新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

「雪国」を読みました

2008-12-30 12:59:13 | 本と雑誌
2008/01/12の「品格が育つかも?」の記事で書いた12月の本である、ノーベル文学賞を受賞した川端康成著の「雪国」を読んだので感想などを書きます。

書き出しが、
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
で始まる有名な小説なのだが、読むのは今回が初めてである(^^ゞ。

雪国」の登場人物は非常に少なく、
 ・島村
 ・駒子
 ・葉子
の三人ですが、殆ど、島村と駒子の二人といっても差し支えはないでしょう。
そして、この二人の会話はVTRを何度も見ているように駒子が何を言って、それに対して藤村が冷静と言うか興味が無いというか淡々とした対応を繰り返すだけで、物語として私は全然面白くありませんでした。

ただ途中、途中に出てくる、周りの景色の表現は確かに素晴らしいと思いましたがそれ以外は・・・。
終わり方もとても違和感がありました。何を意図して読者に伝えようとしているのか私にはまったく分かりませんでした。
葉子は、結局登場さえる必要があったのだろうか?疑問です。

さてこれで、ALL Aboutにあった「2008年、品格を読書で育てる12ヶ月」の記事にあった12冊を全て読破した事になります。
さて12冊を読破した結果、私に品格が付いた?育ったかはよく分かりませんが、娘が学校に通いだして色々な事を喋るようになってきているので私が出来る範囲で娘に綺麗で矛盾の無い日本語を話して欲しいと思うので、今回の本を読む読まないに関係なく今までより言葉に注意をはらうようになりました。
その際に、今回の12冊を読んだ事が活かせればと思います。

来年はどんな本を読みましょうか?

カメの菊五郎でした。

<あまり関係ないが>
吉 幾三が歌うの「雪国」は好きである。

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