今年も桜が咲きはじめました。
春ですね。日本です。
今年は開花してから寒い日が続いて、満開までが長いようです。いつもより桜を長く感じられるようです。
春は別れと出会いの季節。連続テレビ小説も改変の時期です。平成28年度前期連続テレビ小説は「とと姉ちゃん」でございます。ヒロインは、ごちそうさんの希子ちゃんの記憶が新しい、高畑充希さん。
ひと足はやく、恒例の予告番組がありまして観ていましたら、いきなりなんだか見覚えのある景色が流れてきました。とと姉ちゃんのロケは、静岡県内と木更津と大田原であったことが分かってたので、まさかと思いました。
しばらく観てたら、間違いない!。わが地元、東京小金井の江戸東京たてもの園が映っているじゃありませんか!。
大橋鎭子さんのゆかりの場所があんまり残ってないということなので先取りの旅をするつもりはなかったのですけど、地元でロケしたと知って、朝ドラロケ地巡りマニアの血が鎭まるわけがなく。
というわけで、わが地元の隠れたロケ地の名所、小金井公園内にある江戸東京たてもの園をご紹介いたします。あくまでもとと姉ちゃんロケ地目線ですので、広い園内の5分の1程度の紹介になることをご容赦ください。
ちなみに園のスタッフさんにお聞きしましたら、今のところ小金井ロケは、第1週と第2週に登場するそうです。浜松の街並みのシーンなのだそうです。浜松なんだけど実は東京で撮ってるって見た人はわかんないよねーってスタッフさんと笑っちゃいました。というわけで、たぶん小金井の登場は冒頭の2週間のみだと思います。
本編が放送されてからあらためて江戸東京たてもの園ロケ地巡りをやりたいと思います。とと姉ちゃんロケ地巡りのスタートを地元小金井ではじめられそうで、ワクワクします。渋谷が先かもしれないけど。
江戸東京たてもの園への公共交通機関のルートはいろいろあります。今日は一番メジャーで分かりやすい武蔵小金井ルートでご紹介します。武蔵小金井駅は改札が二つあります(今年小さいほうのnonowa口ができました)。大きいほうの改札を出て、北口に向かいます。
江戸東京たてもの園へは健常なかたでしたら徒歩で30分強です。北口を右に出てすぐのここをひたすら北に歩くと江戸東京たてもの園のある小金井公園です。関東ローム層らしく南から北に向けて緩やかに窪地を登り下りします。後でご紹介する西武バスルートと小金井公園西口で合流します。
今日はバスルートをご紹介しますので、北口を左に出ます。
なお今度の週末は、恒例の小金井桜まつりです。
すぐの横断歩道を渡って、右手の西友の前に西武バスのバス停があります。2番のりばか3番のりばで、どれでもいいので来たバスに乗ってください。
バス停に次のバスの到着時間が表示されていますのでご参考に。
約10分ほどで小金井公園西口に到着です。ここで下車します。
バスを降りた来た小金井街道をちょっと戻って、ここを渡ります。
渡って左にちょっと進むと、小金井公園の西口です。
西口付近は櫻の園といって、とと姉ちゃん第1週の頃は満開になってると思います。
ここを左折したほうがちょっとだけ近道なのですけど、桜の時期は広いほうを道なりに進むほうが楽しいです。
ここを左折。
たてもの園前広場は花見の名所です。正面に見えるのが、江戸東京たてもの園です。
もうひとつの武蔵小金井ルートをご紹介します。関東バスルートです。こちらのほうがバスの本数が少ないですけど、歩く距離先が短いので、足の不自由なかたには良いかもしれません。先ほどのパチンコ屋の前の横断歩道を渡って左折。
ドンキの前の4番のりばです。
関東バスは小金井橋で五日市街道を東に入ります。西武バスルートでは五日市街道は小金井橋を渡るだけですけど、関東バスルートは、江戸中期以来の桜の名所玉川上水の桜街道をちょっとだけ楽しめます。五日市街道の桜は山桜で、種類も多いので比較的長く桜を楽しむことができます。小金井公園前で下車。
今きた五日市街道をちょっとだけ西に戻って、すぐを右折。
小金井公園正門です。まっすぐ進むと江戸東京たてもの園です。
入ると左手にカウンターがあってチケットを買います。自動販売機はありません。大人は400円也。右手にグッズ売り場もあります。小金井公園のキャラは市内にあるスタジオジブリのデザインです。
この通路を通ります。
エントランスの建物内に、広くはないけど結構立派な展示コーナーがあります。今は小金井の桜をテーマにした展示をやってます。
エントランスの建物を出ると、いよいよ江戸東京たてもの園です。
江戸東京たてもの園の全景です。ロケ地は東ゾーンです。
東ゾーンは右手。
高橋是清邸の前を通過します。
生垣に沿って進みます。
ここもまっすぐ。
しばらく道なりに進むと黄色い路面電車とシルバーのバスがある広場に出ます。
路面電車の前、東エリアです。
それではお待たせいたしました。とと姉ちゃんロケ地先取り巡りをはじめます。まずは、下町中通りを南側から見た全景です。こちらはとと姉ちゃんのオフィシャルポスターの背景のモチーフとして使われています。手前左右の四軒、左手の植村邸と右手の丸二商店、花市生花店、武居三省堂です。公園施設内とはいえ地元小金井の風景が朝ドラのオフィシャルポスターになるなんて、誇らしくて大感激です。ポスターのデザインは先週告知されていたのですけど気付きませんでした。たてもの園のスタッフさんとお話してて、ポスターもたてもの園なんですよって教えてもらい、びっくりしました。
予告のオープニングでとと姉ちゃんこと常子さんが走っていた商店街。下町中通りです。園のスタッフさんにお聞きしましたら、ロケは1月下旬の休園日に行われたそうです。
走る常子さんの背後に映ってた建物。千と千尋の神隠しで有名な子宝湯です。
君子さんが鰹節を物色してた商店街。花市生花店、武居三省堂です。
高畑さんが紹介されてた商店街。川野商店と小寺醤油店です。
小橋シスターズが荷物を担いで歩いてた商店街。
最後は、鉄郎おじさんと子ども頃の常子ちゃんが歩いてた商店街。大和屋本店です。
園内のアテンドのスタッフさんは地元のボランティアさんなんですけど、やっぱり江戸東京たてもの園がモチーフになっているメジャーな作品は千と千尋の神隠しですから、お客さんに紹介するときも千と千尋をベースにお話してるようです。
朝ドラのロケ地は最近注目されていますから、もしかしてら今年はとと姉ちゃん目当てでたてもの園に来られるかたもいらっしゃるかもしれません。僭越ながら、予告を観た限りで映っている建物をスタッフさんにお伝えしました。お話に加えてくれるかな(^^;;。
この下町中通りは、朝ドラはとと姉ちゃんが三回目です。過去は、純情きらりとおひさまです。純情きらりでは桜子さんが東京時代に住んでた街として、東ゾーンだけでなく西ゾーンもセンターゾーンも使われてました。
下町中通りを純情きらりから10年がたちました。竹蔵役の西島秀俊さんと木村多江さんも純情きらり以来10年ぶりの朝ドラ出演ですね。ついでながら純情きらりの主舞台の岡崎市は、今年市制100周年なのだそうです。
おひさまでは、白紙同盟の三人が映画を観に来た松本の街として一度だけ登場します。おひさまも5年たちましたね。これから江戸東京たてもの園は5年周期で使われるのかしら?w。
実際に放送されるシーンは少なそうだけど、ととこと竹蔵さん以外の小橋家がみんな出てくるので、印象的なシーンになりそうです。常子さんがもう大きいので、主に登場するのは第2週なのかな?。
新しい朝ドラのはじまりは毎回楽しみですけど、地元がロケで使われているので格別です。ワクワクします。