
朝から眩しいばかりの朝日が葉の落ちてしまった梨の木の影を映して
日中はストーブをつけなくても済んだし、洗濯物もほとんど乾いてしまい
今日は暖かい日を過ごせた…。

でもその分朝は寒く、霜柱が幾何学模様を描いて
キャベツの朝露は氷の粒となり葉についていたのが綺麗だと思った。

思いがけずに、前から撮りたいと思っていた野口英世の電車を取ることができた。
写真の通り、前から1両目と2両目は野口博士が帽子を振っているところだが
問題は3両目だ…全体にくすんだ緑色で、何やら文字が書いてある。
おまイの。しせ(出世)にわ。みなたまけ(驚き)ました。から始まり
はやくきてくたされ。はやくきてくたされ。はやくきてくたされ…。
博士に手紙を書きたい一心で幼い頃に習った文字を思い出しながら一生懸命手紙を書いた。
野口博士の母、シカの手紙の文面だ。
母親からの息子への想いの手紙には胸が詰まるものがあった。
また明日から天気は崩れるかもしれないと
今日は思い切ってこの間の取り残しの白菜取りをした。
前にとって軒下に干しておいた白菜は、あちこちの知人に配り
残りは、一個一個新聞紙に包んで納屋の隅に保管した。
新聞紙がぬれると傷むので、湿ってきたら取り換え
横にすると重みで傷みやすいので、必ず立てて保存した方が長持ちする。

家の外では、相変わらずに至近距離半径5メートルのポチコ。
今年の農作業は一応終わりを告げた。