大阪でございます。今年初見の染井吉野です。東京でも開花したとか。春本番はもうすぐそこですね。
マッサン本放送中、最後のロケ地巡りでございます。
大阪から京都に出て、山陰本線で向かいますは、亀岡市。JR並河駅です。亀岡を流れる大堰川の名前の町、大井町です。
駅前のロータリーを出て右、北側に進みます。
県道402号線に出ます。
この先で右折。
街路を進みます。
突き当たりを右折します。
JR山陰本線をくぐる道を進みます。
鉄道をくぐり抜けると、亀岡ののどかな風景が広がります。気持ちいい田舎道を歩きます。
桜並木の先に、大堰川の土手道があります。桜のつぼみがずいぶん膨らんでいましたから、もうすぐ一年で一番美しい季節がやってきます。
では、ロケ地巡りをはじめます。早苗さんに諭され、エリーがスコットランドに帰ろうとしていた土手道です。エリーが乗った乗合バスが曲がったT字路。
マッサンが乗合バスを追ってた竹林。
マッサンが駆け上がっていたのはこの道です。
「おどりゃあ! 何やっとんじゃ! ひかれたいんか!」。エリーが乗ってたバスから見えた川。
「Should auld acquaintance be forgot, And never brought to mind? Should auld acquaintance be forgot And auld lang…♪」。マッサンがバスを止めた道。
「政春」。マッサンがエリーを引き止めていた河原の道。
「はあ…。わしを置いてどこにいくんね」。
「政春のお母さん…政春…愛してる。すごくたくさん愛してる。いっぱいいっぱい愛してる。お母さんが政春を思う気持ち、よく分かりました。私、すべてを捨てて日本に来た。だけど、一つ後悔があります。それは…ママに分かってもらえなかったこと。ママの反対を押し切って日本に来てしまったこと。とても…とても悲しい。今でも悲しい。だから、政春、親子の縁切る? ダメ!。政春。お母さん、大事にしてください。私がいると、政春とお母さん、仲良くできない。だから、私…帰ります」。
「許さん! 日本は亭主関白の国じゃ!。嫁は黙って夫の言う事きくもんじゃ!。わしにはのう…。エリーのおらん人生は考えられん。無理して日本人になんかならんでええ。エリーはエリーのまんまでええ」。マッサンが立っていたのはこの辺り。
「そのまんまのエリーで…。わしのそばにおってくれ」「政春…」「教えてくれたじゃろうが。スコットランドの「蛍の光」は、悲しい別れの歌じゃない。愛する人との、再会を祝う歌じゃいうて」。エリーが立っていたのはこの辺り。
「この手… 離すなよ」「はい」。
「エリー」「政春…」「エリー!」「アハハッ!」。
「お互いの愛を確かめ合った、エリーと政春。けれど、2人が進む道には、更なる困難が待ち受けているようです」。
続いて、早苗さんに実質夫婦と認めてもらったマッサンとエリーが竹原から大阪に帰る時に通っていた土手です。「♪安芸のヨーホイ 宮島のヨーホイ」「♪ヨイヤーナー ヨイヤーナー」「♪廻れば ヤレ七里ヨーホイ ああ浦はヨーホイ」「新たな決意を胸に、マッサンとエリーは大阪へ向かいました」。
「マッサン!」「何じゃ?」「大将しかいない」「え?」「マッサン、鴨居商店に行こう!。ウイスキー造るには、大将に頭下げるしかないでしょ」「それしかなぁのう」「マッサン」「大将んとこ行くんが、一番近道じゃのう」「はい。帰ったら、すぐ行こう!」「すぐ!?」「はい。Good deeds should be done quickly. 一緒に行こうか?」。
「一緒にて。わしゃ子供じゃなぁど」「マッサン、時々子供になる」「何じゃと~!」「OhO OhO.ハハハハ」「こら!」。
「ハハハッ。大将~! 待ってて~!。マッサン、鴨居商店に行きまっせ!」「何が何でも、ウイスキー造ったるど~!」「はい! 日本で初めての男になるんじゃ~!」。
最後に、鴨居商店に就職することが決まったマッサンとエリーが、俊兄にもらった一升瓶を持って竹原の実家から駅に向かって歩いていた土手です。「お母さんの言うとおり、どんなに頑張っても、私は日本人にはなれない」。
「エリー…」「だけど、私、日本人の心を持った、スコットランド人になりたい」「のう、エリー。ずっとずっと、わしの嫁さんでおってくれ」「どうしようかな~」「何ね?」「フフッ。マッサン!」「ん?」「いよいよ始まるね!」「エリー」「ん?」「ほんまにありがとう!」。
「マッサン、やっとボートが持てたね!」「ボート?」「うん。フフッ。翼がないマッサンに、ボートが!」「ボート…?」「うん。フフッ。Just like song mine. The water is wide, I can't cross over, And neither have I wings to fly. Build me a boat That can carry two And both shall row, my love and I♪」「夢の大海原へ、小船を漕ぎだした、マッサンとエリー。しかし、まだまだ嵐吹く日々が待ち受けているようです」。
今週、とうとう最終週を迎えたマッサンに、亀岡の清廉な空気に想いを乗せた春3月でした。次のマッサンロケ地は、夏に再会します。それまで、行って帰り(^_^)/~