アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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シェネは1番で…♪

2016-11-28 11:22:38 | Weblog
センター・レッスン
バットマン・タンジュの最後の部分はピルエット・アン・ドゥオール。
「…っれぇぇ…、先週みたいにしっかり首がつかない…
うん、そういうときもあるわよ。
エシャッペの練習をしてアッサンブレとジュテの練習をして…。
グリッサード・アン・トゥールナンの練習をして…。
「この前、ピルエットはアン・ドゥオールとアン・ドゥダーンの組み合わせだって、イメージを説明して貰って、スッゴク良く分かったんですけど…」
うん。
「以前にゆっくり練習したシェネ…、あれも同じ理屈ですか…?」
うん、同じ。
ちょっと見ててね…

と、スローテンポとオンテンポとで見本を見せる。
「あ゛~ホントだ、よぉっく分かる…っ、センセイに動きを見せてもらうと理屈がバッチリ分かる…
うん。
理屈が分かればそれを自分の動きとしてイメージを作り上げていけばいいからね
「……あの…シェネは片脚ずつ回転…、半回転の組み合わせ…?」
そう。
ちょいと見てて…。

片脚ずつ軽く足首をフレックスしながらシェネして見せる。
「わぁぁぁ…、ホンットに片脚ずつだ……、ってことはアン・ドゥダーン→アン・ドゥオール→…って、軸になる脚が変わる…?」
そうです、その通りです。
「シェネは1番…、グリッサード・アン・トゥールナンは5番?」
そうだよ
「5番だけど、じつは片脚で…?」
うん、そう。
5番ドゥミ・ポワントに立ち上がった瞬間に前側に引きつけた脚に重心を移して、その脚を軸にして回る。
「そうかぁぁ…
「回転するパにはさ、いろんな形があるけど、おおざっぱにいえば≪軸を回して首をきる≫って点では同じなのよ
「おぉぉ…、すごぉぉく良く分かったぁぁ…んふふふふ…
あとは実際に回転の練習をしながら、タイミングがズレやすいところや弱いところをちょっとずつ修正していけばいいからね。
「理屈が分かってよかったぁぁ…、たぁだ回んなさい回んなさいばっかりだったら、どこをどう回せばいいかわからなくなったかも…
あ、それは危険だ
身体で覚えるために必要な理屈ってあるのよね
コメント
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