音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

021 THE BEATLES 『THE BEATLES』〈'68 イギリス〉(その1)

2007年11月30日 18時02分51秒 | CD日記 '60洋楽編


〈 DISC 1 〉
 1. BACK IN THE U.S.S.R.
 2. DEAR PRUDENCE
 3. GLASS ONION
 4. OB-LA-DI, OB-LA-DA
 5. WILD HONEY PIE
 6. THE CONTINUING STORY OF BUNGALOW BILL
 7. WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS
 8. HAPPINESS IA A WARM GUN
 9. MARTHA MY DEAR
10 I'M SO TIRED
11. BLACKBIRD
12. PIGGIES
13. ROCKY RACCOON
14. DON'T PASS ME BY
15. WHY DON'T WE DO IT IH THE ROAD ?
16. I WILL
17. JULIA

アメリカ編集盤『マジカル・ミステリー・ツアー』を、アルバムとしてカウントすると、この作品は、10作目。ジャケットから、通称“ホワイトアルバム” と呼ばれています。

私がこのアルバムに興味を持ったのは、4が聴きたかったから。
小学校時代、運動会での全校生ダンス(?)で、この曲が使われたことがありました。また小6の時、ある学年行事での、班別の発表会の際、私の班はこの曲を演奏したのです。もちろん、その時はビートルズの曲だなんて、知りませんでした。ただ、「面白い曲名だなぁ」と思っただけです。(笑)
その4が収録されている、このアルバムには驚きました。1つは、真っ白なジャケット。もう1つは、曲数の多さ。「いったい、どんな作品だろう」と思いました。
しかし何と、このアルバムのテープが、当時、4,400円!高い!(笑)現在、2枚組CDでも、そんな価格は無いのでは?ちなみに、そのテープ、往復90分程のテープに収録された、1巻仕様のものでした。
そのテープを、私と同じくビートルズを好きになっていた小学生の弟が、小遣いを貯めて買ったのです。
この作品、かなり思い入れがある作品です。しかも2枚組なので、現行CDのディスク1、ディスク2と、2回に分けて、ご紹介していきます。

まず、このアルバムの概要を。
2枚組、全30曲。共同作業によるレコーディングというより、個々のメンバーが持ち寄ったものをレコーディングしたという、ややソロなものであり、実験的なもの。なので、良く言えば、曲がバラエティーに富んでいるが、悪く言えば、やや散漫な印象がある。

では、ディスク1です。
アナログ盤では、1~8がA面。9~17がB面という構成。
ジェット機の音で始まる1は、ビーチボーイズ調の明るい曲。
4は、実はレゲエのリズムがベースとなっている。実際にレゲエ・ミュージシャンがカバーしているのを聴くと、「あ、レゲエなんだなぁ」と実感します。
7はジョージの曲で、タイトル同様、悲しげな曲。ちなみに、間奏などに登場する、“泣きのギター”は、エリック・クラプトンがプレイ。『ビートルズ・アンソロジーvol.3』('96)に収録されている、別バージョンは、アコースティック・ギター1本での曲になっている。曲タイトルからして、私は、別バージョンの方がピッタリなような気もするし、また別バージョンに惚れてしまいました。(笑)
9は、ピアノと、ストリングスを用いた、ポールの爽やかなナンバー。
続く10はベースがアクセントとなっている、スローなブルース。タイトル同様“気だるい”感じがします。
14は、リンゴが作る、初の作品。“ズンチャ~、ズンチャ~、ズンチャ~、ズンチャ~♪”と、オルガンを含んだメロディが印象的。

このアルバムを2枚通して聴くと、アナログA面に相当する1~8が、一番ビートルズらしく、また完成度も高いような気がします。またB面相当の9~17は、あまりロックな曲は無く、フォークや、牧歌的で、のんびりした雰囲気があります。
しかし、ディスク1を聴いていると、後半の途中でダレてしまう感も、多少なりあるかもしれません。

その2につづく)

〔CD日記 '60洋楽編 # 6〕
コメント (2)
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020 お買い物 ('07 11/27)

2007年11月27日 18時19分37秒 | 音楽コラム
時々、私が買ったCDや、DVDも、このブログで紹介していきましょう。

先週、欲しいものが続々発売されたので、買いました。
今回は、DVD2点、CDが1点。
(綺麗な写真ではありませんが、悪しからず)

JIMI HENDRIX EXPERIENCE 『LIVE AT MONTEREY 』

                   

以前、このライブはビデオ、LD化されていましたが、長らく廃盤。ようやくDVD化した感じがします。
DVDで、あの“ギターに火を付け、叩き壊す”という、有名なパフォーマンスが見られるかと思うと、嬉しいものがあります。

LED ZEPPELIN 『THE SONG REMAINS THE SAME』

                   

こちらは、デジタル・リマスター&5.1チャンネル・サウンドでの、リイシュー。DISC2には、未発表映像も収録。
今月発売の音楽誌、“レコード・コレクターズ”に、解説が載っていますが、音質面で、従来盤と比較をしながら観るのも、面白いようです。

以上、DVDですが、まだ封を切っていません。(笑)両方とも、内容を知っているせいもあるかもしれませんが、DVDって買っても、なかなか観ないんですよねぇ。(笑)
ちなみに、ZEPのDVDは、ジャケットと同じポスターが、オマケに付いていました。

LED ZEPPELIN 『THE SOUNDTRACK FROM THE FILM “THE SONG REMAINS THE
SAME”』

                 

中身は、このような仕様です。

              

こちらはCDで、未収録曲追加+デジリマ盤リイシュー。
確かに、音に厚みが増しています。しかし興味深いのが、従来盤とは内容が違うこと。
従来盤は、他の日の演奏や、オーヴァーダビングをしているなど、映像編とは違うものが聴かれましたが、今回の最強盤は、簡単に言うと、“映像編のプレイが聴ける”という印象です。(もちろん、今回も他の日の演奏など、編集されているそうですが)思っていたより(?)、よかったです。
なので、CDもDVDも、従来盤はしっかり持っていようと思います。
当面、私はこのライブ盤を、繰り返して聴くことになりそうです。(笑)
[音楽コラム # 2]
コメント (2)
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019 MICHAEL JACKSON 『OFF THE WALL』〈'79 アメリカ〉

2007年11月25日 17時53分52秒 | CD日記 '70洋楽編
                   

 1. DON' T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH
 2. ROCK WITH YOU
 3. WORKIN' DAY AND NIGHT
 4. GET ON THE FLOOR
 5. OFF THE WALL
 6. GIRLFRIEND
 7. SHE'S OUT OF MY LIFE
 8. I CAN'T HELP IT
 9. IT'S THE FALLING IN LOVE
10. BURN THIS DISCO OUT

もう1作、マイケルの作品を紹介。
この作品、〔CD日記 '80洋楽編 # 10〕で紹介した、『スリラー』の1つ前の作品です。
この辺りだと、“洗練されたソウル”、また“ディスコ・サウンド”という、印象があります。
個人的には、あまり深く聴いていないのですが、何曲が好きな曲があるので、それらを中心に紹介します。

1は、楽しく、乗りの良い、ディスコナンバー。バックの“チャンチャカ、チャンチャカ♪”のリズムから、自然と体が乗ってきます。
3は、タイトル通り、忙しい雰囲気の曲。しかし明るく、1同様に、“チャンチャカ、チャンチャカ♪”のリズムが良いです。
6はポール・マッカートニーの作品。ちなみにオリジナルは、ポールのウイングス時代の『ロンドン・タウン』('78)に収録。
“彼女が僕の前から、去っていった”という7は、美しいが、寂しく、切ない曲。何でもマイケルは、この曲を歌うと泣けてしまうとか。(ライブでも、この歌を歌うと、しゃがみ込んでしまう)確かに、曲の最後で、涙で声が震えているのが聞き取れる。
8は、スティービー・ワンダーが作った曲。歌い回しが、“スティービー”になっているところが、興味深い。

マイケルが涙する7を紹介しましたが、私が以前、ある事で、すごく落ち込んでいた時、なぜか、この曲を聴いたのです。 そうしたら、私も涙が出てしまったというエピソードもあります。エヘヘ。(笑)

マイケルの少年~青年時代にも、良い曲があります。中でも、“ONE DAY IN YOUR
LIFE”(邦題:想い出の一日)('75)という曲はオススメ。ハーモニカの音色が、“夕暮れの切なさ”を想起させ、ジ~ンとくる曲です。
また、マイケルの兄弟たちと組んでいた、ジャクソン5も良いです。
マイケルの少年~青年時代、またジャクソン5は、オリジナル盤も含め、ベスト盤も多数あるので、ご興味のある方は、是非どうぞ。

昔は、良い曲を歌っていたマイケルですが、現在の彼の(特にプライベートでの)迷走ぶりに、「どうしちゃったのかな?」なんて、思えたりもします。
〔CD日記 '70洋楽編 # 3〕
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018 MICHAEL JACKSON 『THRILLER』〈'82 アメリカ〉

2007年11月23日 14時37分53秒 | CD日記 '80洋楽編
                   

 1. WANNA BE STARTIN ' SOMETHIN '
 2. BABY BE MINE
 3. THE GIRL IS MINE
 4. THRILLER
 5. BEAT IT
 6. BILLIE JEAN
 7. HUMAN NATUER
 8. P. Y. T. (PRETTY YOUNG THING)
10. THE LADY IN MY LIFE

〔CD日記 '80洋楽編 # 9〕で紹介した、『バッド』の前作が、このアルバム。大ヒットアルバムです。

やはり、何と言っても、タイトル曲の4。この曲はむしろ、プロモーションビデオの方が面白いだろうし、有名かもしれません。
まだプロモを観たことのない方に、簡単にご紹介を。
〔マイケルと彼女が、デートでホラー映画を観に行く。帰宅途中、墓場近くの夜道で、たくさんのゾンビに囲まれてしまう。そして、マイケルもゾンビの姿に。彼女は怖くて逃げるが、ハッと気付くと、自宅の部屋で、悪い夢を見ていたことがわかる。そんな彼女をデートに誘うマイケル。しかし、何とマイケルの目の色が、ゾンビの目になっている…〕という、怖い(ユニーク?)な、約12分程のストーリー仕立てのプロモ。
見所はやはり、ゾンビ達とのダンスシーン。まさに寸分のズレもないダンスは圧巻。

他には、“セ~ママ、サ~ママ、マクッサッ♪”と聞こえる(笑)、乗りの良いコーラスの1。アルバム冒頭から、引き込まれます。
3は、元ビートルズのポール・マッカートニーとのデュエットソング。“彼女はボクのものだよ”と言っている内容で、ほのぼのとした曲。
5は、ギターの効いたロックな曲。ちなみに間奏部のギターは、エディ・ヴァン・ヘイレン。
ドシッとした、ビートの効いた6もヒット曲だし、7以降は、優しい雰囲気のバラードが並ぶ。
全体的には、カチッとした作りだが、次作『バッド』に比べると、ギラギラした感じはない。ソウル・ポップスなので、温かみのある雰囲気。

中学生当時、『バッド』が新作として登場していましたが、4のプロモはすでに知っていたので、「このアルバムは絶対に聴きたい」と思っていた作品でした。
〔CD日記 '80洋楽編 # 10〕
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017 MICHAEL JACKSON 『BAD』〈'87 アメリカ〉

2007年11月20日 17時24分14秒 | CD日記 '80洋楽編


 1. BAD
 2. THE WAY YOU MAKE ME FEEL
 3. SPEED DEMON
 4. LIBERIAN GIRL
 5. JUST GOOD FRIENDS
 6. ANOTHER PART OF ME
 7. MAN IN THE MIRROR
 8. I JUST CAN'T STOP LOVING YOU
 9. DIRTY DIANA
10. SMOOTH CRIMINAL
11. LEAVE ME ALONE

このアルバムの発売を機に、'87~'88('89?)年、日本は“マイケル・ジャクソン・フィーバー”となりました。
当時、衛星放送は現在のように番組数が少なかった為か、地上波放送で、彼の特集番組や、来日公演の放送が見られました。またワイドショーでも、来日公演時のフィーバーぶりが取り上げられました。ちょっと前で言う、“韓流ブーム”が、それに似てますかねぇ。
今、振り返ると、当時日本は景気が良かったからか、“フィーバーぶり”がより加熱したのかもしれません。私も中学生だったので、“マイケル・ジャクソン・フィーバー”は、はっきり記憶しています。

さて、このアルバム、彼の少年時代のソロから数えて、7作目(のようです)。
それまでは、“ソウル”や“ソウル・ポップス”といった曲調だったが、このアルバムは、ロック的な感じであり、少々誤解を招くかもしれないが、“ハードロック”的な感触もある。
“Who's Bad!”という決めゼリフで終わる、1はヒット曲。へヴィで、キレがある、カッコイイ曲です。
3と、9は、HR的感触がある曲。特に3は、タイトルのように、スピード感がある。9のギターは、スティーブ・スティーブンスがプレイ。
5は、スティービー・ワンダーとのデュエット。これは“ソウル・ポップス”いった感じ。
しかし、7、8では綺麗なバラードが聴ける。
全体的に、隙のない、カチッとした作風で、完成度は高いと思うが、悪く言うと、ギラギラした雰囲気がある。

前回〔CD日記 '60洋楽編 # 5〕で、『サージェント・ペパーズ~』のテープを買った話をしましたが、実はテープを買いに行ったのが、この『バッド』が発売されて間もない頃でした。
レコード店に行ったら、『バッド』がCD、LP、テープとズラリ並んでいました。「すごいなぁ」と思ったのを、覚えています。
そして、“マイケル・ジャクソン・フィーバー”が私の身近でも起こりました―それは、母です。当時、彼の熱烈ファンになり、ライブも何回か行っています。それに今となっては貴重(?)なグッツも持っているかと思います。しかし今は、ファンではありません。(笑)
現在、“変わり者”のような見方をされているマイケルですが、この作品の頃が、まさしく全盛だったのでは、と思います。
〔CD日記 '80洋楽編 # 9〕
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