音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

135 マイケル・ジャクソン急逝す

2009年06月27日 11時24分18秒 | 音楽コラム
25日、マイケル・ジャクソンがこの世を去りました。
そのニュースを知って「えっ!?」と驚きました。

1987年頃、彼の初来日よる、“マイケル・ジャクソン・フィーバー”が起こりました。以前お話ししましたが、当時私の母がフィーバーの渦中にいました。そんなこともあってか、彼の曲や、PVなど身近なものでした。また同時に、彼も身近(?)に思えました。この距離感は、私が聴く他の多数のミュージシャンとはまた違ったものがあります。
そんな訳で、彼に対してはいろいろな思い出があるのです。
このブログ、[CD日記'80年代洋楽編 # 9、# 10]、[CD日記'70年代洋楽編 # 3]でも彼の作品を取り上げていますので、よろしければ、そちらもお読みください。

近年、彼はお騒がせな部分が多かったです。
彼はスーパースターになってしまったが故に、何かが変わってしまった。巨大な富と名声を得たが故に、何かが変わってしまった。その富と名声が、何か得体の知れない“巨大なもの”となり、それを維持するための苦悩、また“巨大なもの”により、新たな欲望も生まれてくる…。それが悪い方向に行ってしまった。結果、50歳という若さで生涯を閉じることとなってしまった…。そんな気がしてなりません。何かどこかでセーブできなかったのかな、と思います。

昨日彼を偲び、彼の曲を聴きました。中でも、モータウン時代の曲、
“Music And Me”と“One Day In your Life (邦題:想い出の一日)”が好きで聴きました。
“Music And Me”では、“僕と音楽はずっと一緒…”と歌っています。この純粋な気持ちを変わらずに持っていたら、彼の人生は変わっていたかもしません。
“One Day In your Life ”では、曲の内容と相まって「たまには、僕のこと思い出してね…」と、お別れの曲に聞こえ、しんみりしてしまいました。
今日も朝から、この2曲が頭の中でリピートしています。

いろいろとありましたが、彼はスーパースターでした。
この世を去り、他に急逝したミュージシャンと同様、彼はカリスマ・ミュージシャンとなってしまいました。しかし彼の曲、もしくはメッセージは、私達の心の中で生き続けます。

ご冥福をお祈りいたします。
[音楽コラム # 50]
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134 浪人時代の音楽生活

2009年06月26日 06時34分02秒 | 音楽コラム
さて、ここからは私の浪人時代に聴いた作品を紹介していきます。

高3現役で大学入試に失敗した私。1年予備校に通うことになりました。
勉強のみの1年でしたが、今振り返ると、楽しかった(?)と思えます。

勉強しなければならないのはもちろんですが、音楽生活を断った訳ではありません。
まぁ、バイトをしていた訳ではないので、数ヶ月に1枚買うペースでした。なので、買った作品をじっくり聴いたのです。

記憶を辿り、浪人時代に買ったCDをライブラリーから引き出してみました。
その1年間、名盤にも出会っていました。何とか入試合格を勝ち取り、ひと安心していた頃には、当時音楽誌が色めきだった話題の作品も聴いています。

そんな訳で、次回から浪人時代に出会った、思い出のある作品を紹介していきます。
[音楽コラム # 49]
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133 お買い物 ('09 5月)

2009年06月13日 17時01分35秒 | 音楽コラム
2009年5月のお買い物報告です。

 1. STONE TEMPLE PILOTS / Shangri - LA DEE LA
 2. THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAMD / FRAMED|NEXT… (2枚組)
 3. WISHBONE ASH / PILGRIMAGE ※
 4. 中島美嘉 / OVER LORD (Si)
 5. OLIVIA / SAILING FREE (Si)
 6. SUPERFLY / MY BEST OF MY LIFE (Si)
 7. 大西順子トリオ / WOW
 8. 信近エリ / nobuchika eri
 9. 小林靖宏 / シチリアの月の下で ※
10. TMN / TMN BLACK ※
11. TM NETWORK / HUMANSYSTEM ※
12. THE BEATLES / PLEASE PLEASE ME ※
13. THE BEATLES / WITH THE BEATLES ※
14. SPEED / S.P.D (Si)
15. O's / あなたとならば (Si)
16. KOKIA / Remember Me
17. KOKIA / 歌がチカラ
※印以外は、新規(初めて買った、もしくは初めて聴く)のお買い物です。

あまり買わないつもりが、結局買っています。(笑)でも、4~6、12、13、14以外は中古CDです。

ステレオ化リマスター盤発売前に入手したかった12、13を輸入盤で買いました。都内某所へ急用で出かけた際、帰りに大型家電店のCD売り場に寄ってみると、廉価輸入盤コーナーでビートルズが数枚陳列されています。しかも、1300円! ビートルズが輸入盤で1300円では買えません。家で開封してみると、アルゼンチン盤。珍しいですね。

最近、週末というと、自転車でホームセンターや、ブックオフに行くことが多いです。(笑)何せ、自宅近辺エリアにブックオフが3軒あるもので、ハシゴも可能なのです。(笑)
3軒の中で、(私にとって)掘り出しCD見つけ打率が良いブックオフF店では、先月1、2、
16、17をお買い物。
2が500円というのは、大収穫!しかも、1st、2ndの2枚組!このバンド聴いてみたかったのです。まだ1stしか聴いていませんが、良いですねぇ~。↓↓↓

                   
                   THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAMD
                            / FRAMED|NEXT… (2枚組)
                   (写真のジャケは、FRAMED)

自宅から一番近いO店では、7~11、15をお買い物。
ある週末、ふと行ってみると、「値札価格1000円以下のCDは、値札価格の50%Offセール」をやっていました。その時買ったのが、7~11。
女性ジャズ・ピアニストの7。彼女の力強いプレイが好きなのですが、なかなか中古では見かけないし、見かけても少々高め。しかし、今回のセールで450円。普段、この価格では買えません。
TMのヒット曲が聴きたくて買った、10、11。2つ合わせて250円。
中学時代、TMネットワークが好きだったクラスメイトが当時最新作の11を買い(←LP盤でした)、学校に持ってきて見せてくれました。私は彼らの作品を聴いていた訳ではありませんでしたが、(当時として)最新のデジタルサウンド、またスタイリストのよるファッションで決めた彼らの姿にカッコ良さを感じた部分はありました。
そんな当時の事を思い浮かべながら、またお騒がせを起こした、現在の小室哲哉氏を思いながら聴きました。何なのですかねぇ~。
9はアコーディオン奏者“COBA”の1st。久しぶりに聴いて、アコーディオンの音色に癒されました。
[音楽コラム # 48]
コメント (2)
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132 AEROSMITH 『ROCKS』〈'76 アメリカ〉

2009年06月08日 20時01分56秒 | CD日記 '70洋楽編
                   

1. BACK IN THE SADDLE
2. LAST CHILD
3. RATS IN THE CELLER
4. COMBINATION
5. SICK AS A DOG
6. NOBODY'S FAULT
7. GET THE LEAD OUT
8. LICK AND A PROMISE
9. HOME TONIGHT

レコ屋自主作成のアルバムガイド小冊子で、レインボーにチェックが入ったお話しをしました。(←[CD日記 '70洋楽編 # 22]に記述)
もちろん、他にも気になるアーティストがいましたが、レインボーの次に聴きたかったのは、同小冊子内で紹介されていた、この作品でした。

エアロスミスというバンドは、それ以前から知っていました。
「アメリカンHRのベテラン・バンドは、KISSか、エアロスミス…」という印象でしたね。
2つのバンドを比べた時、どうしてもメンバー達が奇抜なメイクを施したKISSに興味がいってしまい、エアロスミスは後回しになっていました。
しかし当時、KISSを聴いて、「KISSはちょっと違う…」という感想でした(←〔CD日記 '80洋楽編 # 15〕に記述)。
数年後、ガイド小冊子での、この作品紹介に触れ、買ってみたのです。

エアロスミスの4枚目のアルバム。一般的にも、初期の最高傑作とされているアルバムです。
全体的に、“ドンドン、バンバン…”とした重量級の質感で、少々ブリティッシュHR的な匂いもします。
冒頭の1から、スティーブン・タイラーのシャウトとヘヴィな演奏に、心掴まれます。
2はスローで、ポップス要素(?)も感じられますが、続く3でヘヴィHRに。
4のラストでは、まるで地響きのようなヘヴィなプレイが聴けます。
ですが、ラストの9はジ~ンとくる壮大なバラード。タイラーの張り上げるVoが妙に切なく聞こえます。
トータルタイム34分ちょっとで短いですが、ヘヴィHRで一気に聴かせる内容なので、密度、時間的にも程良いものになっていると思います。
彼らはこの作品が“初期の頂点”となります。この作品から数年後のメンバー交代劇、また1985年には、見事オリジナルメンバーでの復活…、など紆余曲折を経て、現在ベテラン・ロック・バンドとして、君臨しています。
ある意味で、ローリング・ストーンズに続く、“大物ロックン・ロール・バンド”と成りうるのではないかと思います。

現在に至るまで、彼らの作品はそれ程多く聴いていませんが、彼らの持つ独特な重量感が好きです。
この作品も当時、私はたくさん聴きました。なので、思い出深い作品の1つです。 しかし不思議にも、“飽き”のようなものを感じません。聴くたびに新鮮で、またエキサイティングな気持ちになる作品です。 その分、“名作”と言えるのでしょうね。
[CD日記 '70洋楽編 # 23]
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131 YNGWIE MALMSTEEN 『FIRE & ICE』〈'92 スウェーデン〉

2009年06月05日 23時46分22秒 | CD日記 '90洋楽編
                   

 1. PERPETUAL
 2. DRAGONFLY
 3. TEASER
 4. HOW MANY MALES TO BABYLON
 5. CRY NO MORE
 6. NO MERCY
 7. C' EST LA VIE
 8. LEVIATHAN
 9. FIRE AND ICE
10. FOREVER IS A LONG TIME
11. I' M MY OWN ENEMY
12. ALL I WANT IS EVERYTHING
13. GOLDEN DAWN
14 FINAL CURTAIN

高校時代、友人がヴァン・ヘイレンにハマり、そこから、いわゆる“早弾きギター”に興味を持ちました。
その友人が音楽誌で、イングウェイのことを知り、「エディ・ヴァン・ヘイレンと同じくらい、早弾きなんだって…」と私に教えてくれました。それまでイングウェイのことを知らなかった私は「ほう、そういう人がいるんだねぇ…」といった具合。
そして、その友人が当時最新作だった、このアルバムを買い、私も貸してもらいました。その頃、ZEPなどを聴いていた私。最新HRにはそれほど興味がなかったので、「そこそこの内容だろう…」と思っていましたが、予想に反してなかなか良いアルバムでだったのです。

彼の通算7作目。
人によっては、「イングウェイは単に、早弾きなだけ…」という意見もありますが、彼のサウンドは俗に言う、“北欧系HR(メタル)”であって、ブリティッシュや、アメリカンHRと違い、泥臭さが無く、気品高い雰囲気が漂っています。それというのも、北欧系HRの特徴でもある、クラシック音楽の要素を含んでいるからでしょう。
4は、クラシックの荘厳的な雰囲気の漂うHR。また6はやや早いHRナンバーですが、間奏にバッハの曲(←曲名は忘れました)の一部が登場します。
3は、ポップス要素の含んだヒット曲。
1と8はインスト。オープニング1では、このアルバムへの気合いのようなものを感じます。
もちろん、どの曲にも彼の“シュルシュルシュルシュル…♪”といった早弾きギターが聴かれます。彼のこのスタイルは、パガニーニのバイオリンの影響も受けているとか。興味ある方は、聴き比べてみてください。それがよくわかります。
近年、彼のサウンドには開き直りのようなものが感られ、同じ早弾きプレイでも、荒く、ザラついた音ですが、この頃は丁寧に、クリアな音で弾いています。
これ以前の作品は聴いていないので、評価するもの何ですが、このアルバムはなかなかの出来ではないかと思います。
ただ難点は、曲数とトータルタイム(約64分)の関係で、長く感じること。通しで聴くと、10曲目辺りで満腹感を得てしまいます。

このアルバム、当時日本でも大ヒットを記録。
私自身、この作品を自分で買ったのはもう少し後だったのですが、改めて買って聴いた時は、繰り返し聴きました。
それを皮切りに、イングウェイの作品を何作か聴くことになりましたし、またライブにも足を運ぶことになったのです。
[CD日記 '90洋楽編 # 4]
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