[2016年5月21日 KOTORIホール(昭島市民会館) にて]
昨年からMay J.を聴くようになりました。
発端はベスト盤です。中でも、バラードの“Lovin' you”にシビれ、昨年は毎日欠かさず聴く日々が続きました。
それからアルバムやシングルを聴き、“May J.をライブで聴いてみたいなぁ”という気持ちになりました。
今年5月、私の自宅近隣エリアの昭島市でライブがあり、都合も良かったので足を運びました。
5月に行ったのに、ライブレポへのアップが遅れたのは、いわゆる“ネタバレ”を避けたかったからです。
終演後、ロビーにてライブのセットリストが掲示されていて、全部覚えきれないのでケータイのカメラで撮影をしようとしたところ、「撮影はご遠慮ください…」とスタッフに静止されました。「あぁ、これもネット上でのネタバレ拡散防止の為だな…」 と察知しました。
以前、松下奈緒のコンサートに行った時も、彼女のHP内でスタッフが「まだツアー中なので、ツアーの内容をHP内のBBSに書き込むのはご遠慮ください…」と表記していました。
そう言えばその時も、私もライブレポへのアップを遠慮して、時期をずらしましたね。
今回もそれと同じケースです。
KOTORIホールは、JR青梅線昭島駅から徒歩3分(?)くらいといったところでしょうか。
よく考えると、“ホール”でのライブ鑑賞は久しぶりです。最近はライブハウスでのスタンディングが多いもので…。どこかゆったりとした気持ちになりました。
2年前、アニメ映画の主題歌“LET IT GO ~ありのままで~”でヒットした彼女。そのせいか、観客層も老若男女といった感じでした。
観客を楽しませる為に、開演前に舞台上のスクリーンに“めぃめぃちゃん”という名のひつじのキャラクターが登場したり、ステージ途中には、“教えて!Mayちゃん” という彼女への質問コーナーがあったりもしました。そういうところは幅広い観客層に配慮しているのですね。
ライブハウスだと“ウォ~!”という熱気が立ちこめ、エキサイトした雰囲気が漂っています。
今回、“こういう親しみのあるライブもあるんだなぁ”と再認識しました。
さて、ステージが始まりました。まず彼女のリスナーへ対するメッセージが画面に映し出されました。中でも、“Thank you for being here. 「ここにいてくれて、ありがとう」”というメッセージには感動しました。
ライブレポで私はよく述べますが、そのミュージシャンと出会ったのも何かの縁なのです。
彼女も紆余曲折を経て、現在に至っています。お互い縁があったのだなと思い、そのメッセージに感動したのです。
彼女が登場しました。1曲目は“Spakle~輝きを信じて~”というドラマチックなバラード。この曲も好きで、ワァ~ッと歌い上げる彼女に感動しました。
ステージは、バラード曲、ディズニーのカバー曲、ダンサンブルな曲(←彼女は元々R&B系歌手だった)といったように大きなセクションがあり、途中、衣装替えに入ると、バンドメンバーによるインスト・セクションもありました。個人的にはロックインストも好きなので、傾聴してしまいます。
また彼女が好きな曲だという、バラード曲“夜空の雪”、“TSUBASA”の2曲は染みてきました。アップテンポの曲よりも、歌い上げるバラードの方が、私も好きです。
ラストの“believe”、“ありがとう”の2曲にも感動しました。今回彼女のライブに行くのは初めてだったのですが、この2曲はラストの定番であることは知っていました。“believe”では観客席側に降りて、コンコースを回りながら歌います。残念ながら、コンコース沿いの席ではなかったのですが、4~5mくらいの距離でご拝顔できました。綺麗で素敵な方でしたよ。
楽しい素敵なライブだったと思います。
しかし、どこか上品な感もありました。先にも記しましたが、ライブハウスで、熱気の中でのライブに慣れてしまっているからですね…。慣れってすごいものです。(笑)
彼女はデビュー10周年ということで、今回のツアーが組まれました。
またデビュー10周年のエッセイが出版され、このライブの後間もなく、私も読みました。
ここに来るまで、いろいろなご苦労があったようです。カラオケ番組への出演、それが縁で“LET IT GO ~ありのままで~”のオファーが来て、知名度を上げました。
巷では、彼女を歌手として低く評価するの声もあるようですが、私は彼女は歌唱力を持ち合わせている、素敵な歌手だと思います。
ただ音楽好きとして指摘するなら、どうしても“優等生歌手”なんですよね。
以前、自宅で音楽を聴いていた時のこと。その時なぜか、彼女と中島美嘉、露崎春女(←キャリア20年もあるR&B系Vo)といったJ-POP女性Voである3人の、それぞれ私のお気に入りの曲を立て続けに聴いたのです。
バラード曲を聴いたのですが、中島美嘉は個性があり、どこか悲しげな声で歌います。露崎春女は張りのある声で、声を操り、表現力豊かに歌います。
それに対しMay J.は歌唱力はあるも、“歌うのが大好き!一生懸命歌います!”という感じなんです。その時、私はMay J.が優等生歌手”であることを強く認識しました。何と言いますか…、彼女には個性(クセ?)が薄いのです。
“歌唱力”と言う点では中島美嘉より、May J.だと思います。でも、聴き手にグッとくるのは中島美嘉の方だと思います。
露崎春女は(失礼ですが)ヒット曲のある歌手ではないです。ですが表現力豊かなVoの持ち主で、確固たる存在で活躍しています。元々がR&B系ということで根底はMay J.と同じかもしれませんが、キャリアの長さなど抜きにして、露崎春女のような表現力の深さは、May J.にはまだ無いと思います。
歌手はそれぞれ個性があって当然ですから、比較するのは無意味ですし、またMay J. を低く評価している訳ではないので、誤解無く…。
“優等生歌手”の存在も必要なのかもしれません。でも、良い意味で個性や深みを持つと、もっと良い歌手になるかもしれません。今後の彼女の活動を見守っていきたいと思います。
ライブレポから逸れてしまいましたね。
残念だったのが、私の好きな“Lovin' you”がセットリストになかったこと。
10月に彼女のライブがあるのですが、秋以降、私は他のライブに行く予定もあるので、10月のものは調整中…。
May J.のライブにはまた足を運んでみたいです。
今回、ツアー・パンフとポスターを買いました。
Mayさん、本当に美人です。↓↓↓
ツアー・パンフ
[ライブレポ # 30]
昨年からMay J.を聴くようになりました。
発端はベスト盤です。中でも、バラードの“Lovin' you”にシビれ、昨年は毎日欠かさず聴く日々が続きました。
それからアルバムやシングルを聴き、“May J.をライブで聴いてみたいなぁ”という気持ちになりました。
今年5月、私の自宅近隣エリアの昭島市でライブがあり、都合も良かったので足を運びました。
5月に行ったのに、ライブレポへのアップが遅れたのは、いわゆる“ネタバレ”を避けたかったからです。
終演後、ロビーにてライブのセットリストが掲示されていて、全部覚えきれないのでケータイのカメラで撮影をしようとしたところ、「撮影はご遠慮ください…」とスタッフに静止されました。「あぁ、これもネット上でのネタバレ拡散防止の為だな…」 と察知しました。
以前、松下奈緒のコンサートに行った時も、彼女のHP内でスタッフが「まだツアー中なので、ツアーの内容をHP内のBBSに書き込むのはご遠慮ください…」と表記していました。
そう言えばその時も、私もライブレポへのアップを遠慮して、時期をずらしましたね。
今回もそれと同じケースです。
KOTORIホールは、JR青梅線昭島駅から徒歩3分(?)くらいといったところでしょうか。
よく考えると、“ホール”でのライブ鑑賞は久しぶりです。最近はライブハウスでのスタンディングが多いもので…。どこかゆったりとした気持ちになりました。
2年前、アニメ映画の主題歌“LET IT GO ~ありのままで~”でヒットした彼女。そのせいか、観客層も老若男女といった感じでした。
観客を楽しませる為に、開演前に舞台上のスクリーンに“めぃめぃちゃん”という名のひつじのキャラクターが登場したり、ステージ途中には、“教えて!Mayちゃん” という彼女への質問コーナーがあったりもしました。そういうところは幅広い観客層に配慮しているのですね。
ライブハウスだと“ウォ~!”という熱気が立ちこめ、エキサイトした雰囲気が漂っています。
今回、“こういう親しみのあるライブもあるんだなぁ”と再認識しました。
さて、ステージが始まりました。まず彼女のリスナーへ対するメッセージが画面に映し出されました。中でも、“Thank you for being here. 「ここにいてくれて、ありがとう」”というメッセージには感動しました。
ライブレポで私はよく述べますが、そのミュージシャンと出会ったのも何かの縁なのです。
彼女も紆余曲折を経て、現在に至っています。お互い縁があったのだなと思い、そのメッセージに感動したのです。
彼女が登場しました。1曲目は“Spakle~輝きを信じて~”というドラマチックなバラード。この曲も好きで、ワァ~ッと歌い上げる彼女に感動しました。
ステージは、バラード曲、ディズニーのカバー曲、ダンサンブルな曲(←彼女は元々R&B系歌手だった)といったように大きなセクションがあり、途中、衣装替えに入ると、バンドメンバーによるインスト・セクションもありました。個人的にはロックインストも好きなので、傾聴してしまいます。
また彼女が好きな曲だという、バラード曲“夜空の雪”、“TSUBASA”の2曲は染みてきました。アップテンポの曲よりも、歌い上げるバラードの方が、私も好きです。
ラストの“believe”、“ありがとう”の2曲にも感動しました。今回彼女のライブに行くのは初めてだったのですが、この2曲はラストの定番であることは知っていました。“believe”では観客席側に降りて、コンコースを回りながら歌います。残念ながら、コンコース沿いの席ではなかったのですが、4~5mくらいの距離でご拝顔できました。綺麗で素敵な方でしたよ。
楽しい素敵なライブだったと思います。
しかし、どこか上品な感もありました。先にも記しましたが、ライブハウスで、熱気の中でのライブに慣れてしまっているからですね…。慣れってすごいものです。(笑)
彼女はデビュー10周年ということで、今回のツアーが組まれました。
またデビュー10周年のエッセイが出版され、このライブの後間もなく、私も読みました。
ここに来るまで、いろいろなご苦労があったようです。カラオケ番組への出演、それが縁で“LET IT GO ~ありのままで~”のオファーが来て、知名度を上げました。
巷では、彼女を歌手として低く評価するの声もあるようですが、私は彼女は歌唱力を持ち合わせている、素敵な歌手だと思います。
ただ音楽好きとして指摘するなら、どうしても“優等生歌手”なんですよね。
以前、自宅で音楽を聴いていた時のこと。その時なぜか、彼女と中島美嘉、露崎春女(←キャリア20年もあるR&B系Vo)といったJ-POP女性Voである3人の、それぞれ私のお気に入りの曲を立て続けに聴いたのです。
バラード曲を聴いたのですが、中島美嘉は個性があり、どこか悲しげな声で歌います。露崎春女は張りのある声で、声を操り、表現力豊かに歌います。
それに対しMay J.は歌唱力はあるも、“歌うのが大好き!一生懸命歌います!”という感じなんです。その時、私はMay J.が優等生歌手”であることを強く認識しました。何と言いますか…、彼女には個性(クセ?)が薄いのです。
“歌唱力”と言う点では中島美嘉より、May J.だと思います。でも、聴き手にグッとくるのは中島美嘉の方だと思います。
露崎春女は(失礼ですが)ヒット曲のある歌手ではないです。ですが表現力豊かなVoの持ち主で、確固たる存在で活躍しています。元々がR&B系ということで根底はMay J.と同じかもしれませんが、キャリアの長さなど抜きにして、露崎春女のような表現力の深さは、May J.にはまだ無いと思います。
歌手はそれぞれ個性があって当然ですから、比較するのは無意味ですし、またMay J. を低く評価している訳ではないので、誤解無く…。
“優等生歌手”の存在も必要なのかもしれません。でも、良い意味で個性や深みを持つと、もっと良い歌手になるかもしれません。今後の彼女の活動を見守っていきたいと思います。
ライブレポから逸れてしまいましたね。
残念だったのが、私の好きな“Lovin' you”がセットリストになかったこと。
10月に彼女のライブがあるのですが、秋以降、私は他のライブに行く予定もあるので、10月のものは調整中…。
May J.のライブにはまた足を運んでみたいです。
今回、ツアー・パンフとポスターを買いました。
Mayさん、本当に美人です。↓↓↓
ツアー・パンフ
[ライブレポ # 30]