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安倍首相発言要旨 日・カリコム首脳会合 (時事通信)

2014年07月29日 | 南北アメリカのニュース
安倍首相発言要旨 日・カリコム首脳会合
時事通信 2014/07/29-00:29)


【ポートオブスペイン時事】日本とカリブ共同体(カリコム)との首脳会合で安倍晋三首相が語った内容の要旨は次の通り。
 日本は、小島しょ国特有の脆弱(ぜいじゃく)性をめぐる議論にカリコム諸国と共に積極的に参画していく。同様の経験に培われた日本の技術や知見を生かし、防災・自然災害対策、環境・気候変動対策、エネルギー、廃棄物処理、水産などの分野で協力を実施してきた。

 日本は、カリコム諸国が抱える小島しょ国特有の脆弱性に鑑み、1人当たりの所得水準とは異なる観点からの支援が重要と認識。今後の協力のために調査を実施する。防災、環境などを想定し、具体的な協力の在り方は結果を踏まえ検討する。

 日本は「積極的平和主義」の立場から国連外交の強化、軍縮・不拡散、国際平和協力の推進、開発問題や地球規模課題への対応などに、より積極的に取り組む。国連平和維持活動(PKO)や集団的自衛権に関する閣議決定もこの一環だ。日本の平和国家としての歩みは不変であり、理解と支持を得たい。同じ価値観を共有するカリコム諸国との政策対話を重視したい。

 国連安全保障理事会改革について日本とカリコムの立場には多くの共通点がある。国連創設70周年の明年に向け具体的進展が得られるようカリコムと協力したい。アジアを含む世界の一部には一方的な現状変更の試みもある。日本は海において「法に基づく主張の明確化」「力や威嚇を用いないこと」「法に基づく平和的解決」の3原則を重視しており、カリコム諸国と共に国際社会に浸透させていきたい













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