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日米、制裁強化を要請 ロシアは反対 北朝鮮ICBMで緊急会合・安保理 (時事通信)

2017年07月06日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
日米、制裁強化を要請 ロシアは反対 北朝鮮ICBMで緊急会合・安保理 
時事通信 2017/07/06-08:16)

 【ニューヨーク時事】

 国連安全保障理事会は5日午後(日本時間6日午前)、北朝鮮が4日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射成功を発表したことを受け、緊急会合を開いた。日米両国などが新たな制裁決議を要請。これに対し、ロシアが「制裁は問題を解決しない」と述べ、制裁強化に反対した。中国は制裁決議に対する方針を示さなかった。
 
 緊急会合は、北朝鮮問題を扱う会合としては異例の公開で行われた。ヘイリー米国連大使は、近日中に安保理決議を提起する方針を表明。「軍や武器計画に石油が渡るのを制限し、航空や海運への規制を強め、体制幹部の責任を問うことができる」と述べ、石油禁輸や指導部を制裁指定する可能性に言及した。日本の川村泰久国連次席大使も「強固な制裁決議による安保理の迅速な対応が必要だ」と要請。英仏両国も制裁強化を支持した。
 
 一方、ロシアのサフロンコフ国連次席大使は「北朝鮮の国民を経済的に窒息させることは受け入れられない」と述べ、制裁強化に異議を表明。ヘイリー氏が「北朝鮮の行為に満足しているなら拒否権を行使すればいい」と反論すると、サフロンコフ氏は「制裁は万能薬ではない」と反発した。
 
 ヘイリー氏はまた、「(軍事力を)行使せざるを得なければ行使する」と発言。さらに「北朝鮮の脅威を真剣に受け止めない国に対し、われわれの貿易姿勢は変わる」とも述べ、決議に反して北朝鮮との交易関係を続ける国との取引を見直す方針も示した。
 中国の劉結一国連大使は、「軍事措置が選択肢になってはならない」と関係国に自制を呼び掛け、対話解決を訴えた。



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