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~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

545 DAVID COVERDALE 『INTO THE LIGHT』 〈2000 イギリス〉

2024年03月24日 08時23分52秒 | CD日記 2000~洋楽編


1)…INTO THE LIGHT
2)RIVER SONG
3)SHE GIVE ME…
4) DON'T YOU CRY
5)LOVE IS BLIND
6)SLAVE
7)CRY FOR LOVE
8) LIVING ON LOVE
9) MIDNIGHT BLUE
10) TOO MANY TEARS
11) DON'T LIE TO ME
12) WHEREVER YOU MAY GO

1997年に『RESTLESS HEART』を発表したホワイトスネイク(以下:WS)は、ツアーに出て、その後解散(2度目の解散)。
そして2000年に、デイヴィッド・カバーデイルはソロ作品を発表。それがこのアルバム。

ソロ作品としては、1978年の『NORTH WINDS』以来22年ぶりで、本作は3作目。
いわゆるヴォーカル・アルバムで、ブルースやバラード、(ハード)ロックが並び、彼の持つディープ・ヴォイスが活かされた作風です。
インストの1)に続く2)のブルースを聴くと、やはりこの手の曲を歌うカバーデイルがいいなぁ、と思います。
4)のバラードが良いです。タイトルのように「ほらほら、お願いだから、泣かないで…」と恋人を優しく慰めている、甘めのバラード。 当時、某音楽誌で “ 泣くなと言われても、涙腺が緩む曲 ” と評されていました。うん、同感です(笑)。 私の好きな女優が涙をポロポロ流して泣いていて、そこへ私が「ほら、泣かないで…」と彼女を慰める状況を妄想しながら聴く…と、曲の良さがもっと伝わってきます(笑)。
10)は前作『RESTLESS HEART』に収録されているブルーズ曲のセルフ・カバー。『RESTLESS HEART』版は泥臭い感がありますが、こちらはクリアな音になっています。私はこちらのバージョンが好き。
ラスト12)はアコースティック・ギターを中心とした幻想的なバラード。女性Voとハモるサビはとても美しいです。
12)は「君がどこへ行っても、君のことを想っているからね」という意の曲。先の4)とともにカバーデイルは、このような甘く、クサい(恥ずかしくなるような)ラブソングを書くのが、お得意ですねぇ(笑)。

結局、2008年にWSを再始動、新作を発表しました。
現在もWSは活動中ですが、「オレたちゃぁ、ホワイトスネイクだぜぃ!」といったようなアーティスト写真を見ると、まだ1980年代後半のHMサウンド期のWSから抜けきっていないような感じがして、私は「う~ん…」と思ってしまいます。(個人的には、WSのHMサウンドが好めないのもあるのですが…)
私としては、この『INTO THE LIGHT』を皮切りに、ポール・ロジャースのように、シブく歌い上げるヴォーカリストとして、ソロ活動を続けて欲しかったです。

[CD日記 2000~ 洋楽編 # 13]

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