1)永遠の夢に向かって
2)ROCKs
3)戸惑いながら
4)あなただけ見つめてる
5)Return To My Love
6)Stay with me baby
7)孤独ヶ丘に見える夕陽
8)GYPSY
9) 白いGradation
10) Rainy Days
11) 夏が来る
早速、『CD日記 邦楽編』に踏み出しましょう。
「邦楽で気になるアーティストといったら…」と、当時、邦楽に踏み込もうと思っていた私が気に入っていたアーティストが、大黒摩季でした。
2012年現在、自身の体調の都合により活動休止している彼女ですが、パワフルなVoで力強く歌い上げるアーティストで、 1990年代はヒット曲を数々生み出しました。
反面、ライブやテレビ出演を行わないアーティストで、1997年にライブ活動を行うまでは、“謎のアーティスト”といった見方もされていたようです。
このアルバムは彼女の通算4作目。パワフルなロックあり、また穏やかな曲もありと、バランスの取れた作品だと思います。
1)、4)、9)、11) はシングル曲。
中でも、ラテンリズムを取り入れたパワフルなロックの11)は彼女の代表曲の1曲でしょう。この歌は、“理想の男性との出会いを待ち焦がれる”女性の気持ちを歌っています。
後年、大黒摩季はエッセイ本の中で、“今後、「夏が‘来た’」といったような、その曲のその後を歌う曲を書くのも面白いかもしれません…”といった趣旨のことを述べています。
実際、この曲のその後を歌った『夏が来る、そして…』という曲を2003年に出しています。曲中の主役の女性は、残念ながら素敵な男性とは出会っていないのですが、“夏が来る”の頃より、主役の女性がもっと大人になった姿が伝わってくる曲です。2曲を続けて聴くのも、面白いかもしれません。
このアルバムで、私が特に好きな曲が2曲。彼女がパワフルに歌い上げる、切ないバラードの6)。
そしてもう1曲は、アコースティック調で始まり、曲後半で盛り上がりを見せる7)。盛り上がりのところでグッと来るんですよね。
以後、私は彼女の作品を聴いていくことになります。
なので、大黒摩季は私の音楽生活における“日本人アーティスト枠”で、先陣を切ったアーティストでした。
[CD日記 邦楽編 # 1]
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