音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

526 LANA LANE 『SECRETS OF ASTROLOGY』〈2000 アメリカ〉

2023年07月29日 09時10分35秒 | CD日記 2000~洋楽編


1)ASTROLOGY PRELUDE
2)SECRETS OF ASTOROLOGY
3)ALEXANDRIA
4) RAINING
5)THE BELL
6)SPEED OF SOUND
7)UNDER THE SUN
8) TAROT
9) ASHERAH
10) GUARDIAN ANGEL
11) LONG WINTER DREAMS
12) ASTROLOGY POSTLUDE

ラナ・レーンは1995年に1st『LOVE IS AN ILLUSION』で登場。華々しい登場ではありませんでしたが、HRからプログレ(ポップス)、バラードまで器用に歌いこなせるヴォーカリストで、少しずつ人気を獲得。特に日本では人気を得て、来日公演も果たしました。
私も当時は、いわゆる彼女のサウンドの ‘ 推し ’ で、ライブには足を運びませんでしたが、アルバムやミニアルバム、またリミックスを施した過去のアルバムなど次々発売され、私も買って聴いていました。
反面、作品を重ねるごとに手堅くなってしまって、‘ 完成度は高い方だろうけど、印象に残らない ’ タイプになってしまったような気がします。

ここに挙げるアルバムは、フルアルバムとしては5枚目。
手堅くなっていくも、このアルバムでは ‘ 攻めている ’ 感があり、印象に残っています。ほとんどの作詞、作曲、そしてキーボード、プロデュースは彼女の夫である、エリック・ノーランダーが手掛けています。彼女のどの作品でも夫がしっかりサポート。この ‘ 夫婦茶碗 ’ 的活動には微笑ましくも思えます(笑)。
1)と12)のように、いわゆる開幕と閉幕があるトータル・アルバム。彼女のスキャットが入るハツラツとしたオープニングの1)から惹き付けられるものがあり、そのままドラマティックなHRの2)へ続く流れでグイッと引き込まれていきます。初めて聴いた時、ここで「いいねぇ!」と思いました。
幻想的なポップスから、ファストなHR/HMまで多彩な曲が並んでいます。
私はバラードの7)が大好き。彼女の温かくもあり、また伸びのあるパワフルなVoで歌い上げるバラードが、アルバムの中盤において、1つの癒やしポイントになっているような気がします。
再び1)のショート・バージョンのような12)の幕閉めでは、感動を呼びます。
ただ惜しいのが、約67分というトータルタイムが少し長い点。もう少し短ければ、もっと締まったものになっていたように思えます。

1stもトータル・アルバムですが、1stはジャケットと相成って ‘ 夜 ’ であったり、少し霧で霞んだ雰囲気の作風。
反対に本作は快活(明るい)で、ストレートな雰囲気の作風だと思います。

[CD日記 2000~ 洋楽編 # 9]
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525 お買い物 (2023 / 6月購入分)

2023年07月22日 09時30分46秒 | 音楽コラム
2023年6月に購入した、音楽ソフトのお買い物報告です。

1) CHEAP TRICK / At Budokan : the Complete Concert
2) MINNIE RIPERTON / ADVENTURES IN PARADISE
3) The La's / The La's ※
4) 弘田三枝子 / 愛の歌 (LP)
5)   〃   / 燃える手 (EP)
6) STEVIE WONDER / SONGS IN THE KEY OF LIFE (2LP) ※
7) 沢田研二 / 渚のラブレター (EP)
8) 米米CLUB / KOMEGUNY
9) THE BEATLES / LOVE
10) バブルガム・ブラザーズ / BORN TO BE FUNKY
11) 由紀さおり / 手紙 (EP)
12) 沢田研二 / 時の過ぎゆくままに (EP)
13)  〃   / 6番目のユ・ウ・ウ・ツ (EP)
14) 桜田淳子 / 三色すみれ (LP)
15)  〃   / スーパー・デラックス (LP)
16) チェリッシュ / グランド・デラックス (LP)
17) 薬師丸ひろ子 / あなたを・もっと・知りたくて (EP)
18) THE BEATLES / WITH THE BEATLES (LP) ※
19) チェリッシュ / 白いギター/ひまわりの小径 (2LP)
20) 沢田研二 / JEWEL JULIE (LP)
21)  〃   / チャコール・グレイの肖像 (LP)
22) 松山千春 / 季節の中で (EP)
23)  〃   / 長い夜 (EP)
24) AFTERSCHOOL / BANG ! (Japanese Ver)
25)    〃     / LADY LUCK / DILLY DALLY
26)    〃     / HEAVEN
27) CARLY SIMON / NO SECRETS (LP)
28) T-REX / THE SLIDER ※
29) CHIC / CHIC
30) PETSHOP BOYS / PLEASE
31) GEORGE HARRISON / CLOUD NINE ※
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

仕事が落ち着き、ホッとしております。
では、先月6月のお買い物報告。

気づけば、買い過ぎですね(我ながら、苦笑)。
それもそのはず、某古本店のセールへ足を運んだり、某リサイクルショップの、久々に訪れた店舗で興味深いに作品にたくさん出会うと(またそれが100円だったりして…)、購入してしまう…。それが積もりに積もって、多数の買い物になってしまいました。
また近いうちに、私もライブラリーの整理しなくては !

某リサイクルショップで500円で手に入れた、ビートルズの18)。最後のプレス盤のようですが、前所有者の保存が良かったのか、とても綺麗でした。
ステレオ音源を聴くのは初めてですが、巷の批評で聞くように、Voと楽器が左右チャンネルに分かれているだけ。若干、広がりを感じる程度ですね。モノラル音源の方がドンッとぶつかってくる感じで、良いように思えました。
前期ビートルズ作品の中で、この18)のストレートな作風が好きなので、LP盤を入手できたのをラッキーと思いましょう ! ↓↓↓


18) THE BEATLES / WITH THE BEATLES (LP)

27)は、100円!100円コーナーでひょっこり顔を出していました。ジャケットは経年の劣化が少々見られますが、盤を見たら、クリーニングをすれば、まぁ、聴けるだろうと思える状態。ややノイズが聴かれますが、普通に聴く分には支障が無い程度です。
フォークっぽい曲もありますが、伸びのあるVoで歌うポップスも収録。ミック・ジャガー(←ノー・クレジットですが、聴くとすぐわかる・笑)やポール、リンダ・マッカートニー夫妻がゲストに出ているのも、興味を惹くところ。思っていたよりも、深みのある作品に思えました。↓↓↓


27) CARLY SIMON / NO SECRETS (LP)

6月に、BSで沢田研二の特集番組を見ました。'70年代はシブいを曲を歌っていたんですねぇ。その後の彼の活躍ぶり等は、子供の頃TVで見ていましたが、現在見ても、 ‘ 攻めている ’ 歌手であったことがうかがえます。
特集番組を通して良い曲に出会い、そしてレコードを買っています。
バラード曲《 追憶 》収録の20)が良かったです。ジャケットから、ギラギラした作風を想像しますが、結構ブルージーで、シブいアルバム。B面ラストを《 追憶 》で締める構成がまた良いですね。
1枚聴き終えると、「いいなぁ」と思えるアルバムでした。↓↓↓


20) 沢田研二 / JEWEL JULIE (LP)

[音楽コラム # 238]
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524 お買い物 (2023 / 5月購入分)

2023年07月09日 08時23分04秒 | 音楽コラム
雨が降ったり、蒸し蒸しするやらで、不快な時季です。
私は仕事が忙しい最中ですが、ちょっと合間を見て、アップいたします。


2023年5月に購入した、音楽ソフトのお買い物報告です。

1) THE BEATLES / FOR SALE (デジタルリマスターCD) ※
2) THE DOORS / THE DOORS (40th Anniversary Mix) ※
3) RENAISSANCE / NOVELLA
4) 弘田三枝子 / 人形の家 (EP)
5) チェリッシュ / ひまわりの小径 (LP)
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

某リサイクルショップの某店へ行きました。
1)~3)のCDが1枚500円。
ビートルズの輸入デジリマCDを入荷したようで、ホワイト・アルバム以外の作品は、揃って並んでいました。しかも平均500円(『リボルバー』『サージェント…』は800円でしたが)。店舗によって扱いが違いますが、中古CDの価格が以前よりも下がっていると、改めて実感しました。反面、洋楽はレコードの方が値が高いです(苦笑)。

私は、前期ビートルズのデジリマCDは『ラバー・ソウル』のみの所有。今回1)を買ってみました。
確かに音質はクリアになっているけど、旧規格CDとの違いをあまり感じられませんでした。↓↓↓


1) THE BEATLES / FOR SALE (デジタルリマスターCD)
 やや地味な作品ですが、好きな1枚です。

ドアーズの1stアルバムの40周年リミックスCDである2)も、買ってみました。
ということで、1stのアナログ盤と現在所有するCDとの聴き比べをしました。(聴き比べはヘッドフォンで実施)CDは、以下の3種です。

i) デジリマCD
ii) 40th Anniversary Mix CD(今回買ったCD)
iii) 50th Anniversary Original Stereo Mix CD

i) デジリマCD
→こちらは音がデカいだけ!、という印象。カツ~ンとくるものがあります。買った当初はこれはこれでよかったのですが…。改めて聴くと印象が違いますね。

ii) 40th Anniversary Mix CD(今回買ったCD)
→控えめに聞こえますが、リミックスを施されていることもあり、それぞれの楽器の音がクッキリと、そして整理されている印象です。

iii) 50th Anniversary Original Stereo Mix CD
→こちらも控えめでありますが、‘ Original Stereo Mix ’と言われているだけあり、アナログ盤と近い音質。ただアナログ盤の少しモコッとして、ぼやけている(?)感は、CDではスッキリしているように聞こえます。

アナログ盤とiii)がほぼ同等だったです。
実際にスピーカーを通して聴くと、i)は極端なので、すぐわかりますが、今回の2)(ii)は他のCDとは違う、音像が感じられました。確かにリミックスですね。↓↓↓


2) THE DOORS / THE DOORS (40th Anniversary Mix)

もちろん、スピーカーを通した場合は、時折違いに気づく程度です。(防音リスニングルームで、1点集中で聴けば、面白いのでしょうけど、一般生活の中での音楽鑑賞なら、チラッとわかる程度です・笑)

[音楽コラム # 237]
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