音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

530 Cocco 『ラプンツェル』〈2000 日本〉

2023年09月17日 08時52分27秒 | CD日記邦楽編


1)けもの道
2)水鏡
3)熟れた罪
4) 雲路の果て
5)白い狂気
6)'Twas on my Birthday night
7)樹海の糸
8) ねないこだれだ
9) かがり火
10) ポロメリア
11) 海原の人魚
12) しなやかな腕の祈り

Coccoの3rdアルバム。
既発シングル曲は1)、2)、4)、7)、10)(それぞれのカップリング曲は未収録!)。
仮に既発シングル曲が多いという点に目をつぶっても、前作『クムイウタ』よりストレートで聴きやすい印象です。

HRからプログレ、癒やしのポップスまで幅広い曲が並んでいます。
4)は幻想的なパートとハードなパートを持ち合わせた深い曲。
私は7)が大好き。すごい透明感と繊細さを合わせ持つポップスで、何回聴いても染みるし、癒やされるものがあります。
そして、この透明感のある7)から一転して不穏な(コワい)イントロを持つ8)へ。その次にはHRな(パンクな?)9)となり、そして次は穏やかなポップスの10)へ…。この7)~10)の一連の流れが大好きで、特に7)と8)のギャップがたまりません。7)で癒やされ余韻に浸っていると、8)の不穏なイントロが始まる…。この部分は何回聴いてもゾクゾクするものがあります。
あと10)も心染みる曲だと思います。曲内容の大意は故郷の想い出の歌。シングル発表時は、私には地味な曲の印象でしたが、置かれた曲順の位置が良かったのか、アルバムの後半の1つのポイントになっているような気がします。10)はこのアルバムで引き立った感があり、また大好きな曲の1曲となりました。

この後、2001年に4thアルバム『サンタグローズ』を発表し、活動を休止。
2006年に活動を再開、現在に至っています。
このアルバムは〈Cocco 第1章〉で一番入りやすい作品であり、〈Cocco 第1章〉でのトップに位置する作品であると思います。

[CD日記 邦楽編 # 17]
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529 お買い物 (2023 / 8月購入分)

2023年09月09日 15時16分05秒 | 音楽コラム
2023年8月に購入した、音楽ソフトのお買い物報告です。

1) 米米クラブ / GO FUNK
2) 〃 / 5½
3) oasis / BE HERE NOW
4) 米米クラブ / シャリ・シャリズム
5) PRINCESS PRINCESS / DOLLS IN ACTION
6) 〃 / LET'S GET CRAZY
7) 由紀さおり / 恋文 (LP)
8) 沢田研二 / カサブランカ・ダンディ (EP)
9) 井上陽水 / Bright Eyes (EP)
10) SMALL FACES / THE ANTHOLOGY 1965-1967
11) THE CORRS / FORGIVEN, NOT FORGIVEN
12) PRINCESS PRINCESS / PRINCESS PRINCESS
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

まだまだ暑い日が続きそうです。私は、暑いと音楽生活が楽しいものなりません。
音楽に触れたような、触れないような…で、8月ひと月が終わりました。
とは言え、買い物はするんですよね(笑)。

ちょっとしたきっかけで、平成J-POPに手を出しております。リアルタイムで耳にしながらも、深くは聴いていません。(当時はビートルズ、ストーンズ、LED ZEPPELINを中心に聴いていたので…)、ここ最近、自分の中で聴いてみたい気持ちが湧き起こりました。

米米クラブとプリンセス・プリンセス(以下:プリプリ)。共に初期の頃(から中期まで?)が興味深いですね。
米米クラブはファンクの乗りで、コミカルな曲もあったりと楽しめます。
日本での女性HR/HMバンドの歴史を紐解くと、プリプリの名も上がります。私には《 世界でいちばん熱い夏 》や《 Diamonds 》のイメージが強く、あまり“ ロック ”・バンドとしてのイメージが湧かないのですが、アルバムを通して聴くとヘヴィな側面も聴け、なかなか良かったです。↓↓↓


(左) 2) 米米クラブ / 5½
(右) 6) PRINCESS PRINCESS / LET'S GET CRAZY

その昔(?)、井上陽水の(カセット版)ベストアルバムで聴いた、9)を入手しました。この曲、CDではBOXタイプの集大成型ベストにしか収録されていないようです。
ウサギを主人公としたイギリスの児童文学を、1978年に同国でアニメ映画化(日本公開は1980年)。日本語版の映画主題歌を歌ったのが井上陽水で、それがこの曲。 昔ベストアルバムで聴いた時、彼の他の曲と比べて曲調の違いが印象的だったのですが、そういうことだったんですね。ちなみに、英語版はアート・ガーファンクルが歌ったそうです。
ストリングスの効いたロマンチックな、心染みるバラード。久しぶりに聴いて、ジ~ンときました。↓↓↓


9) 井上陽水 / Bright Eyes (EP)
 ジャケットは、アニメに登場するウサギさんのようです。

[音楽コラム # 240]
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