音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

265 お買い物 (2012 / 9月)

2012年10月14日 16時18分09秒 | 音楽コラム
2012年9月に購入した、CDお買い物報告です。

 1) FAIRPORT CONVENTION / RISING FOR THE MOON ◆
 2) WHITESNAKE / SAINTS & SINNERS ◆
 3) Cyntia / Endless World ◆
 4) ANNIE HASLAM / annie in wonderland ◆
 5) HERBIE HANCOCK / MWANDISHI◆
 6) HERBIE HANCOCK / CROSSING※◆
 7) HERBIE HANCOCK / FAT ALBERT ROTUNDA ◆
 8) CHARLES LLOYD / SOUND TRACK ◆
 9) ERIC CLAPTON / CLAPTON ◆
10) CHARLES LLOYD QUARTET / LOVE-IN ◆
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

この前お話ししたように、いろいろ思うところがあって、先月も少なめでした。

ワーナーで、この春からデジリマされた同(系列)レーベルからのジャズのCDが1000円シリーズで発売されています。
すでに、この数ヶ月でカタログの中から8枚も買っています。先月買った作品では、ハービー・ハンコックの7)が楽しめました。
シンコー・ミュージックが出している、ジャズ・ロックのガイド本で挙げられていた作品で、ブラス・セクションの効いた好作品だと思います。↓↓↓

                      
                      7) HERBIE HANCOCK / FAT ALBERT ROTUNDA

他はセールで購入。
4)は50%offで見つけました。いや~、アニーの歌声が染みますねぇ。特に“If I Loved You”という曲(←ミュージカル曲だそうです)には、ジ~ンときます。
5)は(現時点で)クラプトンの最新作。もう2年前なんですね。だから、輸入盤でも廉価になったのかな?こちらはシブ~イ、ジャズの要素が薫るアルバムです。悪く言えば、ハズレの無い、手堅い作品なのですが…。↓↓↓

                      
                      (左)4) ANNIE HASLAM / annie in wonderland
                      (右)9) ERIC CLAPTON / CLAPTON

先月、初ワンマンライブにも足を運んだ、日本の女性HRバンドのCyntiaの1stが3)です。
某HR/HM誌に言わせると、“正統派HR/HMと呼ぶには…?”といったようなコメント(の真意)を読み取れましたが、器用なバンドではないかと思います。
比較するのは邪道ですが、同レーベルのAldiousと比べると、懐の深いものを持っているかもしれません。今後が楽しみです。
ちなみに、“幻覚の太陽”という曲は、約9分に及ぶ、ドラマチックな曲。ちょっとレインボーを想起するような気も。↓↓↓

                       
                       3) Cyntia / Endless World(初回限定盤)

通常盤同様、ジャケットを初回盤の方でも、メンバー4人のショットにすればよかったのに…。
Aldiousのダーク、且つドレスアップした華麗さに対をなし、Cyntiaは明るくキュートな印象にしたのでしょうか。でも、何も知らないとアイドル・バンドに写ってしまう。それだと、ちょっともったいないなぁ…。

[音楽コラム # 100]
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264 心境の変化?

2012年10月10日 08時23分52秒 | その他
だいぶ涼しくなり、音楽生活も、より楽しめる季節です。しかし、最近何となく気持ちの変化が…。

発端は、車の買い換えを予定していること。
実は車も好きな私。カー・マニアとまではいきませんが、運転は好きです。
一人暮らしを始めてから、約5年。当たり前ですが、生活費用はすべて“自分持ち”。(笑)また休みの日には家事をこなすことを考えると、ドライブに行く機会があまりありません。
それでも、12年前に中古車で買った車を所有して乗ってきました。まだまだ十分走る車なのですが、何分、製造が20年前の車で、メンテナンス部品の調達も悪くなり、またマニュアル車ということもあり、直すべきところが出てきています。
来年車検も控え、加えメンテナンス費用の見積りを見たとき、「この金額を頭金にして、買い換えた方が無難かも…」と思え、中古車ですが、買い換えることに決めました。
どうしても、買い換えを頭に置くと、これまでのように“中古CDの大量(?)仕入れ”から遠のきます。そして「もう年内は、CDを買うのは少なめにいくか…」と考えたりします。
また今度買う予定の車は、ちょっとドライブをしたくなる車種になりそうなので、自分の中で、“音楽の比率を少し車に移すか”と思ったりもします。月一回くらい、日帰り温泉に行くのもいいでしょうね。

それと最近、いろいろな物の見方、考え方に触れ、自分のプラスにしていきたいという気持ちがあります。その中で触れたのが、“手放す、捨てる”という考え。巷に、これを説いた本もたくさん売られていますよね。
変に物へ執着し、囲い込むことは、そこから“頑な”気持ちが生まれ、普段その人自身の振る舞い、考え方にも“頑なさ”を生み出し、凝り固まってしまう…。そして、それが人生のマイナス方向に向かう恐れがある…、とまぁ、簡単に言うとそういう考え方。
この春に家の中の整理をして、要らない物を手放したり、捨てた時は、確かに気持ちがよかったです。
先日、私のCDライブラリーを見た時、「聴かないCDを思い切って手放すかな…」と頭の中を過ぎりました。
とは言っても、“手放し候補CD”の数はたいした多さにはならないと思いますが、“何となく持っていたCD”まで及べば、気持ちもすっきりして、またよりスマートな音楽生活を送れるような気もします。
今、(私の中での)大量手放しを模索中です。

また時が経てば“全然変わってないじゃん!”と突っ込まれる状況になるかもしれませんが(笑)、趣味のスタイルを変えるのも、また刺激になって良いのかもしれません。

[その他コラム #24]
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263 DEEP PURPLE 『STORMBRINGER』〈'74 イギリス〉

2012年10月06日 08時39分10秒 | CD日記 '70洋楽編
                      

                      1)STOEMBRINGER
                      2)LOVE DON'T MEAN A THING
                      3)HOLY MAN
                      4)HOLD ON
                      5)LADY DOUBLE DEALER
                      6)YOU CAN'T DO IT RIGHT
                        (WITH THE ONE YOU LOVE)
                      7)HIGH BALL SHOOTER
                      8)THE GYPSY
                      9) SOLDIER OF FORTUNE

ディープ・パープルの通算11作目(スタジオ盤としては9作目)。
また第3期ディープ・パープルのメンバーによる、2作目です。

前作『BURN』(記:CD日記 '70洋楽編 # 44)では、気迫の感じられる、ファンキーなHRが聴けました。しかしこの作品は
より一層ファンク度が増していますが、気迫という点では、前作よりやや控えめになり、少々地味な感のある作風となっています。
3) では、グレン・ヒューズの1人のVoによる、穏やかなバラード曲が聴けます。
デイヴィッド・カバーデイルと、ヒューズとのツイン・ヴォーカルの素晴らしさは、どの曲でも聴けますが、私はファンキーな6) のサビで聴けるツイン・ヴォーカルが最高だと思います。
さて、この作品の中でも異彩を放っているのが、ラストの9) です。アコースティック・ギターのイントロで始まり、“ディープ・ヴォイス”の持ち主である、カバーデイルの1人のVoによるバラード曲。とても寂しげなバラードで、曲順のラストということもあり、お別れの曲にも聞こえ、聴いていてグッとくるものがあります。カバーデイルもこの曲がお気に入りのようで、後年、ホワイトスネイクでも、歌っています。もしかしたら、このアルバムの中で、一番完成度が高く、またこの曲を聴くだけでも、このアルバムに触れる価値があるかと思います。

この頃のパープルは、メンバー間がギクシャクしていたようで、この作品を最後に、デビュー時から在籍していたギターの
リッチー・ブラックモアが脱退します。
私だけかもしれませんが、9) は「この曲を録ったら、俺は辞めるぜ」と、リッチーの別れの曲のようにも響きます。事実、リッチーはこのアルバム・セッションと併行して、次のバンド、レインボーのレコーディングを、同じ建物内の別スタジオで、“露骨に”行っていたという逸話もあります。気難しい屋のリッチーらしいですが…。

私個人は第3期パープルが一番好きなので、もう少しこのメンバーによる作品を聴いてみたかった気がしてなりません。

[CD日記 '70洋楽編 # 48]
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