音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

312 お買い物 (2014 / 2月購入分)

2014年03月23日 09時02分42秒 | 音楽コラム
2014年2月に購入した、CDお買い物報告です。

1) PAUL RODGERS / THE ROYAL SESSIONS ◆
2) Cyntia / Limit Break ◆
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

何と、何と、2月は2枚の購入!こんなに少ないのは珍しいです。
先月は大雪で、週末に外出なんて出来なかったですからね。

1)はポール・ロジャースの新作。ソロ名義でのスタジオアルバムとしては、1999年の『エレトリック』以来、15年ぶりなんですね。
今回はオーティス・レディング等のソウル、R&Bのカバー・アルバム。プロデューサーによると、彼のVoの魅力を引き出すために、ライブ・レコーディングという制作過程を取ったそうです。
やや地味な感があるアルバムですが、彼の変わらぬVoの素晴らしさに感動しました。↓↓↓

                      
                      1) PAUL RODGERS / THE ROYAL SESSIONS

2)は約1年ぶりとなる、Cyntiaの3rdアルバム。
メジャー移籍第1弾の前作は、移籍への“ご挨拶代わり”として、どこか“急いで作った”感があり、あまり奥深さが感じられなかったのですが、この3rdは余裕が感じられ、ディープ・パープルっぽい曲や、ちょっとプログレ的な曲もあったりと、楽しめるアルバムとなっていました。↓↓↓

                      
                      2) Cyntia / Limit Break


2月は少なかったですが、その反動で3月は購入枚数が増えるかも?(笑)

[音楽コラム # 120]
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311 DEEP PURPLE 『COME TASTE THE BAND』〈1975 イギリス〉

2014年03月10日 09時07分19秒 | CD日記 '70洋楽編
                      

                      1)COMIN' HOME
                      2)LADY LUCK
                      3)GETTIN' TIGHTER
                      4)DEALER
                      5)I NEED LOVE
                      6)DRIFTER
                      7) LOVE CHILD
                      8) THIS TIME AROUND / OWED TO “G”
                      9) YOU KEEP ON MOVING

本当に久しぶりのCD日記です。


数多いアルバムを出しているミュージシャンのディスコグラフィーの中には、名盤と呼ばれる作品がありますが、反面、一般的に影が薄かったり(?)、もしくは過小評価されている作品もあります。
しかし、そのようなアルバムでも「コレ、なかなか良いぞ!」と思えるアルバムもあります。

解散、再結成、メンバーチェンジを繰り返すディープ・パープル(以下:DP)は、2014年3月現在、19枚のスタジオ・アルバムを出しています。なので、様々な評価をされる作品があります。
1968年の結成から1976年の解散までが、大まかに言って“最盛期”なのだと思います。
そんな彼らの“最盛期”ラストのアルバムがこの作品です。しかし、どうも過小評価されている面があります。
でも、先に記した「コレ、なかなか良いぞ!」と思えるアルバムなのです。

このアルバムの前作『STORMBRINGER』(記;CD日記 '70洋楽編 # 48)で、DPの看板ギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退。その穴を埋めるべく、アメリカ人ギタリストのトミー・ボーリンが加入し、“第4期DP”として活動を続けました。
DP加入以前のトミー・ボーリンという人は、アメリカでいくつかのバンドに在籍したり、ソロ活動をしていました。彼のギターの魅力が真に伝わるのは、1973年のジャズ、フュージョンドラマーであるビリー・コブハムの『SPECTRUM』(1973)だと思います。このアルバムで、まさに縦横無尽なプレイを聴かせています。DPのメンバーも当時それを聴き、新ギタリストとして迎えたいと思ったという話もあります。

彼を迎えて制作されたアルバムが、この『COME TASTE THE BAND』です。
内容は、これまでのDPのクラシカルで、スマートなHRではなく、ブルーズ、ソウル色の強い、土や砂ぼこり(?)の薫り漂うHRの作風となっています。
デイヴィッド・カバーデイルとグレン・ヒューズのコーラスが綺麗で、叙情的、且つパワフルな展開を聴かせる9)が代表曲です。
3)でのカッティングや、それぞれの曲の随所で“キュイ~ン♪”と鳴り響く、ボーリンのファンキーなギターがカッコよく、彼の個性を発揮しています。
またカバーデイルのVoもすごく濃厚に歌い上げていて、ブルーズの4)を歌う彼がカッコいいです。(←ちょっとフリー時代のポール・ロジャースを意識している?)
全体的にドシッとした感のある好作品だと思います。

では、なぜ、過小評価の側面があるのか?
第1に、それはサウンドの変化でしょう。ブルーズ、ソウル色の強いHRという点では出来は良いのですが、やはり“DEEP PURPLE”という看板の下では、リスナーに違和感を与えたのだと思います。
第2に、それにリンクして、ボーリンの存在。“DEEP PURPLE=リッチーのギター”というイメージが強すぎるし、またギター・プレイのタイプも違う。簡単に言ってしまえば、「新しいギタリストが入ったから、DPは変わっちゃったよぉ~」、「やっぱり、リッチーだよねぇ~」という、リスナーの声が聞こえてくるのは、想像し難くありません。
第3は、その後の彼らの活動。第4期DPのとしてスタートしましたが、カバーデイルとヒューズとの“リードVo”争い、またそのようなギクシャクしたDPに、オリジナルメンバーのジョン・ロードとイアン・ペイスの2人はリッチー在籍時代に思いを馳せ始め、その上、ボーリンはドラッグ癖があり、その影響からステージによってはギター・プレイが散漫だったりと…。
そういう訳で第4期DPは1976解散しました。
これらが相乗効果(?)を生んでか、このアルバムが過小評価されているのではないでしょうか。
また解散後の1976年、ボーリンはドラッグの過剰摂取により死去。彼の名誉のために言うと、器用なギタリストだったと思うし、DPのステージでも、素晴らしいギター・プレイを聴かせていたことを、アメリカでのツアーを収めたライブCDで、現在私たちは聴くことができます。
存命だったら、どんな活動を続けていたかと思うと、早世が惜しまれます。

2010年に、このアルバムの『35th アニバーサリー・エディション』が発売され、それはデジリマ盤とケヴィン・シャーリーによるリミックス盤の2枚組仕様となっています。
実は実は!このリミックス盤がとても良く、オリジナルより長尺な部分があったり、またラウドな音に仕上げられ、新たに生まれ変わったHRアルバムとなっています。改めてこの作品の良さを再認識し、それ以降、私はすっかりそのリミックス盤で聴くようになってしまいました。

DPの作品の中でも、ちょっと異色な面もありますが、“聴き逃してはならない”アルバムだと思います。
私の中で、DPの大好きなアルバムの上位に挙がる1枚です。

[CD日記 '70洋楽編 # 50]
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310 お買い物 (2014 / 1月購入分)

2014年03月02日 09時20分44秒 | 音楽コラム
2月は大雪が降り、生活ペースが乱され、なかなか更新も出来ませんでした。
少し遅れましたが、2014年“年明け1月”に購入した、CDお買い物報告です。

 1) THE BAND / THE BAND ◆
 2) 〃     / STAGE FRIGHT ◆
 3) 〃     / CAHOOTS ◆
 4) TANGERINE DREAM / RUBYCON
 5) V.A. / BLUES ANYTIME
 6) BONNIE RAITT / SILVER LINNING
 7) ゴダイゴ / MAGIC MONKEY ※
 8) DEENA WEBSTER / TUEDAY'S CHILD ◆
 9) ETTA JAMES / ROCKS THE HOUSE ◆
10) Cyntia / 閃光ストリングス (Si) ◆
11) 聖飢魔II / 地獄より愛をこめて ◆
12) TM NETWORK / humansystem ◆※
13) THE BEATLES / RUBBER SOUL (US仕様) ◆
14) 〃      / REVOLVER (US仕様) ◆
15) 〃      / HEY JUDE ◆
16) MELLOW CANDLE / SWADDING SONGS ◆※
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

まずはJ-POPから。
最新リマスターを施された、11)と12)を買いました。
11)はその昔、レンタルで借りて、聴いたのです。当時は「やっぱり、洋楽のHRの方がいいやっ!」と深く聴かずじまい。でも、聖飢魔IIのHR/HMサウンドは嫌いではなかったので、“現在の耳”で聴いてみようと買いました。サウンドとしては、ジューダス・プリーストに近いですね。今回、彼らのサウンドを再認識しました。
12)もリアルタイムに聴いているアルバム。当時、クラスメイトにファンがいて、このアルバムの発売に興奮していた姿を記憶しています。当時の観点からすると、最新の音で画期的なサウンドだったんですよね。
しかし、現在聴くと“線の細い、発展途上のデジタルサウンド”。なので、最新デジリマを施すのは正解です。旧規格盤より音に厚みが出ていて、音質が向上していました。↓↓↓

                     
                     (左) 11) 聖飢魔II / 地獄より愛をこめて
                     (右) 12) TM NETWORK / humansystem

次は洋楽関連です。
ガイド本等で、ジャケットにも惹かれていた8)がリイシューされました。
紙ジャケ仕様でしたが、良い装丁の紙ジャケでした。
内容はフォーク路線ですが、少々寂しげでありながらも、心を掴む彼女のVoに魅力を感じる1枚です。↓↓↓

                      
                      8) DEENA WEBSTER / TUEDAY'S CHILD

[音楽コラム # 118]で記しましたが、ビートルズのUS編集アルバムが、限定盤ながらもCD化されました。
13)、14) に到っては、曲目が違うと、また違った雰囲気のアルバムになっていることが面白く、興味が持てました。
やっぱり、15)がいいですねぇ。自分の中では思い出のアルバムなので、ちょくちょく聴いています。↓↓↓

                      
                      15) THE BEATLES / HEY JUDE

[音楽コラム # 119]
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