音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

440 お買い物 (2020 / 7月購入分)

2020年08月18日 20時31分39秒 | 音楽コラム
2020年7月に購入した音楽ソフトのお買い物報告です。

1) CHICKEN SHACK / 40 BLUE FINGERS ◆※
2) 〃 / O.K. KEN? ◆※
3) ARETHA FRANKLIN / LET ME IN YOUR LIFE ◆※
4) AVERAGE WHITE BAND / AVERAGE WHITE BAND ◆※
5) BETTY WRIGHT / HARD TO STOP ◆
6) FREDA PAYNE / REACHING OUT ◆
7) RAMI THE REQUIEM / SERIAL KILLER ◆
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。


7月下旬には仕事が忙しくなる予定を控えていた事もあり、昨今の事情から休日にお買物dayを設定し、出掛けることを控えました。
結局は職場エリア内の某CDショップの支店にちょっと立ち寄ったのと、ネット通販で買い物をしたくらいでした。

三大ブリティッシュ・ブルーズ・バンドの1つ、チキン・シャック。
一度手放すも、ここでまた聴き直したくなり、1)と2)を買いました。
簡単に言えば、正統派のブルーズ(orちょっと暗めのブルーズ)をプレイするバンド。2)の2ndの方がより柔軟性を持ったブルーズをプレイしています。
2)のオリジナル音源は曲間におふざけのようなトークが挟まっています。1990年代の旧規格CDはオリジナル音源収録だったのですが、今回買った2年前の廉価リイシュー盤(2005年リマスター音源仕様だとか)は、それがカットされていました。そうなると、オリジナル音源CDで聴き直したい気も(笑)。↓↓↓

                
                2) CHICKEN SHACK / O.K. KEN?

ちょっと深い作品をリイシューするレーベル‘ウルトラ・ヴァイヴ’からソウルなどの廉価リイシューCDが登場。このレーベル、ここ数年、面白い作品がリイシューされ、毎回注目しています。
その中で今回は4)~6)を買いました。

4)は、2015年3月の買い物で入手したのですが、結局はあまり響くものが無く、手放しました。
近年'60~'70年のソウル、R&Bを聴くので、再チャレンジしてみました。
一言で洗練されたソウル、ディスコ系。以前聴いた時よりも、深く聴けそうです。↓↓↓

                
                4) AVERAGE WHITE BAND / AVERAGE WHITE BAND

6)は、私が最近知ったソウル・シンガー。
元々はジャズ・シンガーだったそうですが、ソウル系の新レーベルへ移籍。モータウンを離れたスプリームスの元ライター達のプロデュースで『BAND OF GOLD』(1970)を発表。そこでは、スプリームス系の弾んだサウンドをバックに、張りのある、しかしどこかチャーミングなVoで歌っています。
この『BAND OF GOLD』(通算3作目。ソウル移行の内容としては1st)も、とてもいいアルバムです。
今回の6)は5thアルバム。『BAND OF GOLD』より幅の広がりを感じられます。
彼女の持ち味のVoを聴けるのはもちろんですが、アルバム前半は歌い上げ系、後半はリズムのあるソウルといった印象の作品です。↓↓↓

                
                6) FREDA PAYNE / REACHING OUT
                 「私のビキニ姿、どうかしら?」と言われている感じのジャケ写。
                  惹かれちゃいます(笑)。

[音楽コラム #201]
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439 Every Little Thing 『Time to Destination』〈1998 日本〉

2020年08月09日 16時06分21秒 | CD日記邦楽編
                      

                      1)For the moment
                      2)今でも…あなたが好きだから
                      3)Face the change〈Album Mix〉
                      4)Old Dreams (instrumental)
                      5)モノクローム
                      6)All along
                      7)Hometown
                      8) 出逢った頃のように
                      9) Shapes Of Love
                      10) True colors
                      11) Time goes by 〈Orchestra Version〉


Every Little Thing(以下:ELT)の2ndアルバム。
ELTを初めて聴いたのは、友人の車の中でした。それは1stアルバムだったのですが、持田香織の温かみにある、優しい歌声と楽曲の良さに魅了されました。
このアルバムの1)が好きで、リアルタイムに買ったアルバムです。

ミックスやバージョン違いはあれど、1)、3)、8)、9)、11)はシングル曲。11曲中、5曲がシングルでの既発曲なので、準ベストアルバムっぱいところもあります。J-POPSのアルバムでは、それがお決まり(?)の構成要素ですが…。
とは言え、単にそれらを並べている訳では無く、アルバムオリジナル曲の配置の仕方も良く、とてもバランスの取れた、密度のあるポップスアルバムだと思います。
アルバムオリジナル曲では2)や6) あたりがいいですね。持田香織のVoの良さが活かされているような気がします。
アルバムのオープニングは、シングル曲の1)を挨拶変わりとし、次にオリジナル曲のバラード2)でアルバムの世界へ引き込む…。良い流れになっていると思います。

この時のELTは3人グループ。アルバムのプロデューサーでもあり、キーボードの五十嵐充(2000年に脱退)の“アルバムの収録時間は40分前後が程良い”という意の発言を、何かの記事で読んだことがあります。五十嵐氏はそれを考慮してか、このアルバムは約46分。時間の長さが程良く、内容と併せ、とても聴き心地(?)の良いアルバムになっています。
私はこの考えに賛同できます。昨今、多くのアルバムで散見される“収録時間は70分台は当たり前!(だって、たくさん収録できるし!)”傾向は、コンセプト作品やベスト盤以外では長過ぎると思います。もちろん現代はアナログ盤の時代ではないので、せいぜい50~60分が適当だろうと思います。

小室哲哉氏プロデュースのglobeに見られる、“女性Voと男性2人の3人組形態”。そのglobeと同じレーベルからELTも登場(両者曲調は違いますが)。後年同じグループ形態のday after tomorrowやgirl next doorも登場します。それが、このレーベルでの“鉄壁ポップス”となっていったような気もします。

今やELTもベテランの域に入るのではないでしょうか。
上記アルバムは、ELTの“快進撃期”の頂点のアルバムだったと思います。

[CD日記 邦楽編 # 8]
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438 JIMMY PAGE, ROBERT PLANT 『WALKING INTO CLARKSDALE』〈1998 イギリス〉

2020年08月01日 20時31分26秒 | CD日記 '90洋楽編


1)SHINING IN THE LIGHT
2)WHEN THE WORLD WAS YOUNG
3)UPON A GOLDEN HORSE
4) BLUE TRAIN
5)PLEASE READ THE LETTER
6)MOST HIGH
7)HEART IN YOUR HAND
8) WALKING INTO CLARKSDALE
9) BURNING UP
10) WHEN I WAS A CHILD
11) HOUSE OF LOVE
12) SONS OF FREEDOM
13) WHISKEY FROM THE GLASS


ジミー・ペイジとロバート・プラントで新作を出す…。と聞けば、それは期待をしちゃいます。ちょっと控えめに言っても、楽しみにしちゃいます。
何せ、1994年の『NO QUARTER』を聴けば、それがMTVの企画番組出演と言えど、ZEPの曲をプレイしたので、“今後、もし2人の新作が出たら…”と期待をしちゃうものです。

それが、このアルバム。
私にはどうしても、濃紺のジャケと相成って、全体的に“どよんっ”とした印象です。
プラントにZEP時代のハイトーンVoを求めてはいけませんが、彼のVoは控えめなスタイル。
ペイジのギターも、曲によっては単に掻き鳴らしているようにも聞こえます。
シンプルで、ややラウドな音像を狙ったのでしょうか?しかし、どこか空回りしています。
初めて聴いたときは、正直、「何がやりたいのかなぁ?」と思いました。
しかし最近思ったのですが、ZEPの『フィジカル・グラフィティ』収録の“SICK AGAIN”に、音の“空気感”が近いような気も。もちろんここではジョーンズや、ボーナムはいません。 あくまで“音の空気感が近い”ということです。

6)は彼らの好きなエスニック調のロック。
5)のような叙情的な曲や、ペイジのギターが火花散っているようなHRの9)はいいと思います。
中でも好きなのはバラードの10)です。ペイジのリヴァーヴのかかった浮遊するようなギターが印象的で、心染みる曲です。
あえてZEPに近い曲と言うなら、12)かも。イントロで「んっ!?」と思いますが、ペイジのギターがちょっとヨレている感もするし、曲も空回りしちゃっています。

このアルバムから遡ること5年前、ペイジはデイヴィッド・カバーデイルと『COVERDALE ・PAGE』を発表しました。賛否はありましたが、『COVERDALE ・PAGE』の方が硬質で、且つ奥の深いHR/HMのアルバムで良かったと思います。
1988年のペイジのソロアルバム『OUTRIDER』も聴いていますが、ZEPサウンドの再来では無いにしても、“ギタリスト・ジミー・ペイジ”を聴くことができ、この『WALKING INTO CLARKSDALE』と比べると、『OUTRIDER』の方がいいのかなと思えます。
旧友ロバート・プラントとアルバム制作をしてけれど、結果として、良い化学反応が起こらなかった…。この作品は残念なアルバムになってしまった感があります。

決して、このアルバムを否定している訳ではありません。
どこか好きなところがあり、現在もライブラリーに収まっております。
発売当時、仕事が忙しい期間で、それが落ち着いてからの楽しみとして買ったのです。4月の陽気の良い頃でした。
そのような事も含めて、私には思い出のあるアルバムです。

[CD日記 '90洋楽編 # 27]
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