1. THE HURTING
2. MAD WORLD
3. PALE SHELTER
4. IDEAS AS OPIATES
5. MEMORIES FADE
6. SUFFER THE CHILDEN
7. WATCH ME BLEED
8. CHANGE
9. THE PRISONER
10. START OF THE BREAKDOWN
ローランド・オーザバルと、カート・スミスの2人を中心とした、ティアーズ・フォー・フィアーズ(以下:TFF)の1st。'80年代に活躍したポップスグループで、このTFFは必ず、名前が挙がります。
彼らのヒット作は、2ndアルバム(←こちらも後程、登場します)かもしれませんが、そんな彼らの1stを、ここでは紹介。
一言で言ってしまえば、やや重い雰囲気のポップス。あまり“楽しさ”ようなものはない。特に、前半1~5はそのように思える。 少々大げさに言ってしまえば、プログレチックかもしれない。
邦題“狂気の世界”の2は、ちょっと幻想的なサビが印象に残る。
5は寂しげな曲だが、ローランドの歌い上げがとても良い。
9は、機械仕掛け(?)な近未来を想起させる曲。
ラストの10では、エレキピアノの旋律が美しい。
何というか、TFFの独特な世界観のようなものが私は好きで、彼らの作品はすべて聴いています。
これも当時、親戚からもらったテープで聴きました。何だかとても気に入り、何度も何度も繰り返して聴きました。
それがちょうど、中学校に入学して間もない頃です。 小学校時代はのんびりしていた私だったので、例えば勉強面など、少し気を引き締めてやっていかなければならない中学校生活に、不安と心配を抱えている時でもありました。
なので、この作品を聴くと、その時の辛い気持ちがちょっと蘇ったりもします。(笑)
〔CD日記 '80洋楽編 # 7〕