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アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― 曖昧なところをクリアに…♪

2022-04-07 10:23:42 | Weblog
「あのさぁ、アラベスクって基本的には1番から4番まであるんだけど、その違いって分かってる?」
って、つい訊いちゃったのは昨日のセンター・レッスンでのこと。
「… …」
あ、やっぱりねぇ…
今後のためにもここできっちり確認しておこう。
ポジシオンとしての確認だからポワン・タンジュで練習しましょう。
1番アラベスク
ポワン・タンジュ・デリエール・エファセで、軸脚側のアームスは手の平を下に向けたアン・ナヴァン、デリエールの脚と同じ側のアームスは手の平を下に向けてア・ラ・スゴンドよりも少し後ろに。
2番アラベスク
ポワン・タンジュ・デリエール・エファセで、軸脚側のアームスは手の平を下に向けてア・ラ・スゴンドより少し後ろ、デリエールの脚と同じ側のアームスが手の平を下に向けたアン・ナヴァン
3番アラベスク
ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼで、1番アラベスクと同じアームス
4番アラベスク
ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼで、2番アラベスクと同じアームスですが、客席に背中を見せるようにトルソー全体をしっかり捩じり、前側のアームスで前方に引き伸ばすように
アラベスクのときのアームスは基本のアン・ナヴァンよりも高い位置になりますが、“手の甲の上に顎を載せる”イメージ
4番アラベスクではトルソーを捩じりますが、左右どちらかの体側が縮んだり肩が挙がったり、後ろ側のアームスの手先が捩じれたりしてはいけません
メソッドによって多少の差異はありますが、まずは以上がアラベスクの基本の《基》です。
アラベスクに上げた脚が高いか低いかよりも、ポジシオンが正確であることの方が大事です
あ…っ、言わずもがなのことではありますが大事なことだから敢えて付け加えておきますが…。
エファセであれクロワゼであれ、トルソーにズレや歪みをつくってはいけませんね。
①左右の鎖骨を繋いだ横線
②左右のトップバストを繋いだ横線
③左右の腰骨を繋いだ横線

この3本の横線を常に平行に、そしてエファセやクロワゼの方向から外れないように気をつけましょう。
エファセ・デリエールとエカルテ・デリエールを足して2で割ったような不思議な恰好が癖になったら大変です
コメント
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