アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

尖閣沖で中国海洋調査船が活動 海保が中止求める (NHK NEWSWEB)

2016年07月25日 | 安全保障と東シナ海紛争
尖閣沖で中国海洋調査船が活動 海保が中止求める
NHK NEWSWEB 7月24日 13時28分

 
 第11管区海上保安本部によりますと、24日午前6時半ごろ、尖閣諸島の久場島の北北東およそ57キロの日本の排他的経済水域で、中国の海洋調査船「勘407」が、船体の後部から箱状のものを海中に投入したのを警戒に当たっていた海上保安本部の航空機が確認しました。

 海上保安本部が「事前の通報と調査の海域が異なっている」として活動の中止を求めましたが、調査船から応答はなかったということです。調査船は、およそ5分後に箱状のものを引き揚げましたが、その後も3回にわたって海中に投入し午前9時現在、久場島の北およそ69キロの日本の排他的経済水域を航行しているということです。

 また、久米島沖の日本の排他的経済水域でも、22日から3日連続で、中国の海洋調査船「向陽紅20」が調査とみられる活動を続けていて、海上保安本部はそれぞれの調査船に対し活動の中止を求めるとともに監視を続けています。

岸田氏、海洋問題で国際法順守訴えへ 日ASEAN外相会議 (時事通信)

2016年07月25日 | 安全保障と南シナ海紛争
岸田氏、海洋問題で国際法順守訴えへ=日ASEAN外相会議
時事通信 2016/07/25-05:14

【ビエンチャン時事】

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議が25日午前(日本時間同日午後)、ラオスのビエンチャンで開かれる。緊張が続く南シナ海情勢など、中国の海洋進出をめぐる問題で岸田文雄外相は、国際法に基づく平和的解決を重視する日本の立場を説明。ASEAN諸国に理解を求める考えだ。
 
南シナ海に関しては、仲裁裁判所が中国の主張する主権を認めない判決を下した。日本は判決には拘束力があり、当事国は従うべきだとの立場だが、ASEAN各国には判決の評価をめぐって見解に相違がある。会談後の成果は議長声明などの形で発表されるとみられるが、海洋秩序の維持で力強いメッセージが出せるかは不透明だ。
 
岸田氏はまた、昨年発足したASEAN共同体のさらなる統合に向けて、質の高いインフラ投資などを通じた日本の支援を打ち出す見通しだ。


北朝鮮外相 ASEAN地域フォーラムで核開発推進強調か (NHK NEWSWEB)

2016年07月23日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮外相 ASEAN地域フォーラムで核開発推進強調か
7月23日 14時54分NHK NEWSWEB

 ラオスの首都ビエンチャンでは、今月26日にアジア・太平洋地域の安全保障問題などを話し会うARFが開かれ、北朝鮮もメンバー国として参加します。

 23日は会議に出席するリ・ヨンホ外相がピョンヤンを出発して経由地の中国・北京に到着しました。ことし5月に就任したリ外相は、北朝鮮の核問題を巡る6か国協議で首席代表を務めてきた人物ですが、外相として国際会議に参加するのは今回が初めてです。
北朝鮮は、最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国国内への配備決定や、アメリカによるキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長を対象とした制裁に反発を強めていて、今月19日、日本海に向け弾道ミサイル3発を発射したのも米韓両国に対抗した動きとみられています。

 リ外相は23日、経由地の北京を離れラオスに向かうことにしており、ARFの場では、朝鮮戦争が休戦して63年になる今月27日を前に核・ミサイル開発を推し進める姿勢を強調し、アメリカなどを強くけん制するものとみられます。

ASEANと中国 南シナ海問題の共同声明で調整 (NHK NEWSWEB)

2016年07月23日 | 安全保障と南シナ海紛争
ASEANと中国 南シナ海問題の共同声明で調整
NHK NEWSWEB 7月23日 7時20分


ASEANの外相会議などの一連の会議は24日、ラオスの首都ビエンチャンで開幕する予定で、23日夜はミャンマーの外相を務めるアウン・サン・スー・チー氏と、フィリピンのヤサイ外相が相次いで現地入りしました。

今回の会議では、中国が南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張していることを巡り、国際的な仲裁裁判で「国際法に違反する」という判断が示されたことを受けて、どのような議論が交わされるかが焦点となっています。

ASEANの複数の外交当局者によりますと、ASEANと中国は南シナ海の問題について、14年前に双方が署名した「南シナ海行動宣言」に基づいて平和的な解決を目指すことを改めて確認する共同声明を出す方向で調整しているということです。

ただ、共同声明の草案は、仲裁裁判の当事者だったフィリピンと中国それぞれが提出していて、NHKが入手したそれぞれの草案によりますと、フィリピン側が国際社会の一層の関与を重視しているのに対し、中国側は域外の国は干渉するべきではないという立場を示し、双方の隔たりが際立っており、会議での議論の行方が注目されます。

ロシアへの日本の首相の訪問、日本へのプーチン大統領の訪問の前に実現する ロシア外務次官 (sputniknews)

2016年07月23日 | ロシアのニュース
ロシアへの日本の首相の訪問、日本へのプーチン大統領の訪問の前に実現する―ロシア外務次官
sputniknews 2016年07月22日 20:35


ロシアへの日本の安倍首相の訪問は、日本へのロシアのプーチン大統領の訪問の前に行われる。イーゴリ・モルグロフ外務次官が本日述べた。

「まずは我々が安倍氏を待つ」。日本へのプーチン氏の訪問の可能性についての質問に氏はこう答えた。

ロシアと日本の首脳は5月初めにソチで会っている。会談直後、ロシア大統領補佐官ユーリイ・ウシャコフ氏は、ロシア大統領は年末までに日本を訪問する可能性がある、と述べた。

東京で6月22日には、ロシアと日本の間の平和条約の問題に関する再度の協議が行なわれた。平和条約交渉の問題の新ラウンド交渉は9月2-3日に予定されているウラジオストクの東方経済フォーラム前に行われる可能性がある。

先に伝えられたところによると、ウリュカエフ経済発展相は「プーチン大統領の日本訪問をすでに可能性のあるものとしてとれているか」との質問に対し、「我々は、ダー(イエス)とみなしている」と答えた。

トルコ大統領、非常事態宣言を発令 クーデター未遂受け (ロイター)

2016年07月21日 | 中東・アフリカのニュース
トルコ大統領、非常事態宣言を発令 クーデター未遂受け
ロイター  2016年 07月 21日 07:36 JST

[スタンブール 20日 ロイター]
 
  トルコのエルドアン大統領は20日夜、15日に発生した軍の一部勢力によるクーデター未遂を受けて、3カ月間の非常事態宣言を発令した。

エルドアン大統領は「民主主義や法の支配、市民の権利と自由に対するこの脅威に対して、早急に措置をとるため」と説明。トルコの憲法の範囲内であり、市民の基本的な自由を侵害するものではないと強調した。

非常事態宣言の発令により、大統領と内閣は議会に諮ることなく、新たな法律を成立させることが可能になる。また必要とみなされた場合は、権利や自由を制限したり停止したりすることもできるという。















慰安婦被害者支援財団 来週に正式発足 韓国 (聯合ニュース)

2016年07月21日 | 日韓紛争
慰安婦被害者支援財団 来週に正式発足 韓国
聯合ニュース 2016/07/19 15:06

 【ソウル聯合ニュース】

 旧日本軍の慰安婦被害者を支援する財団「和解・癒やし財団」が来週、韓国で正式に発足することが19日、分かった。財団設立の準備に取り組んでいる関係者が聯合ニュースに伝えた。

  発足は来週後半になるとされる。韓国と日本の両政府は昨年12月28日に慰安婦問題で合意し、財団の設立を進めてきた。今年5月31日には財団設立に向けた準備委員会が発足している。

 準備委は定款を確定し、財団の名称を決めるなど、財団設立の準備に取り組んできた。近く、女性家族部に財団設立の申請を行う予定だ。

 準備委はソウル市西大門区に約30坪規模の財団の事務所を設けたという。

 財団の理事長は準備委の金兌玄(キム・テヒョン)委員長が務める予定で、10人の準備委員は財団の理事となる。歴史学や国際法の専門家らを理事に加えることも推進しているという。

 財団の発足が迫ったことで、日本政府がいつ財団に10億円を拠出するかが注目される。合意に基づき、韓国政府は慰安婦被害者を支援する財団を設立し、日本政府は予算10億円を拠出、双方が協力して慰安婦被害者の名誉と尊厳の回復、心の傷を癒やすための事業を行うことになっている。

 合意後もソウル・日本大使館前の慰安婦被害者を象徴する「少女像」の移転問題が依然残っており、日本が少女像移転前の10億円拠出を拒否する可能性があるとの声も出ている。

 韓国内では合意へ反発が根強い。両政府が少女像の移転問題や財団の事業方向などをめぐり対立する恐れもあり、財団発足後も合意の履行には困難が伴いそうだ。


 韓国政府に登録された慰安婦被害者は238人。合意当時46人だった生存者は、現在40人に減っている。

B52爆撃機、日韓空域で訓練 6月実施、自衛隊と調整か 北朝鮮有事想定・米軍 (時事通信)

2016年07月20日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
B52爆撃機、日韓空域で訓練 6月実施、自衛隊と調整か 北朝鮮有事想定・米軍
時事通信2016/07/20-04:55)

 米領グアムに配備されている米軍の戦略爆撃機B52が6月に日本と韓国空域で訓練をしていたことが20日、日米関係者への取材で分かった。B52は、有事に最前線に投入される海兵隊の第3海兵遠征軍(司令部キャンプ・コートニー、沖縄県うるま市)と連携して訓練を実施しており、北朝鮮有事などを想定したシナリオとみられる。

 米空軍は訓練には日本側との調整も含まれたとしているが、防衛省航空幕僚監部は「B52との共同訓練については、米軍の具体的な運用にも関わることから、実施の有無を含めコメントを差し控える」としている。

 米空軍によると、B52は6月13日から同20日まで、グアムを起点にオーストラリアから日韓空域まで広範囲にわたり展開。うち2機のB52が日本と韓国周辺で飛行した。B52は第3海兵遠征軍や在韓米軍と近接航空支援の訓練を実施。同遠征軍は上空から支援を受けながら強襲作戦を展開する部隊で、敵地に上陸し爆撃が必要な地点を誘導する訓練をしたとみられる。


中国公船が領海侵入 今年19回目 沖縄・尖閣沖 (時事通信) 

2016年07月20日 | 安全保障と東シナ海紛争
中国公船が領海侵入 今年19回目 沖縄・尖閣沖
時事通信 2016/07/18-13:34)

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で18日、中国海警局の「海警」3隻が日本の領海に侵入し、約2時間航行した。中国公船の領海侵入は今月5日以来で、今年19回目。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「2306」「2337」「31239」が午前10時~同10分ごろ、魚釣島の西北西で領海に入り、正午~午後0時15分ごろにかけ南小島の南で領海を出た。


弾道ミサイル試射は「在韓米軍基地への核攻撃を想定」 北朝鮮報道 (AFP BBNEWS)

2016年07月20日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
弾道ミサイル試射は「在韓米軍基地への核攻撃を想定」 北朝鮮報道
AFP BBNEWS 2016年07月20日 08:00 発信地:ソウル/韓国


【7月20日 AFP】

北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は20日、北朝鮮が前日に実施した弾道ミサイルの試射は韓国内にある米軍基地への模擬核攻撃だったと報じた。

 19日に発射された3発のミサイルは、米軍の「ハードウエア」が存在する韓国内の港湾や空港に対する先制攻撃を想定したものだったとしている。

 試射では「弾道ミサイルに搭載された核弾頭の起爆装置の、目標上空の特定の高度における動作の特徴を調べた」という。試射は金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が自ら命令し、監督したとしている。