※ジャケットは限定盤仕様
1)Luft -Opening-
2)Luft
3)夜蝶
4)Bind
5)紫苑
6)Dual Personality
7)Across
8)Ultimate Melodious (Album Version)
9) Eversince (Metal Version)
10) Deep
[CD日記 邦楽編]もスタートしましたが、時系列で書いていると,、なかなか日本人アーティストが登場しないので、リアルタイムでの作品もアップしていきます。
このブログにもたびたび登場している、ガールズ・メタル・バンドのALDIOUS(アルディアス)を取り上げることにしましょう。
彼女達は、2008年に結成。関西を中心にライブをこなしながら、活動してきました。
メンバー・チェンジはあったものの、Rami(Vo)、Yoshi(g)、トキ(g)、サワ(b)、Aruto(dr)のメンバーで2010年7月、シングル『DEFENDED DESIRE』でインディーズ・レーベルからデビュー。残念ながら、2012年6月にVoのRamiが健康上の理由で脱退。同年8月に2代目VoにRe:Noを迎え、現在に至っています。
私が彼女達を知ったのは、HMVオンラインでデビューの告知を見たのがきっかけ。
このジャケに写っているように、ドレスをまとった、派手な出立ちが印象的だった私は、デビュー・シングルを試聴してみたのです。
外見からギャンギャンしたサウンドを聴かせるのでは?、と想像しちゃいますが、それが意外にもメロディアスで、綺麗なHR/HM。それで「ちょっとシングルを買ってみるか…」となった訳です。そのシングルのカップリング曲も奥行きがあり、アルバムも楽しみとなってきました。
さて、この作品はシングル・デビューから3ヶ月後に出た、彼女達の1stアルバムです。
全体的にガリガリした、ストレートで、ちょっとダークなHR/HM作品。トータルタイム42分というのも、聴きやすいです。
VoのRamiは、中低音型のヴォーカリスト。私自身、変にギャンギャン歌い上げるVoよりも、こういうタイプ方が好きなので、安心して(?)聴けます。
3)はメロディアスでファストなHM。しかしVoが妖艶なところが魅力。曲が始まって、1分後あたりでちょっと聞こえる、バスドラの連打がカッコいいです。
この作品の中で一番好きなのが5)。泣きのギターが響く、ミディアム・テンポのHRバラードです。
HR/HMの曲が並ぶ中で、ピアノとシンセのみのバラードの7)は光るものがあり、心に響いてきます。
ラストの10)は“どんな事があっても、乗り越えて、頑張るから…”という意のメッセージソング。実はVoのRamiの作詞した曲。のちに彼女が脱退する際、この曲の歌詞がファンへのメッセージとなり、その時は胸が熱くなるものがありました。
傑作とまではいかないかもしれませんが、泣きのギターやツイン・ギターのハモリが聴けるところもあり、「彼女達、いいものを持っているよね」と期待を持たせる作品です。
HR/HM誌BURRUN!も推していたこともあり、洋楽HR/HMファンも受け入れられたようです。
購入の際、実はそれほど期待をしていなかった私。実際に聴いてみるとかなり気に入り、何回も聴きました。
2011年春に初のワンマンライブを敢行。その時足を運び、感動しました。(記:ライブレポ # 8 )その後もライブに行き、ファンクラブにも入会しました。(笑)ちなみに、来月にもライブが予定されており、足を運ぶ予定です。
彼女達はジャケットから、ツンッと澄ましたイメージですが、実は関西気質の気さくな、可愛いお嬢さん達。中でも私はリーダーである、ギターのYoshiの大ファンです。(笑)
まさかここまでお気に入りのバンドになるとは思ってもみませんでした。(笑)
[CD日記 邦楽編 # 3]