音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

508 お買い物 (2022 / 8月購入分)

2022年09月20日 20時26分49秒 | 音楽コラム
2022年8月に購入した音楽ソフトのお買い物報告です。

1) チェリッシュ / ナッシュビル (LP)
2) LED ZEPPELIN /  IN THOUGH THE OUT DOOR (LP)※
3) DAVID BOWIE / NEVER LET ME DOWN (LP)※
4) 井上陽水 / 9.5カラット (LP) ※
5) 尾崎紀世彦 /  しのび逢い (LP)
6) チェリッシュ /  チェリッシュ II アルバム (LP)
7) 〃 / ベストコレクション '74 (2LP)
8) キャンディーズ /  THE BEST '83 (LP)
9) COZY POWELL / THE DRUMS ARE BACK
10) CHEAP TRICK / ALL SHOOK UP (LP)
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

ちょっと遠方へ出掛けた際に出先で中古LP盤に出会ったり、またリサイクルショップ某店の閉店セールに出くわしたりと、いろいろな所で買い物が出来ました。

先月はチェリッシュのアルバムを3枚買いました。
以前話で聞いてはいましたが、元々はチェリッシュは5人組のグループでした。今回グループ時代のアルバムである6)を聴きました。
紅一点である(旧姓)松井悦子のヴォーカル曲が中心ですが、後に夫となる松崎好孝のVo曲が2曲収録されている点でも、グループのアルバムの雰囲気が出ています。
ちなみに夫婦デュオのアルバムの1)でも、松崎さんは2曲でVoを執っていて、アルバムの内容に彩りが出ていました。↓↓↓


6) チェリッシュ /  チェリッシュ II アルバム (LP)

ブックオフ某店の500円コーナーで、コージー・パウエルの1992年のソロアルバムの9)を見つけました。
当時聴いてみたいと思うも、10代である私のお財布事情では、なかなか気軽に新譜CDには手が出せなかったので…。
いつの間にか廃盤になってしまい、中古でもやや高価だったような気がしましたが、今回お手頃価格で入手できました。
曲によっては、キーボードの鳴りで「ん?」と思う曲もありますが、10曲中2曲が(ゲストの)Vo入りで、その他はコージーのパワフルなドラムに重きを置いたハードなインスト。
改めて、彼のドラムに魅了されます。
しかし残念ながら、彼の最後のソロ作品となってしまいました。↓↓↓


9) COZY POWELL / THE DRUMS ARE BACK


[音楽コラム # 227]
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507 SLY & THE FAMILY STONE 『STNAD !』〈1969 アメリカ〉

2022年09月10日 21時44分37秒 | CD日記 '60洋楽編


1)STAND!
2)DON'T CALL ME NIGGER, WHITEY
3)I WANT TAKE YOU HIGHER
4) SOMEBODY'S WATCHING YOU
5)SING A SIMPLE SONG
6)EVERYDAY PEOPLE
7)SEX MACHINE
8) YOU CAN MAKE IT IF TRY

某ディスクガイド本で、スライ&ザ・ファミリー・ストーンを初めて知りました。
そこに掲載されていたのは、彼らの8作目 『FRESH』(1973)。 リーダーのスライ・ストーンがゴキゲンそうに、空中キックのポーズで宙で止まっているジャケットが印象的。
始めにこのアルバムを聴いたのですが、思っていたよりクールなサウンドで、その時の私にはピンと来るものがありませんでした。
しかし、ファミリー・ストーンって魅力を感じるソウル・グループ。改めて聴き直すかのように、この『STNAD !』を聴いたのでした。

このアルバムは彼らの6作目。
彼らのソウル、ファンクサウンドは ‘ 熱くコテコテ系 ’ というよりは、 ‘ 楽しく 乗っていこうぜ!’ という感があります(もちろん、ある意味熱いのですが)
始め私は、ジェームズ・ブラウン系のVoを勝手に想像していましたが、実際スライ・ストーンのVoはソフト。スティービー・ワンダーをソフトにしたVoにも聞こえます。
曲は何と言っても、3)でしょう。本当に楽しそうだし、乗りに合わせて体が動いてしまう曲。曲中の “ Higher, higher, higher, higher… ! ” の歌い回しや乗りは、日本の御神輿を担ぐ時の “ セイヤッ、セイヤッ、セイヤッ、セイヤッ… ! ” に近いような気がします。
この曲、1969年のウッドストック・フェスティバルでも歌われ、ベスト・パフォーマンスの1つとして伝説となっており、映像で見ることが出来ます。本当にカッコよくて、シビれるし、私はその模様を見ると鳥肌が立ち、感動で胸が熱くなります。

しかし、楽しいだけではありません。メッセージを込められた曲もあります。
例えば2)。白人系とアフリカ系人種がそれぞれお互いを蔑称で呼び合うのやめよう、というメッセージソング。曲自体は深刻な雰囲気ではなく、ファンキーでややコミカルな曲調。歌詞から「なぁ、お互いに蔑称で呼び合うのはもうやめようぜ(→お互い偏見、差別はやめて、仲良くしようぜ)」といったスライのメッセージが伝わってきます。
このバンド自体も、人種を越えたメンバー編成。ブックレット等で彼らの写真を見ると、「すごくいいなぁ」と思います。

このアルバムまで乗りのサウンドでしたが、次作『THERE'S A RIOT GOIN' ON (邦題:暴動)』(1971)から、クールでドライな作風になっていきます。でも次作以降のサウンドを聴くと、後のヒップホップはもちろん、ジャミロクワイらの ‘ アシッド・ジャズ ’ の原石の1つであることにも気付かされます。

50年以上経った現代でも、彼らがクールでイカしたソウル、R&Bのアイコンとして、色褪せない魅力を持っています。

[CD日記 '60洋楽編 # 36]
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