音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

227 お買い物 (2011 / 8月)

2011年09月25日 09時49分03秒 | 音楽コラム
2011年8月に購入した、CDお買い物報告です。

 1 V.A (Phil Spector) / A CHRISTMAS GIFT FOR YOU
 2 ERIC CLAPTON / THERE'S ONE IN EVERY CROWD
 3 GINGER BAKER / THE ALBUM
 4 RED DIRT / RED DIRT
 5 BOZZIO LEVIN STEVENS / BLACK LIGHT SYNDROME
 6 V.A (CARMINE APPICE) / GUITAR ZEUS
 7 CELETIC WOMAN / A NEW JOURNEY
 8 STONE TEMPLE PILOTS / STONE TEMPLE PILOTS
 9 WHITE STRIPES / ICKY THUMP
10 COVERDALE PAGE / OVER NOW (Bootleg)
11 ATLANTIS / ATLANTIS ◆
12 RAINBOW / RISING (Deluxe Edition) ◆※
13 西田あい / ゆれて遠花火 (Si) ◆
14 CARLOS SANTANA & BUDDY MILES / LIVE !
15 大西順子トリオ / LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD II
16 ERIC CLAPTON / SLOW HAND (LP) ※
17 SPEED / リトルダンサー (Si) ◆
18 ERIC CLAPTON / NO REASON TO CRY
19 MELLOW CANDLE / SWADDLING SONGS
20 BOB MARLEY AND THE WAILERS / LIVE !
21 ERIC CLAPTON / BACKLESS (LP)
22 10cc / DECEPTIVE BENDS (LP)
23 FOCUS / LIVE AT THE RAINBOW (LP)
24 DEEP PURPLE / FIREBALL (LP) ※
25 八反安未果 / 忘れないわ
26 HEART / MAGAZINE
27 THE KINKS / ARTHUR
28 SANDY DENNY / ‘GOLD DUST’LIVE AT THE ROYALTY
29 STRAWBERRY PATH / WHEN THE RAVEN HAS COME TO THE EARTH
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

先月は真夏で、気持ちもやや開放気味(?)。それに少し時間に余裕もあり、外出をしてはCDショップを覗くようなものだったので、気付けばたくさん買っていました。
中古盤は例によって、ユニオン数店舗で購入したと思ってください。

ガイド本でチェックしていた4。ちょっと不気味なジャケですが、内容は意外にもカラッとしたブルーズ・ロックが大半の作品。けっこう安価で買えたのがラッキー。↓↓↓

                       
                       4 RED DIRT / RED DIRT

おっ、メロウ・キャンドルを、やっと中古盤で発見!なかなか、見かけなかったんですよね。海外盤でリイシューが進んでいるからでしょうか。聴いてみました。美しくてきれいな作品ですねぇ。これでチューダー・ロッジ、メロウ・キャンドル、スパイロジャイラという、いわゆる“英国フォーク三美神”を聴いたことになります。↓↓↓

                       
                      19 MELLOW CANDLE / SWADDLING SONGS

サンディーさんのライブ盤が、“3枚1000円セール”で発見(その時、26、27も購入)。彼女の声もけっこう好きなんです。なかなかいいライブ盤でした。↓↓↓

                       
                      28 SANDY DENNY / ‘GOLD DUST’LIVE AT THE ROYALTY

アナログコレクションでは、16、22が安価で買えたのがよかったです。
16のジャケは、ジェフ・ベックの『 truth 』のジャケとともに部屋に飾っています。
22もアナログジャケで見る方がいいですね。内容はきれいなポップスですが。↓↓↓

                       
                      22 10cc / DECEPTIVE BENDS (LP)

日本にも、1970年代、面白いバンドがいました。
成毛滋、つのだ☆ひろのバンドの29。当時の洋楽の要素を拝借している部分はありますが、いいアルバムでした。
あの“メリジェ~ン♪”で有名な、つのだ☆ひろが歌う“Mary Jane On My Mind”も収録されています。↓↓↓

                       
                      29 STRAWBERRY PATH / WHEN THE RAVEN HAS COME TO THE EARTH

[音楽コラム # 85]
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

226 『ゲット・ラウド』見てきました。

2011年09月18日 13時00分37秒 | 音楽コラム
                     
                     『ゲット・ラウド』劇場用チラシ


元ツェッペリンのジミー・ペイジ、U2のジ・エッジ、元ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトという、それぞれの3人のギタリストの足跡を辿り、また3人が対面、ギターに対する思いを語り合い、またセッションが実現される音楽ドキュメンタリー映画『ゲット・ラウド』を見てきました。

それぞれ3人のプレイスタイルや、またサウンドに対する思い、こだわりを知ることができ、興味深いものがありました。
U2やホワイト・ストライプスも好きなバンドですが、やはり、個人的には元ZEPのジミー・ペイジの話に耳をそばだててしまいました。
アルバム『LED ZEPPELIN IV』のレコーディングを行ったヘッドリー・グランジをペイジが訪問。同アルバム収録の“When The Levee Breakes ”で聴けるヘヴィなドラム音を録音するために、ドラムセットを設置した“現場”でもある、“玄関の吹き抜けのホール”で、ペイジがその時の様子を語っている場面では、「おぉ、ここであのヘヴィなドラムが録られたのかぁ」と感動しました。
それと3人のトークの途中、ペイジが『Whole Lotta Love(胸いっぱい愛を)』のフレーズを弾き出した際、ジ・エッジとジャックが
ウットリと聴いている表情が印象的でした。
あと映画終盤、ZEPの“In My Time Of Dying (死にかけて)”を3人で弾くシーンでは鳥肌が立ち、感動しました。

見終わって感じたのは、本物のミュージシャンは試行錯誤し、自分のやりたいスタイルを確立し、前に進み、サウンドを作り出していること。なので、彼らの曲は多くの人々に賞賛されているのです。
「僕達、ミュージシャンなんだよね(カッコいいだろ!)。ジャガジャ~ン♪」というようなミュージシャン(バンド)が、洋楽邦楽界共にいるような気がする(?)昨今。運良く、その“ジャガジャ~ン♪”でヒットするも、そこにあぐらをかいてしまい、次の新曲も“ジャガジャ~ン♪”な曲。そんな底が浅いんじゃ、聴く手に技量も見透かされてしまい、そりゃ、飽きられますよ。最悪、そのミュージシャンは音楽界からフェイド・アウトしていくことになる…。
“何かを追求していく態度”を持ったミュージシャンが、生き残るのです。
そのようなことを改めて認識させられた映画でした。

映画『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』公式サイト

[音楽コラム # 84]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

225 THE WHO 『SELL OUT』〈'67 イギリス〉

2011年09月10日 09時31分38秒 | CD日記 '60洋楽編


1 ARMENIA CITY IN THE SKY
2 HEINZ BAKED BEANS
3 MARY ANNE WITH THE SHAKY HANDS
4 ODORONO
5 TATOO
6 OUR LOVE WAS
7 I CAN SEE FOR MILES
8 I CAN'T REACH YOU
9 MEDAC
10 RELAX
11 SILAS STINGY
12 SUNRISE
13 REAL 1

ビートルズの『Sat. Peppers's Lonely Hearts Club Band』(←記:CD日記 '60洋楽編 # 5)といったコンセプト・アルバムに影響を受け、ローリング・ストーンズも『THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST』(←記:CD日記 '60洋楽編 # 9)を発表。そして、ザ・フーもコンセプト・アルバムの、この作品を作りました。

彼らの3作目のアルバム。作品のコンセプトは、“架空のラジオ放送”。アルバム前半には、音楽に乗せられた“レディオ・ロンドン”なる放送局のテーマソングが曲間で挿入されていたり、また2、4、9といったコマーシャルソングも入っていて、とてもよく出来た構成となっています。
何でも、当時イギリスでは無許可の“海賊版ラジオ局(放送)”があったそうで、それをヒントにこのアルバムが作られたのだとか。
コンセプトはもちろん、とても奥行きのある作品だと思います。
彼らの名曲の1つであり、ダイナミックな7。この後、ロックバンドとして成長していく彼らの第一歩の曲に思えます。
また、次作ロックオペラの『TOMMY』('69)へとつながる組曲的な13も収録。
ロックだけでなく、穏やかな曲もアルバムを深いものにしています。
ヴォーカル・ハーモニーが美しい5や、アコースティック・ギターのアルペシオが美しい12もしっかり聴いておきたいところです。「このアルバムで好きな曲は?」と聞かれたら、私は繊細で美しい12を挙げると思います。

ジャケも面白いものです。左側はピート・タウンゼントが4に登場する“脇の下の臭い止め(デオドラント)”を使用している写真。右側は、ロジャー・ダルトリーが2に登場する“ハインツ・ベイクドビーンズ”に浸かっている写真。補足ですが、“ベイクドビーンズ”とは、簡単に言えば“インゲン豆のトマトソース煮”。缶詰で売られており、イギリスでは付け合わせで食されているとか。
裏ジャケでもキース・ムーン、ジョン・エントウィッスルがCMをしており、とてもユニークなジャケットです。
ジャケットと相成って、完成度の高いアルバムだと思います。3作目にして内容ある作品を作った彼ら。その意欲が、次作『TOMMY』につながっていくのでしょう。

本作CDは、2枚組のデラックス・エディションと、通常盤があります。通常盤でも10曲のボーナストラックが収録。
旧規格盤とは、ミックスが違う曲もあります。
かく言う私はデラックス・エディションは持っていません。欲しいんですけどねぇ~。(笑)

個人的な話になりますが、このアルバムを聴くといろいろなことを思い出します。
ちょうどこのCDを買った頃、教習所に通っていまして、いよいよ教習大詰めという状況だったことを思い出します。
それとこのCDをわざわざ都内まで買いに行ったこと。当時、HMV渋谷店でユニオンジャックのシールが貼られたCDが売られており、「やっぱり、THE WHOはイギリス盤だよな!」と買いに行ったのです。今にして思えば、ヨーロッパ盤だったのかもしませんけど…。(笑)
それとCDを買った頃に、大学に気になる女性がいまして、“デートに誘おう”と自分を奮い立たせていたこと。残念ながら、断られてしまいましたが…。(泣)

そんな訳で、作品も好きですが、個人的にも思い出いっぱい(?)のアルバムです。

[CD日記 '60洋楽編 # 27]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

224 最近、涙した曲

2011年09月03日 20時21分23秒 | 音楽コラム
いつもCD日記とお買い物報告の繰り返しばかりなので、今回は久しぶりに、それ以外の音楽にまつわる書き込みをしましょう。

最近、ある曲を聴いて、ウルッときたり、もしくは涙がボロボロ出てしまったことがあったので、その事を書きましょう。
その曲とは、この2曲です。

◆『 Something 』 Paul McCartney & Eric Clapton

ビートルズ時代の、ジョージ・ハリソンの超名曲。
今回聴いた(見た)バージョンは、2002年のジョージ追悼コンサート、“Concert For George”の中でのもの。You Tube を楽しんでいた時、リンクで出くわして、見ました。
すでにDVD化されているものですが、今回見るのが初めてでした。
リンゴ・スターやビリー・プレストンといったバックメンバーで、彼らが歌います。
ポールのウクレレ一本によるちょっと遊び心(?)が加わったアレンジで曲がスタート。そして曲の中盤、本来のSomethingの曲調に転じ、クラプトンのギター・ソロが入る…。そして、クラプトン、ポールのVoで歌います。
ポールのウクレレアレンジは知っていましたが、このクラプトンとのコラボは最高!曲調が転じたときは、鳥肌が立ち、胸が熱くなりました。そして、2人で歌っているところでは、ウルッときてしまいました。本当に感動しました。


◆『バラが咲いた』 マイク真木

先日、ある歌番組を見ていた際、マイク真木氏が出演していました。
彼の順番となりました。彼の代表曲と言えば『バラが咲いた』。曲が発表された当時は、私は生まれていなかったのでリアルタイムには知りませんが、有名な曲なので知っています。
歌う前の司会者とのやりとりの中で、マイク氏は、“この曲を作詞作曲した浜口庫之助さんは2番の歌詞を一番伝えたかったのだと思う”という意のコメントをしていました。2番の内容とは、“バラは散っても、心の中では、それまで咲いていた綺麗なバラがいつも(散らずに)咲いている”というもの。「そういう歌詞なんだぁ」と思い、マイク氏の歌を聴きました。
マイク氏のアコースティック・ギター一本での歌唱。オリジナルよりも、ゆっくり聴かせる曲になっているところは、年を重ねた現在のマイク氏の持ち味でしょう。
聴いていて、1番から胸が熱くなるのを感じ、2番のところでは涙がボロボロ出てしまいました。
美しいものを見た後、また楽しいことが終わった後などは、“まだ見ていたい”、“まだ楽しい状態でいたい”と思い、切ない気持ちになります。しかし、その時の感動や楽しかった気持ちは、この歌の2番の歌詞のように、いつまでも心に変わることなく残ります。
そういうことって、人生の中でたくさんあるよなぁと共感し、涙が出たのかもしれません。
それにしても、久しぶりに涙を流したなぁ。(笑) 



『ゲット・ラウド!』公開間近

元ツェッペリンのジミー・ペイジ、U2のジ・エッジ、元ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトという、それぞれの3人のギタリストのルーツを辿り、また3人のセッションが実現される音楽ドキュメンタリー映画『ゲット・ラウド!』が9月9 日より公開されます。
公開に先立ったイベントで、DJの小林克也氏は、鑑賞中“何度も鳥肌が立ち、涙もこぼれた”と感想を述べていました。私も見たら、そうなるかもしれません。
この映画は是非見に行きたいと思っています。

[音楽コラム # 83]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする