しの青豆なんかも、欲張って入れてみる。

豆腐に卵と小麦粉と塩少々を入れて、よく混ぜ合わせた所に
野菜を入れて丸めて油で揚げた。


歌詠みの進行具合を見ながら、揚げたて熱々のがんもどきを
大根おろし入りの天つゆで、どうぞとお勧めをした。

表面カリカリで中はふんわりと…。

なかなかの評判で、私的には中に入れる具材が多かったような気がしたのと
ちょっと塩味を控えても良かったような気がして…80点ほどの出来だったかな。
それでも家でがんもどきが出来るなんて、かなり評判が良くて
ホッと一安心する事が出来た。

 

出来あがりはこんな感じ!

  追記

ここんとこバタバタしてて、すっかり忘れてましたが
今日は…35回目の結婚記念だったのです。
特にご馳走もなかったのですけど
気持ちだけは新婚さんのつもりで仲よく過ごしてます。

 

 

コメント (32)
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