音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

464 お買い物 (2021 / 6月購入分)

2021年07月31日 15時13分46秒 | 音楽コラム
2021年6月に購入した音楽ソフトのお買い物報告です。

1) HONEY CONE / TAKE ME WITH YOU
2) 〃 / SWEET REPLIES
3) 〃 / SOULFUL TAPESTRY
4) 〃 / LOVE, REACE & SOUL
5) 井上陽水 / 断絶 (LP)
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。


ほとんど買い物をしていません。

音楽誌『レコード・コレクターズ』2021年6月号の特集は、“ 1971年の音楽地図 ”でした。この特集はいろいろ勉強になります。
掲載されたアルバムで、また多数のチェックが入りましたが、その中の1つが女性ソウル・グループのハニー・コーンでした。
この数年、彼女たちのアルバムが期間限定廉価リイシューされていたのを知り、オンラインでまとめ買いしました。それが1)~4)。
まずは上記音楽誌で紹介しれていた3)を聴いています。ジャクソン5系の躍動感も持ち合わせているソウルを堪能できます。ラテン・リズムを取り入れた曲もあり、魅力のあるアルバムです。↓↓↓


3) HONEY CONE / SOULFUL TAPESTRY


井上陽水というと、現在ではロマンチックなポップスを歌う印象ですが、初期はストレートで尖った(?)歌でした。
5)は彼の1stアルバム。このアルバム収録の‘ 傘がない ’がやっぱりいいですね。世の中へ対し「何言ってんだか?」と、冷ややかに見ているような一節がありますが、その点は現在でも十分共感できるものがあり、ゾクッとする1曲です。↓↓↓


5) 井上陽水 / 断絶 (LP)


[音楽コラム # 213 ]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

463 MILES DAVIS 『AT FILLMORE』〈1970 アメリカ〉

2021年07月23日 08時36分19秒 | CD日記 ジャズ・フュージョン編



〈DISC 1〉
1) WEDNESDAY MILES
   ~ 1 Directiones
   ~ 2 Bitches Brew
   ~ 3 The Mask
   ~ 4 It's About That Time
   ~ 5 Bitches Brew / The Theme
2) THURSDAY MILES
   ~ 6 Directiones
   ~ 7 The Mask
   ~ 8 It's About That Time

〈DISC 2〉
3) FRIDAY MILES
   ~ 1 It's About That Time
   ~ 2 I Fall In Love Easily
   ~ 3 Sanctuary
   ~ 4 Bitches Brew / The Theme
4) SATURDAY MILES
   ~ 5 It's About That Time
   ~ 6 I Fall In Love Easily
   ~ 7 Sanctuary
   ~ 8 Bitches Brew
   ~ 9 Willie Nelson / The Theme
※以上は、輸入盤CDブックレットの表記に準ずる。
オリジナル(並びに旧規格CD)は1)~4)での、4曲表記(全4曲のチャプター)。
現行CDは、それぞれの公演のメドレーパートごとに、チャプターが付けられている。


1969~1974年のいわゆる‘ エレクトリック・マイルス期 ’での公式ライブ盤は、マイルスの生前発表されたもので、7枚。
マイルス・デイヴィスのガイド本『マイルスを聴け!』の著者、故・中山康樹氏は同著の中で、「マイルスの一番カッコイイ時…」の音源だと述べ、絶賛しているのが、このライブ盤。
私はこのライブ盤のCDを初めて聴いたとき、まだ『マイルスを聴け!』を読んだことは無く、むしろ何の情報も無く聴いたのですが、確かにシビれました!中山氏のレビューに十分賛同できますね。

簡単に言うと、ロック寄りのサウンドを追求し始めたマイルスを、レコード会社がロックファンにアピールさせる企画を立てました。それが、当時ロックの殿堂と言わていたライブハウス‘ フィルモア・イースト ’(ニューヨーク)と、‘ フィルモア・ウエスト ’(サンフランシスコ)で公演を行うというもの。フィルモアと言えば、クリームや、グレイトフル・デッド、アル・クーパーなど数々のロック・ミュージシャンがそこで公演し、またその模様を収録したライブ盤を私達は聴くことが出来ます。伝説のライブハウスなのです。(ライブハウスとはいえ、日本でいうなら小ホールクラスに近い規模だったようです)

このアルバムはフィルモア・イーストでの、1970年6月17(水)、18(木)、19(金)、20日(土)の4日間の公演を収録したもの。それぞれの曜日を取って、タイトルを付けています。
それぞれの曜日において、上記の通りメドレーではありますが、普通に考える “ このまま次の曲へ行きま~す! ” といったメドレーとは違い、アレンジや即興等があるので、これはこれで準新曲のようにも聞こえます。
サウンドは俗に言うジャズのそれでは無く、切れのある、熱いロック(プログレ)。1)は、スタートからいきなり緊張感漂い、ドキドキワクワクさせられます。
マイルスは切れのあるトランペットをかましてくれますが、ずっと吹きっぱなしではなく、キース・ジャレットとチック・コリア(2021年2月9日お亡くなりになりました。合掌。)のキーボードが暴れるパートもあり、これもまた危険な薫りを漂わせています。
4日間の中で、特に金曜日の3)が最高の演奏とされ、個人的には3)の「~ 4 Bitches Brew / The Theme」の、タイムが4分から4分25秒あたりのトランペットの鳴りが大好きで、シビれます。
このライブ盤を初めて聴いたときは、日常でもトランペットの鳴りが頭の中で響いていたのを記憶しています(笑)。

それぞれの公演は約25分前後で収録されていますが、実は編集されたもので、ノーカットでは50分近い演奏。
4日間のノーカット盤BOXが、2014年にオフィシャル・ブートレッグで発売されました。
それ以前は(現在も?)、高音質ブート盤で聴くことが出来ました。初めてブート盤で聴いた時は、50分近いステージに驚いたものです。
このライブ盤は編集がなされていますが、これはこれで楽しめる外せないライブ盤で、そこはプロデューサーのテオ・マセロの手腕が発揮されたのでしょう。
併せてノーカット盤を聴くと、「あ、この部分はこのココで登場するんだぁ!」と、深く聴くこともできます。

あと意外なのは、これらステージがシンガーソングライターであるローラ・ニーロの前座ステージであったこと。(しかし中山康樹氏によれば、これはマイルスが第1部、ローラが第2部ステージといった「2部構成のライブ」と見るのが妥当で、ローラはマイルスとの2部構成のステージに歓迎だった…と述べている)
第1部でこんなに熱いものを聴かせれたら、第2部ステージではもうヘトヘトになっちゃいそうです。

エレクトリック・マイルスの熱いプレイが聴ける、カッコイイライブ盤です。

[CD日記 ジャズ・フュージョン編 # 3]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

462 お買い物 (2021 / 5月購入分)

2021年07月16日 09時51分07秒 | 音楽コラム
2021年5月に購入した音楽ソフトのお買い物報告です。

1) THE MOODY BLUES / ON THE THRESHOLD OF A DREAM (LP)
2) THE THREE DEGREES & MFSB / Vol.2 (LP)
3) CREEDENCE CLEARWATER RIVIVAL / MARDI GRAS
4) ヘドバとダビデ / ナオミの夢 (EP)
5) キャンディーズ / わな | アン・ドゥ・トロワ (ミニLP)
6) 桜田淳子 / 20才になれば (EP)
7) KUWATA BAND / ONE DAY (EP)
8) AEROSMITH / DRAW THE LINE
9) OZZY OSBOURNE / NO REST FOR THE WICKED
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。


少し遅れましたが、5月のお買い物。
3、4月の反動であまり買い物をしていません。上記も皆リサイクルショップで入手。

2)は'70年代に人気を博した女性ソウル・グループのスリー・ディグリーズと、バックで演奏を支えたソウル・オーケストラのMFSBとの編集盤。簡単に言えば双方の曲が収録されたコンピ盤。日本独自の企画盤の様です。
Vol.1もあることは知っていましたが、企画盤ゆえにノーチェックでした。今回はVol.2を廉価で見つけたので購入した次第。スリー・ディグリーズの歌モノとMFSBのインスト曲が聴けるので、楽しめる内容でした。
それだけでは、ここで挙げません(笑)。奇跡の出会いがありました。
今から十数年前、私が大ファンである某女優が、FM放送で週一のレギュラー番組を持っていました。その番組のエンディングで流れる、壮大で爽やかなBGMが好きでした。でも誰の、何という曲かわからず。心当たりを調査するも不明のままでした。
しかし、このVol.2を聴いていて、その曲が収録されていたのです!
曲名は‘ POINCIANA ’。元はラテン系の曲で、MFSBがカバー、アレンジしたもの。
過去にもこのような出会いがありましたが、何気なく買ったアルバムで出会うとは、感激でした。↓↓↓

          
          2) THE THREE DEGREES & MFSB / Vol.2 (LP)


次はEP盤。
1971年にヒットした4)。私はリアルタイムには知りませんが、懐メロ系の番組で聴いたり、ものまね四天王のビジーフォーがものまねで披露していたのを見ています。
程良いテンポとスピードを持つこの曲、現代でも十分通じるのではないでしょうか。名曲だと思います。↓↓↓

             
             4) ヘドバとダビデ / ナオミの夢 (EP)

KUWATA BANDOの7)は、B面ではC.C.Rの‘Have You Ever Seen The rain? (雨を見たかい?)’をカバーしています。
この曲、当時TDKのカセットテープのCMで使われていて、「KUWATA BANDO良い曲だなぁ~」と思いました。私はカバー曲だと知らなかったのです。
桑田佳祐のVoに合っていて、とても良いと思います。↓↓↓

           
           7) KUWATA BAND / ONE DAY (EP)


[音楽コラム # 212 ]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする