音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

336 THE WHO 『LIVE AT LEEDS』〈1970 イギリス〉

2015年03月19日 15時20分55秒 | CD日記 '70洋楽編
                    

                    1)HEAVEN AND HELL
                    2)I CAN'T EXPLAIN
                    3)FORTUNE TELLER
                    4) TATTOO
                    5)YOUNG MAN BLUES
                    6)SUBSTITUTE
                    7)HAPPY JACK
                    8) I'M A BOY
                    9) A QUICK ONE, WHILE HE'S AWAY
                    10) AMAZING JOURNEY / SPARKS
                    11)SUMMERTIME BLUES
                    12) SHAKIN' ALL OVER
                    13) MY GENERATION
                    14) MAGIC BUS
                    ※曲目は1995年発売の『25周年エディション』より表記


THE WHOの通算5作目であり、ライブアルバム。1970年2月14日のリーズ大学でのライブを収録しています。
このブログで、THE WHOのサウンドを(勝手ながら)“ダイナミック・ロック”と形容してきましたが、このライブ盤は、まさにダイナミックで、ハードなサウンドを堪能できる作品です。彼らの一番脂の乗った時期だったのでしょう。

初めて聴いたときは、驚きでした。本当にガンガンと迫ってくるライブ音源。「わぁ~、すごいライブ盤!」というのが感想でした。
ザク~ンとピートのギターが炸裂、ジョンのベースがうねり、ロジャーがシャウトし、そしてキースのドラムがドシンッ!バタバタ!と鳴り響きます。
1)からグイッと心を掴まれます。間奏で、ピートがギターを弾きまくります。
続く2)のイントロのカッティングもカッコイイです。
中でも、エディ・コクランのカバー曲である11)が、彼らの名演として挙げられます。
個人的には、1)、5)、12)で彼らの“ダイナミック・ロック”を聴くことが出来るのではないかと思います。
しかし、ガンガンとくるライブ盤なので、数曲聴くと満腹感を得てしまう感もありますが…。

さて、ここでは1995年に発売された、『25周年エディション』を紹介しています。
オリジナル盤では、5)、6)、11)、12)、13)、14)の6曲を収録。そこへ当日演奏されて未収録であった8曲を加え、再構成、そしてリミックス/リマスターを施されたのが『25周年エディション』です。
聴き比べたことがないで断言できませんが、オリジナル盤の音質は少し荒かったようで、だいぶ改善されているみたいです。
2001年には、さらにセットリストに含まれ未収録であった『トミー』[CD日記 '60洋楽編 # 30]の曲目を加えた、2枚組完全版の『デラックス・エディション』が発売されました。
私のCDライブラリーでは、〔25周年エディションを購入 → デラックス・エディションへ買い替え → 25周年エディションへ買い直し〕という変遷を辿っています。DX盤は確かにいいのですが、元から満腹感を得やすい性質上、曲が多過ぎて、持て余す感があり、結局“25周年盤が適当”と買い替えた訳です。(笑)

いろいろなバンドのライブ盤を聴いていますが、熱く迫力のあるライブ盤という点で、私の中では、この『LIVE AT LEEDS』を最高の(一番の)ライブ盤に挙げたいと思います。

2008年にTHE WHOは単独“初来日”公演を果たしています。[ライブレポ # 2]その時のライブも、パワフルな演奏を聴かせてくれましたが、オリジナルメンバーでのライブも凄いものだったことは、このライブ盤からでも想像がつきます。聴いてみたかったですねぇ。

[CD日記 '70洋楽編 # 54]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

335 お買い物 (2015 / 2月購入分)

2015年03月15日 14時39分28秒 | 音楽コラム
2015年2月に購入したCDの、お買い物報告です。

 1) BILL EVANS TRIO / PORTRAIT IN JAZZ ※
 2) MONDO GROSSO / The European Expedition
 3) BADFINGER / WISH YOU WERE HERE
 4) AEROSMITH / JUST PUSH PLAY ※
 5) indigo jam unit / COLLECTIVITY ◆
 6) UFO / PHENOMENON ◆
 7) LED ZEPPELIN / PHYSICAL GRAFFITI ◆※
 8) LARRY YOUNG / UNITY ◆
 9) THE CARS / GREATEST HITS ◆※
10) May J. / Rebirth (Si) ◆
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

先月はリイシューCDの発売や、外出先の時間潰しとして、ユニオンに寄ったこともあり、10枚の購入となりました。

各ジャンルでミュージシャンを深く掘り下げ続けたことに疲れた(?)せいか、最近は、いわゆる“王道の(メジャーな)ミュージシャン”を聴きたくなってきました。
その中で、チェックしていたのが6)。若かりし頃のマイケル・シェンカーが加入し、HRサウンドへ変貌したUFOの3rdアルバムです。マイケルの泣きのギターが要所要所で聴けます。ギター・ソロ炸裂のHR曲〈Rock Bottom〉が最高です!当りのバンドでした。↓↓↓

                         
                         6) UFO / PHENOMENON

ZEP最新リマスター・シリーズ第3弾は、6thアルバム『フィジカル・グラフィティ』でした。懐の深い2枚組アルバムで、私も好きな作品です。[CD日記 '70洋楽編 # 20],[# 21]
全体として、これまでよりクッキリした音になっていました。改めて、2枚をじっくり聴き、感動しました。
3枚目のコンパニオン・ディスクでは、ラフ・ミックスや初期バージョンの曲を収録。中でも、幻想的な〈In the Light〉の初期バージョンである、〈Everybody makes It Through〉がよかったです。すでに、ブートレッグで初期バージョンを聴いていましたが、それとは少し違ったバージョンで(もちろん、音質は向上)、聖なる(?)音色のクラヴィネット(キーボード)が染みてきました。
ジャケットも、アナログ盤のギミックが再現されていて、良いリイシューでした。また繰り返して聴くと思います。↓↓↓

                       
                       7) LED ZEPPELIN / PHYSICAL GRAFFITI


〔さぁ、手放して、(少し)スッキリしよう!〕
3月も半ばですねぇ。年度末でもあり、ここで一区切り着き、また別れの時期でもあります。あぁ、切ない…。
反面、4月にはいろいろなことが再スタート。また新たな出会いもあります。

そんな新年度も目前なので、気分を一新するために聴かなくなったCDを整理したいと思います。
4月にかけて、聴きたいCDが何枚か発売されることもあるのですが…。(笑)

[音楽コラム # 132]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする