ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2015J1リーグ2ndステージ第14節FC東京vs湘南ベルマーレ@味スタ20151017

2015-10-18 18:10:44 | サッカー

お盆明けくらいからずーと続いていた天候不順が嘘のような秋晴れが続きました。

週末もぜーんぜん心配してなかったら、いきなり雨予報(^^ゞ。誰ですか?。雨男雨女w。でも結局試合中は降らず。

広島戦の完勝で、にわかに優勝争いに名乗りをあげた2ndステージです。今日を含み残り4試合で勝ち点4差の3位。ギリギリ徳俵な状況です。おまけに山雅戦、広島戦と、初体験のパーフェクトマッチが続き、期待が日に日に増します。少し試合間隔が開いたものですから、ソワソワする我々青赤サポの心拍数は高まるばかり。

これまたおひさしぶりのホーム味スタに迎えるのは、湘南です。
本日のYou'll Never Walk Alone♪ゴール裏を青赤フラッグで染める

モリゲ離脱の影響もあり、昇格モデルの極みで臨む湘南の前に完敗です。

東京は、おそらく湘南を意識した布陣を選択しました。シフトは4-3-1-2。GKはブラダ。CBはモリゲとまる。SBは徳永と宏介。3CBは右から拳人、秀人、ヨネ。今日のトップ下は慶悟。2トップは今日の遼一の相棒はバーンズです。

湘南はストロングスタイルな選択だったのかもしれません。シフトは3-4-2-1。GKは秋元。3CBは右から航、アンドレ・バイア、三竿。ボランチは永木と俊介。WBは右に征也左に大介。2シャドウは右に古林左に高山。今日の1トップはキリノです。

残り4試合のうち、この湘南戦が最難関だと思っていました。湘南自身が山雅の結果いかんを問わず、今節で残留を決める可能性があって、高いモチベーションで臨むだろうこと。闘いかたのベースが、そのような状況で威力を発揮する昇格モデルであること。そして湘南は、数多い昇格モデルのなかでもその粋を極めるチームであること。このような状況でなければ、純粋に昇格モデルの極みを見てみたい興味はありました。でも、正直なところ今対戦するのはやっかいだなあって思ってました。

ところが湘南は、予想外にふわっとした印象を受ける入りかたをします。これは湘南と東京、双方の作戦に負うと思います。おそらく湘南は、カウンター対策を講じていたのではないかと思います。結果的には、特長である両サイドのCBの攻撃参加はほとんどありませんでした。スクランブルで航がリベロに入ったせいもあるのかもしれませんけど、それよりも、東京のアタッカーに対し常に1on1の状況を作ることを今日の旨としていた印象があります。湘南らしいフォアチェックを控えることでもあり、これが結果的に、ふわっとした印象を受けることにつながったのかなと思います。必然的に東京に攻め込まれることになるのですけど、もしかしてさんの計算の範囲内だとすると、東京は罠にはまったと言えるのかもしれません。

東京は湘南の入り方にシンクロナイズするかのようでした。今日の試合の入り方は素晴らしかったです。湘南がそのような事情を持つチームですし、湘南の代名詞はアグレッシブなムービングアタックですから、まずはしっかりと守備を整えることが必要だと思っていました。そして東京は、きっちり遂行します。湘南の攻撃は、シャドウのドリブルとWBの超高速オーバーラップに特長があります。なので、まずは縦へのルートを寸断すること、次に有効なスペースを与えないことが必要です。

縦へのルートは、アタッカーへのパス供給ルートを断つことです。この役は、ヨネと拳人が担います。湘南の中盤の構成は、前線の選手が下がってきてポストを受け左右にさばくか、永木が前目にポジショニングして基点になります。このハブポイントにヨネと拳人が襲いかかります。とくに今日のヨネは、ことトランジションに関しては完璧でした。ヨネは対峙する相手が態勢を変えようとするタイミングを捉えることに極めて長けています。相手が態勢を整えてしまうといろんな選択肢を与えてしまうのですけど、ヨネのディフェンスは、どっからでもかかってこんかいというよりかは、ピンポイントで急所を突くことにアートを見ることができるのだと思います。身体能力は極めて高いですけど、案外とフィジカルは強いわけではなく、またアジリティが高いわけでもないので、自分の特長をよくわかっているのだと思います。

東京は、これは2ndに入ってからチームとして向上していることですけど、守備網の距離感と配置が絶妙で、しかも守備モードへの切り替えがとてもはやく、アグレッシブな湘南をして攻め手を見つけられないほど堅牢です。強引に突破しようとすると、中央の秀人、モリゲ、まるで作る三角形の餌食ですし、中途半端にホスピタルパスを中央に戻してサイドチェンジしようとすると、ヨネと拳人に捉えられます。何よりもSB。とくに宏介です。宏介が1on1で軽いプレーを見せることがほとんど無くなりました。偶然かもしれませんけど、湘南はどちらかというと右サイドを得意とするチームです。なので宏介サイドが主戦場になるわけですけど、序盤はほとんど有効なクロスを上げさせませんでした。

湘南対策というよりも、基本プランとして守備を安定させた上で、さて攻撃です。今日は湘南を意識した布陣とプランで臨んでいたと思います。バーンズをスターターで使った理由は、裏を狙うことを意図したものだと思います。湘南はここ2年で初見なのですけど、今日見た限りでも3+2の中央ブロックが非常に堅固です。とくにポストをつぶす技術は、どの選手もできるほど、チームとしてのストロングポイントという印象を受けます。

湘南の、なかでも中央5枚のコンタクトは、とても特長的です。外からではおよそ分からないので、できれば直接合わせた東京の選手に聞いてみてもらいたいのですけど、もしかしたら体の当てかたが特長的なのかなと思います。まずコンタクトするタイミングがちょっとはやく感じます。パスを受ける手前ですでに体を密着する距離に縮めます。これだけでポストの自由度が激減すると思います。それから見た感じでは、低めのパスには上から、高めのパスには下からチャージしているように見えます。以上はあくまでも視認できる範囲なのですけど、それ以外にも、体を当てる箇所にも特長がありそうです。そして何より、湘南の各選手のガタイの大きさにびっくりしました。攻撃の高山と古林を含めて、誰ひとりとしてスリムな選手がいません。2年前に見たときは、永木などはまだひょろっとスマートな印象があったのですけど、ずいぶん分厚くなっています。広島の選手を見るような印象を受けました。ここが、スタイルが相似している山雅、山形との大きな差です。地味ですけど、このフィジカルを含めた守備の仕組みは、湘南スタイルを築き上げるにおよんで、重要な要素なのかもしれません。自分が見たかった、究極の昇格スタイルの設計図を確認できた想いがしました。

横道に逸れましたけど、なので東京は、積極的なコンタクトを避ける選択をしたのだと思います。今日は中盤を省略します。モリゲ、まる、秀人が長いフィードを前線に供給します。遼一のポストも工夫していました。ポストの際、最前線からちょっと下りてきて、バイタルエリアで構えます。それからポストも足元ではなく高いボールをもらい、フリックをダイレクトに裏に落としていました。そこにバーンズと慶悟が走り込むパターンが、今日のAプランだったろうと思います。

もしかしたら、湘南は織り込み済みだったかもしれません。結果的には、おそらく東京は一度も裏に抜け出すことができなかったと思います。それほど湘南の個々の選手の、受け持つ守備エリアに対する意識の高さが伺えます。ポストが入ってから次の選手に渡るまでは割と自由にできるのですけど、そこから先の湘南の守備網が堅かったです。序盤はバーンズにボールを集めます。バーンズは左右にポジションを変えながら1on1を仕掛けます。でも、航も三竿もバーンズの仕掛けに落ち着いて対処します。ここまで、東京の守備と攻撃のプランはいずれも完璧だったのですけど、唯一の誤算は、最終局面の仕掛人バーンズが機能しなかったことにあると思います。バーンズは、夏の代表戦以来キレがなく、好調のチームにあって心配ごとの一つです。

早々、湘南にアクシデントが起こります。アンドレがたぶん筋肉系の怪我で10分頃に退場します。スクランブルで島村が右CBに入ります。航が真ん中にまわります。終わってみれば、アンドレ退場の影響も島村と航で十分バックアップできていました。日頃からメンバーを固定していなかった成果が、チーム総力で安定感を作ることにつながっているのでしょう。これも湘南スタイルの重要な一部なのだと思います。

東京が攻撃権を持つも、湘南の高い守備の集中力の前にもたついていると、今度は湘南が、本来の湘南スタイルの起動スイッチをポチっとなします。前線がやおら激しいフォアチェックを見せはじめます。おそらくは、攻撃を意識してというよりかは、東京の攻撃の起点が後方のトライアングルにあると見て、最善のためにそこをケアしようという意図だろうと思います。キリノが猛然と中央にプレッシャーをかけます。東京の最終ラインは落ち着きもあるしスキルフルですから、まったく相手にしません。サイドを変えます。そこに高山と古林がこれも激しくプレスします。この2次アタックに対しても東京はびくともしません。でもこのフォアチェックが、ジャブのようにじわじわと次第に効いてきます。

少なくとも、東京がリズミカルにロングフィードを供給できなくなります。そこで東京は、攻撃のモードを少しアジャストします。ロングフィードを遼一の頭に付けるのをやめて、今度はバイタルエリアを活用します。遼一、バーンズ、慶悟が、代わる代わるバイタルエリアに下がってきて、ポストを受けます。この時、ヨネと拳人を高めに位置取らせ、シンプルに落とす前線のポストの受け役を担わせます。そこからサイドに展開。とくに、慶悟をアタッキングサードの左サイドに置いて、最終局面へのターニングポイントとします。狙いは当然、宏介。宏介から再三クロスがゴール前に供給されます。

もう一つ、この試合で心配だったのが、試合間隔です。東京が2週間開いたのに対し、湘南は間に天皇杯をこなしています。好調東京ですから、今はリズミカルに試合を続けたいところ。その上、逆に大黒柱のモリゲが代表戦の帰国直後のスクランブル。この心配が、まともに影響します。もっとも顕著に影響されたのが宏介でした。今日の宏介は、左足のフィーリングが良くなかったですね。終わってみれば34本のセットプレーを得ていて、18本だった湘南のほぼ倍。とくにFKが今季のアベレージを大きく上回っています。これは、いかに中盤の湘南のコンタクトが激しいものだったかを物語っていますけど、その是非はさておき東京中心でみれば、やはり宏介です。言わずもがな、東京の攻撃における最大のキーマンであり、今の好調の功労者ですから、今日はもう終わったことなので仕方ないので、早期に復調して欲しいと思います。いや復調してもらわないとホントに困る。ここのところ、宏介の周囲がどんどん結婚していて、さみしがり屋さんだから、意味は違うけどマリッジブルーなのかな。

セットプレーは宏介の精度だけの問題ではありません。湘南にも工夫がありました。ニアサイドを集中的にケアします。湘南のセットプレーの守備は、オーソドックスにマンマークとゾーンのハイブリッドです。ニアにストーンは2枚。ゴール内に1枚。それで、ニアにタイトな高密度空間を作ります。あとはマンマークの各自が集中を高めて密着すること。東京がこれにのせられました。ニアに人数をかけるあまり、ファアが手薄になっていました。宏介が苦し紛れにファアに送っても、受け手が揃ってませんでした。

こうして守備を安定させた湘南は、やおら攻撃に転じます。きっかけは征也です。湘南のストロングポイントは、先にも述べた通り2シャドウの個のドリブルと、両WBの突破力です。たぶん、試合ごとに相手との組み合わせでストロングポイントの有効性は変わってくると思います。まずは常套の、高山にドリブルを仕掛けさせます。でもこれは、徳永と秀人のケアの前に有効足らしめません。そこで湘南は、右サイドの仕掛けを試みます。20分過ぎくらいに一度、征也が自陣からロングランでオーバーラップします。この時ヨネがマークしますけど、征也のスピードについていけず、単純なよーいドンで置き去りにされました。もしかしたら湘南は、このシーンをポジティブに捉えたのかもしれません。執拗に征也のフリーランからの右サイドをアタックを繰り出すようになります。

湘南が攻撃に転じるのと時を同じくして、東京にネガティブなアクシデントが起きます。モリゲが、大介の突進を止めに入ったときに左膝付近を痛めます。これを境に、一気に東京の雰囲気が変わります。作戦面では、モリゲがフィードを蹴られなくなるので、起点の一つが失われます。さらにセットプレーにモリゲが参加できなくなって、重要なターゲットマンが失われます。それ以上に、チーム全体に不安感というか、何て表現したらいいのかな。えも言えぬ重い空気というか、モリゲは大丈夫なのかと心配する気持ちが、チーム全体に伝播していた思います。このことと湘南が攻勢に出たタイミングが一致したことが、東京にとって最大の不運でした。

そして、その不安が現実のものとなります。モリゲがキリノを倒してFKを与えますけど、この時のチャージがモリゲらしくなく中途半端でした。普段ならガツンと入っているところを、小手先で止めようとします。間違いなく足の不安に対する心理的な影響があったと思います。

前半アディショナルタイム。キリノがモリゲに倒されて得た、右サイドのアタッキングサード手前付近のFK。永木の逆サイドを狙ったシュートはブラダが弾きますけど、大外から詰めてきた高山の足元に入ります。高山は拳人が寄せる前にゴール前に折り返します。そこにいたのは古林だけでした。おそらく最初から永木が直接狙うことがわかっていた湘南に対し、競り合うことを想定していたらしい東京は反応が遅れます。東京0-1湘南。

このセットプレーでの接触で、モリゲがとうとう動けなくなります。スクランブルでカズが右CBに入ります。前半終了間際だったのでスクランブルの影響は無かったですけど、後半の攻守に不安を覚えました。

前半はビハインドのまま終了。

後半頭からミステルが動きます。バーンズに代わって翔哉が入ります。同時にシフトを4-4-2に変更します。翔哉はトップ。メイヤは右に拳人左に慶悟。モリゲのことは致し方ないので、まずは懸案になっていたサイドのケアだと思います。

征也を強調しましたけど、モリゲ負傷のきっかけになっていたとおり、大介も左サイドでアグレッシブな仕掛けを見せていました。スピードマンの征也に対し、大介はサイズに似合わずパワフルなドリブルで高山を後ろからバックアップします。ハイスキルで単独の仕掛けができるドリブラーを2枚、前後に並べている湘南の左サイドの布陣は、ちょっとあまり他に例を覚えていないので、とても興味深いです。ただ、基本的に1on1で仕掛けるので、徳永と拳人の対人守備能力に、秀人とカズを加えた守備網で対処できていました。

ただ気になったのが、東京の重心が下がったことです。守備重視モードの4-4-2では、時折重心が下がり過ぎることで失敗することがあります。2ndのマリノス戦が記憶に新しいところです。リトリートして受けることと重心が下がることは、見た目には同じなんですけど、なんて言うか相手の勢いの殺し加減が違うのです。

なので、守備の不安のほうが先行していたのですけど、攻撃のほうも攻め手をどこに見出すのかなと心配していました。やはり慶悟でした。左サイドにはる慶悟を基点として、内に翔哉外に宏介と、人数をかけた分厚い攻撃を仕掛けることができていました。そして、希望をつなぐゴールが生まれます。

50分。島村のペナルティエリア内からのクリアをヨネが拾い、翔哉に渡します。翔哉はボールのバウンドを測りながらルックアップ。ペナルティエリア内で慶悟がパスを呼び込んでます。慶悟は島村とキリノが寄せてきたのでターンはできず、いったんヨネに返します。ヨネはキリノと永木が寄せてくるのを見て、サイド変えようと徳永に戻します。ボールを待ちながらルックアップした徳永は、湘南がラインを揃えたのを見て、ラインの裏にロブスルーを送ります。これは俊介が頭でクリアしますけど、そのボールが慶悟に渡ります。胸で落とした慶悟は、バウンドのタイミングを測って、左足を軸にくるっと回りながら、右足を振り抜きました。ゴラッソ。東京1-1湘南。

大事なことは、失点後に当然攻勢を強める湘南をしっかりと受け止めることだと思いました。おそらく、東京守備陣にとっては、ここからの5分間の処理に、大きな悔いを残したと思います。時折見せる、スペースを埋めきれない内に高速カウンターを仕掛けられた時のバタバタが、この大事な局面で起こりました。試合を通じてもこの5分間だけだったので、ホントに悔いが残る、魔の5分間でした。そして、再度突き放されるゴールが生まれます。

55分。自陣で、俊介と対峙するヨネの背後から寄せた永木がボールを奪い、トランジションです。永木はゆっくりと左サイドをドリブルしながら東京陣に入ります。永木は秀人が見ています。永木の前、ライン際に大介がいますけど徳永が見ています。大介の後ろから三竿が上がっています。キリノが中央から左に流れていて、カズが見ています。永木の横、中央に高山がいてフリー。永木は高山を選択します。局面は中央に移ります。この時前線では、古林が右サイドから中に入ります。高山の横を征也がオーバーラップしています。征也は宏介がケア。その背後を古林が狙います。高山は古林とのタベーラを狙いますけど、古林のリターンを高山の前に入ったヨネがクリア。ボールは征也の前に転がります。ボールを待ちながらルックアップした征也は、ブラダと最終ラインの間を狙ったクロスを送ります。この時中央にキリノがいてカズが見ています。ファアに大介がいて徳永が確認します。徳永が視線をボールに戻した瞬間、大介が徳永の前に飛び込みます。この動きに征也のクロスが合いました。東京1-2湘南。

そこでさんが動きます。キリノに代えて祥史を同じくトップに投入します。チームをリフレッシュして同じプランの威力を継続する意図でしょう。

ミステルが動きます。拳人に代えてたまを同じく右メイヤに投入します。再度先行されたので、3CHに戻すかと思ったのですけど、シフトは変えませんでした。湘南のサイドの運動量が落ちず、脅威を与えられ続けていたので、リスクを負いたくなかったのだと思います。たまには、停滞していたチームに躍動感を生み出すことを期待したのでしょう。

続いてさんが動きます。古林に代えて大槻を同じく右シャドウに投入します。あくまでもやり方を変えることなく、前線から攻撃面での脅威を与え続けるという意図です。

正直に言うと、一度追いついたことだけでもよくがんばったと思います。モリゲの離脱は、想像以上に大きな影響をチームに及ぼしました。流れのなかでは、湘南の中央5枚があまりにも堅固だったので、セットプレーにしか可能性は無いかなと思っていました。宏介が不調だったこともありますけど、ターゲットマンの不在も、宏介に少なからずの影響を及ぼしていたと思います。モリゲの怪我が深刻なものでないことを祈ります。

祈りながら奇跡を願いましたけど、ふたたび追いつくことはありませんでした。東京1-2湘南。選手を信じ、鼓舞する試合後のYou'll Never Walk Alone♪

湘南は今日の結果で来シーズンのJ1残留を決めました。おめでとうございます。湘南は、昇格モデルをチーム全体で意図して極めることを選択し、それを成し遂げたクラブです。闘いかたは好みではありませんけど、とてもリスペクトします。

Jリーグは残り3試合。広島と鹿島が粘り勝ちしましたので、2ndステージの勝ち点差は7に広がりました。順位もマリノスとガンバに抜かれて5位。金曜日までの2週間のワクワク感から、一気に現実に突き落とされてしまいました。正直キビしいですね。年間順位はガンバが勝って勝ち点2差に詰め寄られましたけど、依然3位をキープしています。2ndステージを広島が獲っても鹿島が獲っても、いずれにしろこの順位を維持できればCSに出場できます。サッカーは下克上を起こし易いスポーツだと思います。だからこそ、優勝の可能性があるチームとサポーターは2ステージ制を嫌がったのだと思います。今、今年の変則レギュレーションの恩恵を一番受けているかたちになって遺憾ではありますけど、ルールはルール。仕方ないもん。とにかく、なにがなんでもCS出場権を獲得できるよう、がんばってほしいです。

さあ、次はいよいよ加賀さんとの再会マッチです。メンバーに入ってくれるかな?。


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