2014年も2月になりました。風邪が流行っておりますけど、皆さまくれぐれもご自愛くださいね。自分は正月そうそう、風邪をひきまして、結局完治に3週間ほどかかりました。
この冬、仕事で隔週札幌にお邪魔しています。冬の札幌といえば、雪と氷。雪まつりですね。まだ見たことがないのですけど、仕事のときにわざわざ人が多い雪まつりシーズンに行くことはないだろうと思い、期間中は外しました。でも、雪像を見てみたくて、大通をチェックです。1月中旬に来たときは、まだ雪像はおろか、仮組みもまだなかったです。
でも準備は進んでいるようで、工事のためのプレハブは既に出来ていました。
1丁目J:COMひろば。テレビ塔のもとに、スケートリンクです。
2週間後、ふたたび1月の札幌に来ました。
すすきの?。
ニッカおじさんでございます。デカイです。
まもなくソチオリンピックですね。選手の皆さん、ベストな結果を目指してがんばってください。結果がどうであれ、全力を出し切ってオリンピックの舞台でプレーする喜びを感じられるなら、大成功だと思います。力いっぱい楽しんでください。
翌朝、大通公園会場に来てみました。2週間前とはうって変わって、雪まつりの準備が目に見えて進んでいます。
3丁目HTB PARK AIR広場。「白い恋人PARK AIRジャンプ台」です。
つづいて、4丁目毎日氷の広場。大通公園会場は雪像がメインなのですけど、珍しく氷像です。「大氷像 台湾-伝統とモダン」です。
氷の彫刻もありました。
いよいよ雪像です。5丁目 STV広場。
大通の雪像作りは、自衛隊の皆さんが担われています。雪上訓練の一貫なんだそうです。雪像ごとに担当部隊が違うんですね。5丁目は、いわば主力部隊。陸上自衛隊 第11旅団第11特科隊、第11後方支援隊、第11偵察隊、第11高射特科中隊、第11特殊武器防護隊。
今年はこれがモチーフです。もちろん、ソチオリンピック。どさんこがいっぱい出てますからね。
「大雪像 ウインタースポーツ天国、北海道!」。
スピードスケートはほぼ出来ているようです。右手、フィギュアスケートは大丈夫なのかな?w。
6丁目 市民の広場。「中雪像 札幌らしい特色ある学校教育キャラクター(ゆっぽろ、ちっきゅん、おっほん)」です。
同じく6丁目は、食の広場です。「北海道 食の広場(Hokkaido Winter Food Park)」。メニュー見てると、よだれが出てきますw。
大雪像は何人もかけて作られていますけど、このような小ぶりの雪像は一人で作られているんですね。それにしても、どっかで見たことがあるこのキャラ、なんだっけ?。
7丁目 環境ひろば。「大雪像 ?すべてにLOVEを?」。こちらは民間の制作です。札幌市大雪像制作団。
足場はありますけど、向かうは雪のかたまりですから、やっぱり危険な作業ですよね。ご苦労様です。怪我のないよう、気をつけてくださいね。
こちらは、8丁目 雪のHTB広場。大雪像 イティマド・ウッダウラ(インド)。制作は、陸上自衛隊 第18普通科連隊、第11施設中隊、第11通信中隊。10時30分が毎日の作業開始のようです。ちょうどそのタイミングに居合わせましたら、放送がありました。「第11通信中隊の皆さん、本日の作業開始です。今日もしばれるけど、足元に気をつけてがんばりましょう」。
大通公園会場はまだまだ続きますし、すすきの会場には雪像があるのですけど、時間と寒さで限界でしたw。最後に、7丁目 HBCマレーシア広場。
「大雪像 スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」です。
陸上自衛隊 北部方面通信群、第101指揮所通信大隊の制作。
案外軽装なのは、やはり北海道に駐屯しているからですかね。
雪像の制作はとてもシステマティックです。現場監督がちゃんといて、下から作業の指示をしています。部隊によってはBGMもあって、隊員の皆さん、前向きで楽しそうに作業してました
正直、実際に作業を見るまでは、雪像作りに自衛隊?ってイメージだったのですけど、訓練とはいえ札幌の冬の一大観光イベントを支えるわけですから経済的に意義深いことですし、作業自体も機能的で、良い訓練になるんだと思います。
ちょうど中央の建物の先端にのる塔が用意されていました。乗っかるまで見てようと思ったのですけどなかなか乗らず、寒くて断念しました。その間、この隊員さんはずーとこの状態w。
残念ながら、雪まつりの本開催は見ることができないのですけど、雪像のかたちがほぼ出来ていて、雰囲気を感じることができました。加えて、制作途中の様子を見れたことも意義深かったと思います。本開催は、さぞや盛況なんでしょうね。