音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

437 お買い物 (2020 / 6月購入分)

2020年07月12日 21時22分49秒 | 音楽コラム
2020年6月に購入した音楽ソフトのお買い物報告です。


実は、6月の購入枚数は0枚でした。

このブログを始めてから、購入枚数0枚の月は初めてか、2回目(?)くらいです。

6月は買い物に出掛ける気分にもならず、またネットショッピングするまでもなく、0枚でした。

7月は聴いてみたいリイシューCDもあり、ネット予約をしているので買い物は出来そうです。
それについては、また来月にアップします。

[音楽コラム #200]
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436 URIAH HEEP 『LOOK AT YOURSELF』〈1971 イギリス〉

2020年07月04日 14時52分57秒 | CD日記 '70洋楽編


1)LOOK AT YOURSELF
2)I WANNA BE FREE
3)JULY MORNING
4) TEARS IN MY EYES
5)SHADOWA OF GRIEF
6)WHAT SHOULD BE DONE
7)LOVE MACHINE

イギリスのHRバンド、ユーライア・ヒープの3rdアルバム。邦題タイトルは『対自核』。私はこれまでのところ、ユーライア・ヒープ(以下:ヒープ)にすごくハマッた訳では無いのですが、このアルバムは名盤でもあるので、取り挙げてみます。

(総じて)リズムは“ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ♪タイプのタテ乗りで、やや単調でもありますが、勢いのあるHRを聴けます。
リズムは重く、ケン・ヘンズレーのオルガンはビービーと響き、ミック・ボックスのギターがギリギリと鳴り、デイヴィッド・バイロンは張りのあるハイトーンVoで歌う…、とかなりラウドな音。単にヘヴィという訳では無く、勝手な造語ですが、“ラウド・ヘヴィHR ”です。
しかし、ヘヴィといっても泥臭いものではありません。クィーン程ではありませんが、演劇っぽい彩りがなされているからだと思います。
例えば“ア~⤴ ア~⤵♪”とか、“ドゥドゥ、ドゥドゥ~♪”や“ナナナナ、ナ~ナ、ナ~♪”といったようなスキャットを曲中で聞けるので、そこから演劇っぽい彩りに思えるのでしょう。
なので、同年代のレッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ブラック・サバスとは違ったHRサウンドです。

タイトル曲の1)は最高です。スタートからラウドなHRを聴かせてくれます。この曲のタイム4分~ラストまでの約1分間の後奏部ではムクムクと熱を帯び、高揚感を増すエキサイトなプレイが聴けます。私は何回聴いても、後奏部では全身の毛がそば立ちます。こういうどこか危ないエキサイトな演奏は、現代のHR/HMバンドには真似が出来ません。
3)のバラードも人気があるようですが、私はピアノを基調とした穏やかな6)が異彩を放っているような気がします。

ヒープはメンバーチェンジを繰り返しながらも、現役のバンド。でも全盛期は、5thアルバム『THE MAGICIAN'S BIRTHDAY』(1972)までと言われています。

現在、ヒープの国内盤CDがほとんどありません(以前もそうだったような?)。日本では、ヒープは2番手の認識なのでしょうか。
もう少し注目されてもいいでは、と思います。

[CD日記 '70洋楽編 # 58]
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