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~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

544 DEEP PURPLE 『SHADES OF DEEP PURPLE』〈1968 イギリス〉

2024年03月15日 20時42分10秒 | CD日記 '60洋楽編


1)AND THE ADDRESS
2)HUSH
3)ONE MORE RAINY DAY
4) (a) PRELUDE : HAPPINESS
  (b) I'M SO GLAD
5)MANADRAKE ROOT
6)HELP
7)LOVE HELP ME
8) HEY JOE

ディープ・パープル(以下:DP)は、メンバー・チェンジの入れ替わりが多く、また解散、再結成を経て現在に至っている、特異(?)なバンド。
私も黄金期と言われる第2期DPから聴き始め、広がっていきました。しかし、その中で取り残されていたのが第1期DP。まさに “ オリジナル・ ディープ・パープル ” 。「HR/HMでは無いらしいけど、どんなサウンドだろう?」と興味を持つようになり、第1期DPにも手を出しました。

このアルバムはDPのデビュー作。
この時期のバンドはジョン・ロードのオルガンを中心とした、プログレ系のバンド。
カバー曲に自分達のアレンジを加えたものを中心とする作品から、‘ アート・ロック ’ なんて呼ばれ方もされます。この手のバンドでは、アメリカにはヴァニラ・ファッジがいたことから、‘ イギリス版ヴァニラ・ファッジ ’ のように見られていたようです。
ジョー・サウスの2)はやや躍動感のあるアレンジ。余談ですが、この2)のオープニングのオルガンの一節を、日本のR&B歌手AIの《 Don't Stop 》という曲でサンプリングで使用されているのを聴いたことがあります。シブいですねぇ~。
ビートルズの6)もカバー。始めはどのようなアレンジをされているか興味がありした。聴いてみると、スローで幻想的なアレンジ。原曲冒頭の “ Help ! ” 一節は、曲の中盤で登場。とても幻想的な響きを持った一節になっています。6)は私の好きな1曲でもあります。
彼らのオリジナルであるインスト曲の1)や、第2期DPでもステージでプレイされる5)を聴くと、単にプログレ系バンドではなく、HRバンドである面も聴くことができます。
リッチー・ブラックモアのギターはこの頃から、個性あるトーンのギターをプレイ。初代Voのロッド・エヴァンスはややマイルドなVoスタイルといったところでしょうか。

後のHR/HM路線へ移行した第2期DP以降の活動が注目され、やや影の薄い(?)第1期DPですが、プログレ寄りではあるけれど、HRな要素は持ち合わせていると思います。(HRとはいえ、HMの要素は無い)
私は第1期DPも結構好んでいます。

[CD日記 '60洋楽編 # 38]

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