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韓中首脳 朝鮮半島の非核化で一致 共同声明採択 (聨合ニュース)

2013年06月28日 | 東アジアニュース
 アジア総主国に従属し属国として生き残るこれが朝鮮半島の生き方です。しかし現在の中国はアジア総主国ではない。


韓中首脳 朝鮮半島の非核化で一致 共同声明採択 (抜粋記事)
聨合ニュース2013/06/27 21:20 KST

【北京聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は27日午後、北京の人民大会堂で行われた習近平中国国家主席と首脳会談で、朝鮮半島非核化に共同努力することで合意し、両国の関係強化に向けた「韓中未来ビジョン共同声明」を発表した。北朝鮮の核保有は認めないとの認識でも一致した。

 共同声明には「双方は朝鮮半島の非核化実現および平和と安定維持が共同利益に合致することを確認し、このため共に努力する。国連安保理決議および北朝鮮の核放棄を盛り込んだ2005年の6カ国協議共同声明を含む国際義務と約束が誠実に履行されるべきとの認識で一致した」との内容が盛り込まれた。

 韓国側は北朝鮮の相次ぐ核実験に対し懸念を表明し、北朝鮮の核保有を認めないことを強調。韓中は核兵器の開発が朝鮮半島を含む北東アジアおよび世界の平和と安定に対する深刻な脅威になるとの認識で一致した。

 朴大統領は首脳会談後の共同会見で、「われわれ両首脳はいかなる状況でも北朝鮮の核保有は容認できないとの認識で一致した」と明らかにした。

 今回の首脳会談は、歴代韓中首脳による原則的な水準の「朝鮮半島非核化関連合意」から一歩踏み出したものだと政府関係者は説明した。また、北朝鮮制裁を盛り込んだ国連安保理決議をはじめ、核放棄を盛り込んだ2005年の6カ国協議共同声明の誠実な履行を促したことで、北朝鮮に核放棄を強く迫ったとの意味を持つとされる。

 ただ、共同声明には「北朝鮮の核を認めない」とした明確な表現が盛り込まれず、当初韓国政府が目指した水準に及ばなかったとの指摘も出ている。

 両首脳は6カ国協議の枠内で二者または多者対話を強化する一方、朝鮮半島非核化実現に向けた6カ国協議再開の環境がつくられるよう積極的に努力すると、共同声明は明示した。

 朴大統領はさらに、自身が掲げる「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す政策)について習主席に説明した。声明によると、中国側は、朝鮮半島信頼プロセスを歓迎し、南北関係の改善と緊張緩和に向けて韓国側が傾けてきた努力を高く評価した。

 声明は「双方は歴史認識などの問題で域内諸国間の対立と不信が深まることに懸念を示し、域内の信頼と協力の構築という共同目標の達成に向けて努力することで合意した」とした上で、「中国側は朴大統領が掲げた北東アジア協力構想(非政治的分野から協力を重ねる地域の新たな枠組み)」について積極的に評価し、原則的に支持する立場を表明した」とした。



 以下省略


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