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あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

麦わら帽子を被って…。

2010-08-29 23:05:15 | ひとりごと
今日で幾日続いたのだろうか…34度越えの猛暑日。
いい加減うんざりもしたくなってしまう、一日くらいの夕立じゃ
まったく、焼け石の水で、止んだら止んだで蒸し暑さが募ったり…
恨めしそうに空を仰げば、強い日差しに目も眩みそうな昼近く。



木陰にはちょっとした薄切りの丸太が置いてあって
そこに腰かけ見上げれば、もうやめようと思って根元からバッサリと切ったキウイの木。
今じゃ すっかり完全復活で、なんと優しい日陰を作ってくれるのだろう。
楕円系の茶色い実がさがっていた。


川の傍のキウイの木の下は格好の休憩場所で。

川面からの風が気持ち良い木陰で、アゲハの恋人たちだろうか
二匹で離れたり寄り添ってみたり…なんだかちょっと羨ましいなと
クモの巣に引っ掛かった一枚の葉が、風にゆられてクルクルと
思わず眠気を誘う、昼近くの木陰で。


なかなか二匹一緒には撮れないもんだねぇ。


アカネちゃんもお目見えしたよ^^

私と言えば素足にサンダル履きで、勢い勇んで外に出たけど
ハカが行くのは日陰だけの草むしり…朝顔の花も萎んでいた。
せっかく植えた何だろうか…名前さえ忘れた植物も
暑さにやられてすっかり意気消沈で…枯れるのも時間の問題かな。

空は抜けるように青く雲は積乱雲か、遠くにヘリコプターがキラリ。
それでも最近感じてきたよ…心なしか遠くなってく空。
紫外線指数は高いけど、なんだか最後の足掻きの様で…
山の緑も濃いけど、暑さに疲れちゃってるみたいだし
庭先にはシュウメイギクの丸い蕾が揺れている。




コロコロとした蕾が割れ始めて、白い花弁を覗かせている。


猛暑で花びらの先が傷んじゃってるけど、一番乗りのシュウメイギクが開いた♪

ばぁちゃんの好きだったシュウメイギクは、今年も庭に咲いているよ。
たとえ花言葉は、あせていく愛や薄れゆく愛情…そして多感な時だけど
あの白い儚げなシュウメイギクが花開く時…やっぱり 季節は秋なんだよね。

麦わら帽子を被って、今日も時間を見つけては草むしり
一日一杯汗かいたって痩せやしないと言われた。

思い出したように、秋を感じる一瞬があって…何気に心地よい風が
一日こんな一瞬ばっかりだったら良いのにねと。


トマトはまだ頑張って伸びていくよ…あの青空まで届くだろうか。


穂が出た田んぼの向こう側を赤い電車が走って行く…。

いつもなら、この頃になるとカナカナ…とヒグラシの鳴き声が聞こえるはずだけど
透き通った翅をした蝉が網戸に止まって…ミンミンと暑苦しいったらありゃしない。
やっぱり明日も晴れそうな夕焼けに、ニラの花も揺れていた。

夕陽も沈んだ、ちょっと遅めのヒメの散歩には
まだ穂も出ていないススキの葉っぱの間から、気持ち欠けたお月さま。
どうも天の邪鬼なのかな私って、ちょっぴり欠けた月が不思議と好きだなんて
完璧を求めないって事なんだと自分自身に言いわけで…。



という事で、先日に見た…気持ち欠けたお月さまをUP♪