音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

365 お買い物 (2016 / 6月購入分)

2016年07月31日 15時06分54秒 | 音楽コラム
2016年6月に購入したCDのお買い物報告です。

1) BERNARD PURDIE / PURDIE GOOD ! ◆※
2) IDRIS MUHAMMAD / BLACK RHYTHM REVOLUTION ! ◆※
3) BAND-MAID / Brand New MAID ◆
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

6月は何と3枚!自分でも驚いています(笑)。まぁ、もしかしたら、これが普通なのかもしれません。いや!「3枚でも、多い方ですよ」なんて、ご指摘もあるかもしません(笑)。
7月には聴きたいアルバムが控えていたのと、7月の中旬まで仕事が忙しいこともあったので、ちょっと買うのを抑えたという訳です。

1)、2)は、これまた“再会” アルバムなんです。
遡ること「2014年9月のお買い物報告」で、レア・グルーヴ系の廉価リイシューについて少し触れています。
当時、そのシリーズをかなり楽しみにしていた私。振り返ると、それからの数ヶ月で、そのシリーズから10枚以上のアルバムを聴いていました。
しかし大量仕入れをすれば、その分、“ハズレ”や“可も無く不可も無く”も出てくる訳で、結局は、現在ライブラリーに残っているのはJAMES BROWNのアルバムが1枚だけ。
私の中では「あのリイシューのシリーズは、(自分の中で)それ程でもなかったなぁ…」という印象でした。
5月に、私の御用達(?)タワレコ新宿店へ行くと、その時の廉価リイシュー盤がズラッと並んでいました。限定盤だったということもあるので、「もう入荷しませんよ~!」と謳って、特設コーナーが組まれていたのです。
「アレも聴いた、コレも聴いた…」と懐かしみながら特設コーナーを眺めていると、1)、2)が目に留りました。
その日、自宅に帰ると「また1)、2)を聴き直してみてもいいかな」と思いました。ネットで試聴をしてみると、また聴きてみたい気持ちに…。
当時、1)、2)が響かなかった理由は“過度な期待”。これまでの音楽生活で、“楽しみにし過ぎる”と、結果、“ハズレ”や“可も無く不可も無く”になることの方が多いのです。
なので、今回は過度な期待はせず、再会を楽しもうかと…。

さて、前置きが長くなりましたが、1)、2)はソウル・ジャズ系ドラマーのアルバム。
ジャズとは言えど、熱くならず、もっとラフな乗りのジャズです。なので、「どうだ!」といったような熱いドラム・ソロも聴けません。
ソウル・ジャズの定義はよくわかりませんが、本場(?)のジャズと違い、もっと泥臭く、リズミカルなのかもしれません。「楽しいねぇ~!」というフィーリングが伝わってきます。
今回、両作品の“再会”は良好ではないかと思います。↓↓↓

            
            (左) 1) BERNARD PURDIE / PURDIE GOOD !
            (右) 2) IDRIS MUHAMMAD / BLACK RHYTHM REVOLUTION !

先月のお買い物報告で、日本のガールズHRバンド、BAND-MAIDのお話をしました。
今回は彼女達のメジャー移籍初のミニアルバムである3)を聴きました。
前作と同じ路線のHRサウンド。メジャーからの発売なので、音の仕上がりはまとまっている感があります。比べて、インディーズ盤の前作の方はもっと尖っていて、生っぽい音だった感があります。やはり、メジャー・レーベルから出ると、“こうなるのかな?”と思いました。まぁ、これが段々とポップス寄りなサウンドにならなければいいなと思いますが…。
全体的にイケイケ!の感じではありますが、これがバラードを含めた懐の深い曲を歌うようになれば、良いバンドになれるような気がします。今後を見守っていきたいです。↓↓↓

                
                3) BAND-MAID / Brand New MAID


〈7月のお買い物は…〉
6月の購入枚数が少なかったにも拘わらず、7月はあのジェフ・ベックの新作、プログレ系廉価リイシュー、ジャズ系廉価リイシュー、またタワレコのセールがあったり、CDの断捨離を敢行するも、ディスク・ユニオンで買取査定中に店内を見て回ってみると、聴きたいCDを見つけたり…と何だかんだで、購入枚数が多くなりました。(笑)
そのことに関しては、7月のお買い物報告でアップしたいと思います。

[音楽コラム # 151]
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364 HUMBLE PIE 『SMOKIN'』〈1972 イギリス〉

2016年07月22日 08時15分55秒 | CD日記 '70洋楽編
                 
                            
                 1)HOT‘N’NASTY
                 2)THE FIXER
                 3)YOU'RE SO GOOD FOR ME
                 4) C' MON EVERYBODY
                 5)OLD TIME FEELIN'
                 6)30 DAYS IN THE HOLE
                 7)ROAD RUNNER / ROAD RUNNERS‘G’JAM
                 8) I WONDER
                 9) SWEET PEACE AND TIME

このアルバムのCDを買う数ヶ月前のこと。
当時、隣町にあった中古CD店で、このようなCDを見かけました。↓↓↓

               
               『ロック大辞典5/ブルーズ・ロック』 
                 

以前、この手の廉価CDって、ホームセンターやスーパー・マーケットの特設ワゴン等で売られていました。一時期はストーンズやビートルズの編集盤、中には、ジャケこそ違えど、ビートルズのオリジナルアルバムがそのままの内容で、廉価CDで売られていたこともありました。現在は権利等が厳しくなり、このようなCDは姿を消しましたが…。
たぶん、この『ロック大辞典5/ブルース・ロック』もその類いのものでしょう。
その中古CD店がどこかでこれを仕入れ、何と100円で売っていたのです(もちろん、未開封、新品!)。
何気なく手に取り、曲目を見てみると、面白い曲目! ↓↓↓

    

100円だったので買って聴きました。私の中ではかなり勉強になりました。
この中で、4曲目のパンブル・パイの“I Wonder”が好きになり、この曲が収録されているアルバム『SMOKIN'』を聴いた…、という経緯があるのです。


1969年に、元ザ・ハードのピーター・フランプトン、元スモール・フェイセズのスティーブ・マリオットらで結成されたパンブル・パイ(以下:パイと略)。
メンバーの顔ぶれから、スーパー・バンドのように見られたようですが、デヒュー・シングル“Natural Born Boogie”がヒットするも、その後はパッとせず、またレーベルの倒産にも遭いました。
1970年にA&Mレコードに移籍。彼らが評価され始めたのが1971年のライブ・アルバム『PERFORMANCE : ROCKIN' THE FILLMORE』。このアルバムではヘヴィな、熱いHRを聴かせくれます。
しかし、ここでフランプトンが音楽性の違いを理由に脱退。フランプトンが抜けた新体制でのアルバムが、この『SMOKIN'』です。

この『SMOKIN'』は通算6作目。
全体として、ヘヴィHRの作風。しかし、いわゆる“ヘヴィメタルっぽい”というよりは、“ソウルフルな”HRという感じです。
ズンッ!とくる重さのあるサウンドもそうですが、驚異的とも言える、甲高くもソウルフルなマリオットのVoがパイ特有の“ソウルフルなHRサウンド”を醸し出しているのだと思います。
前述した8曲目の“I Wonder”はスロー・ブルーズ。地味なブルーズではありますが、濃厚で、重量感のある、黒っぽいブルーズは聴き応え十分。曲のラストおける、マリオットのこぶしの利いたアカペラ部分は、何回聴いても唸らせるものがあり、私は全身の毛がそば立ちます(笑)。
8)に続き間一髪で始まる9)も大好きな曲です。ドスンッ!とくる感じは、まさにブリティッシュHRの重量感。ベースのグレッグ・リドリーも歌っていて、彼の太めのVoもいい味を出しています。曲展開と、間奏部における重量感は、私の中ではアドレナリン放出されます(笑)。この重量感は、現在のHRバンドには出せない味なんでしょうね。
3)、5)はフォークでカントリーっぽい曲であり、アルバムのバランスが上手く取れています。
ちなみに6)はアメリカのHRバンド、MR.BIGもカバーしています。

パイの他のアルバムも聴き進めてきました。ただ、この『SMOKIN'』以降のアルバム(1975年の解散までの3作品)は、手堅くもあり、アルバムによっては“開き直った感”があったりして、私の中では響いてくるものがありませんでした。やはり、この『SMOKIN'』が彼らの全盛だったのかもしれません。
『SMOKIN'』以前のアルバムは好きなものもあります。今後、それらはCD日記に登場するかもしれませんので、またその時にでも。

この『SMOKIN'』は私の大好きなアルバムの1枚で、俗に言う“無人島に持って行きたい”CDの内の1枚に入ります。ちなみにアナログ盤も持っています。
それまでパンブル・パイの名は知っていましたが、ノー・チェックでした。しかし、中古CD店で何気なく手に取ったオムニバスCDでパイを聴き、1枚丸々惚れてしまうこのアルバムに出会うとは…。縁というのは面白いものです。

[CD日記 '70洋楽編 # 55]     
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363 お買い物 (2016 / 5月購入分)

2016年07月17日 13時39分07秒 | 音楽コラム
2016年「5月」に購入したCDのお買い物報告です。

1) RAMSEY LEWIS / SÂLONGO ◆
2) CANDY DULFER / SAX-A-GO-GO ◆※
3) RICHARD ‘GROOVE’HOLMES / IN THE GROOVE (3CDs) ◆
4) DORIS DAY / EIGHT CLASSIC ALBUMS (4CDs) ◆
5) BAND-MAID / New Beginning ◆
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

5月は少なかったです。
しかもロックよりも、ジャズ・フュージョン系がほとんど。
実はロックでも聴きたいものはあったのですが、「まぁ、急いで今買わなくても…」と思い、ジャズ・フュージョン系の廉価リイシューもあったので、そのジャンルになびいた訳です。

オルガン・ジャズの3)は、前回のお買い物報告で述べたような“再会”となったもの。2年ほど前に彼のアルバムを何枚か立て続けに聴きましたが、その時はあまり響いてこなく、結局手放しました。
今回、CDショップで何気なく彼の棚を見て、「あ、また聴き直してみようかな」と思った訳です。
3)自体は、彼の初期(?)の2、3枚のアルバムから曲をピックアップした編集盤。1,200円というお買い得価格!
内容は初めて聴くものでしたが、今回は良く響いています。(笑)アップテンポな曲あり、バラード調の曲ありで、奥が深くなかなか良いと思います。特に“It might as well be spring”というバラード曲が好きです。今回は“良い再会”となったのかも?↓↓↓

                    
                    3) RICHARD ‘GROOVE’HOLMES / IN THE GROOVE (3CDs)

ALDIOUSに端を発し、日本のガールズHR/HMを聴いている私です。
この数年、数あるガールズ・バンドもメンバーチェンジや解散、メジャー・レーベルへの移籍、また新バンドの結成、そしてインディーズ(もしくはメジャー)デビュー…といろいろな動きがありました。これは日本のガールズHR/HMシーンにおける、新しい章への再編だったように思われます。
さて、最近チェックしたバンドがBAND-MAIDというバンド。何でも、メイド・カフェでアルバイトをしていたメンバーのMIKU(Vo,G)を中心に結成されたバンドで、バンド名からそのままメイド衣装を着ています。
昨年2015年11月に発売された2ndミニアルバムの5)をチェックしていたので、聴いてみました。
HMというより、HRサウンドでしょうか。中には、ダンスグループのSPEEDを想起させるような歌サビを含む曲があったりして、キャッチーな曲も収録されています。でも、良いものを持っているバンドだと思いました。
まだ自作曲が少ないようなので、自分たちを磨き上げHM/HRサウンドを突き進むのか、アイドル要素を持ったハード・ポップス系バンドになるのか。私は前者を望みますが…。
この5月にはメジャー移籍をして、新作を発表しました。今後を見守っていきたいと思います。↓↓↓

                     
                     5) BAND-MAID / New Beginning

[音楽コラム # 150]
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362 お買い物 (2016 / 4月購入分)

2016年07月07日 16時26分02秒 | 音楽コラム
いやはや何だか忙しく、更新が途絶えていました。
遅くなりましたが、2016年「4月」に購入したCDのお買い物報告です。

 1) BLACK SABBATH / TECHNICAL ECSTACY
 2) SOUND OF ETERNITY / VISIONS & DREAMS
 3) BILLY JOEL / THE STRANGER
 4) TONY WILLIAMS / THE JOY OF FLYING ※
 5) 聖飢魔II / メフィストフェレスの肖像 ◆
 6) 〃 / LIVING LEGEND ◆
 7) DELANEY & BONNIE AND FRIENDS / D & B TOGETHER ◆
 8) THE MOODY BLUES / EVERY GOOD BOY DESERVES FAVOUR ◆※
 9) IRON MAIDEN / KILLERS ◆
10) TONY WILLIAMS / MILLION DOLLAR LEGS ◆※
11) RAMSEY LEWIS / SUN GODDESS ◆※
12) RETURN TO FOREVER / ROMANTIC WARRIOR◆※
13) BUDDY RICH / SWINGIN' NEW BIG BAND◆
14) DORIS DAY / ELEVEN CLASSIC ALBUMS (4CDs) ◆
◆は新品で購入したもの。その他は中古盤で購入。
※印以外は、初購入(初めて買った、もしくは初めて聴く)の作品。

4月はリイシューものや、セールも重なりちょっと多め(?)の買い物でした。

たくさんCDを買い聴いていると、その時その時、公私を含めた自分の置かれている状況に音楽鑑賞が左右されることが多々あります。中には「これ、あまり良くないな(響いてこないな)…」なんて思い、手放すこともあります。
しかし時が経ち、「またアレを聴き直してみたいなぁ」ということがあります。それが廉価リイシューという形で“再会”を果せそうな時、そのように思うことがあります。実はここ最近“再会したい”作品が、私の中でけっこう挙がっています。

この4月の廉価盤フュージョン系アルバムで特に4)、10)、11)はその“再会”でした。
4)、10)はドラマーのトニー・ウィリアムズのアルバム。4)はヤン・ハマーやスタンリー・クラーク、11)ではアラン・ホールズワースが参加。
ジャズ・ピアニストのラムゼイ・ルイスの11)では、ルイス自身はエレクトリック・ピアノなどをプレイし、ファンク寄りなサウンドを聴かせてくれます。この11)は、特に自分の中で再評価したアルバムでした。
以上3作品とも、'70年代後半特有のスッキリ、さわやかな仕上がりの音ではありますが、楽しめるアルバムでした。↓↓↓

                       
                       (左上から)
                       4) TONY WILLIAMS / THE JOY OF FLYIMG
                      10) TONY WILLIAMS / MILLION DOLLAR LEGS
                      11) RAMSEY LEWIS / SUN GODDESS

HR/HM系で開拓をしました。それがアイアン・メイデンの2ndの9)です。これまでアイアン・メイデンを聴いたことが無かったのです。
正直、NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)の音楽ムーブメントから出てきたHMバンドは、私の中では“直球だけど濃厚さが無く”感じられ、それ程惹きつけられるものがありませんでした。
ここ最近自分の中でいろいろなミュージシャン、バンドに対し「あのバンドってどうなのかな?」という探求心が芽生え始め、その中の1つがアイアン・メイデンでした。
確かに直球のHR/HMです。しかし、ベースラインがカッコイイですね。すべての作品とまではいかないかもしれませんが、あと1stは聴いておきたいと思っています。↓↓↓

                
                9) IRON MAIDEN / KILLERS
                  綺麗なピクチャーCDです。

あるラジオ番組内でのオールディーズのコーナーで、ドリス・デイの曲が流れました。根っからジャズ・ヴォーカルが好きな訳ではありませんが、その時、惹かれるものがありました。彼女の名は知っていましたが、「ドリス・デイかぁ」と聴いてみたくなりました。
11枚のアルバムを4CDにパッケージした廉価盤があり、買ってみました。“詰め込んだ”感のある企画盤はあまり好きではないのですが、年代が古いですし、入門で彼女の曲の雰囲気を味わうには好適かと思い、買いました。
“Tea for two”、 “The very thought of you”、 “Autumn leaves”といった上品で、素敵な曲を聴けました。↓↓↓

                       
                       14) DORIS DAY / ELEVEN CLASSIC ALBUMS (4CDs)
                         ドリスさん、綺麗ですねぇ。ホレちゃいます。(笑)

聖飢魔IIのリイシューを機会に、彼らのアルバムを聴いている私ですが、今回は後期(?) の作品である、5)、6)を聴いてみました。
以前職場に聖飢魔IIファンの人がいまして、1999年の解散へ向けてリリースされた6)は最高傑作である、という前評判を聞いていました。
確かに、HR/HMの範疇にとどまらず、叙情的な曲や、プログレチックな曲もありで、奥の深い作品かと思います。↓↓↓

                         
                         6) 聖飢魔II / LIVING LEGEND

[音楽コラム # 149]
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