あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

近所の田んぼに白鳥が飛んで来た。

2011-03-06 23:27:07 | 日々雑事

まだ春には程遠いpochiko地方。
今は雪もずいぶんザラついて来たけど、寒さ厳しい朝には固雪となって
道がなかろうと田んぼの真ん中であろうと、どこへだって歩けるくらいになり
時には遠く田んぼの中をウォーキングしている姿を見る事も出来る。

先日の事、ヒメの散歩から帰って来た夫が
ちょっと離れた田んぼだけど白鳥が来てるという。
慌ててキッチンの窓を開けて、遠くの田んぼを見ると
だいたい20羽くらいの白鳥が点々と見えている。

次の日は朝から私が散歩当番だったので
ビニール袋に米をひとつかみ、ポケットに忍ばせて
あいにくと固雪ではなかったので、長靴が埋まるほどの雪道を
白鳥のいる田んぼを目指して歩いて行ったのに
白鳥の姿は1羽たりとも見えずに、頭上を飛んでいく白鳥の群れ。

なんだ…一休みをして飛び立って行ってしまったのかと
喪失感にガックリと…それでもポケットから袋を取り出して
田んぼの中に米をバラまいて帰って来た。

骨折り損のくたびれ儲けとは、まさにこの事かと!

ところが夕方の散歩の時、白鳥たちはあの田んぼへと帰って来ていた。
朝と同じように道なき道を雪に埋まりながら近づいていくと
確かに白鳥が十何羽、田んぼの雪のないところで餌をさがしている様子。

 

しかし…白鳥って水に浮かんでいるから優雅な感じがするけど
田んぼの中で餌をさがしてる姿は、どうしても首の長いアヒルにしか見えない。
猪苗代湖に居る白鳥と違って、近づくと田んぼの中央部へと移動し
容易に近づいては来ないので、離れた所で静かに近づいて何枚かの写真を撮って来た。

私の記憶する限り、近所の田んぼに白鳥が来た事はなく
今年は一体どうした事か…近くの田んぼは雪の覆われて
土の見える田んぼはここだけだからか、なんだか嬉しくなってしまった。


白鳥が居なくなった寂しげな田んぼ。

明日も米を持って行ってあげようと思ったのだが
残念な事に次の日から姿は見られなくなってしまった。

やっぱり北へ帰る白鳥たちが一休みだけして行っただけなのか
そろそろ春を迎える季節の前ぶれだったのかもしれない。


今日の一枚 曇り空を飛んで行く白鳥の群れをUP!

 

 

 

コメント (34)
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