有作未庵  烏兎怱怱 有作憂さ話 

有作(うさ)=煩悩の生ずること。
憂さ話=つらさや苦しさを語ってなぐさめ合うこと。
月日の経つのは早いですね。

やってみたい事

2013年11月18日 01時12分17秒 | モブログ
私は気が多い。
そして飽きっぽい。

かじってみたい職業は星の数ほど有るんじゃないかと思う。たた知らないだけで。
知ってるだけでもいっぱいある。

陶器の金つぎとか、漆工芸。

陶芸そのものは一度だけ平鉢を作って、余裕があったら本格的に取り組んでみたかった。

高校の放課後にはまってたのは七宝。

染色は工場見学した事があるけど、テレビで見た手拭いの注染がやってみたいなあ。

染色自体を突き詰めて研究するには適性が無いな。

裁縫に致命的に向いてないから服飾はダメだけど、好きは好き。
パターンなんて解らない。
ドレープを寄せて止めてくような形で進めるタイプ。
ウェディングドレスは手作り(デザインは自分でして、形にしたのは母。)

アクセサリーのデザインにも興味はあった。
だからエンゲージのタイピンとリング、マリッジのペアリングも自分でデザインした。
これは自分では作れないので、専門店にオーダーに出した。上手く意図するところが伝えきれず、歯痒い気もしたし、お湯で変形するプラスチックで模型を作って軽く笑われたりしたけど、考えるのは楽しかった。

占い師になりたいとちょっぴり思った事もある。

トラックの運ちゃんにも成りたかった。
バイク便もいいなあ。
でも、運転系はこれまた適性が無さすぎ。
身体が思うように動かなくなるのは致命的だからね。

建築関係にも興味がある。
でも難しそうだなあ。

長男の友達に「クッキー屋さんになればいいのに。」って言って貰えた時は嬉しかったなあ。
一度、材料費くらいはきちんと計算して、売価でも設定してみるか?(笑)

小さな子どもの頃に憧れたのは?

ありきたりにお姫様に始まって、スチュワーデスとかバレリーナとかバレーボーラーとか。ありえね~!(笑)お姫様は仕事じゃないし~。

子どもの成りたいもの話はお母さんにとって愉快な思い出になる事がけっこうあるんじゃないかなあ?

子育て雑誌か何かで読んだんだと思うんだけど、バナナが大好きな子が「おおきくなったらバナナになりたい!」と言ったとか。

うちの次男坊は間違えて七夕の短冊に「しょうぼうしゃになりたい」と書いたらしい。
小さい“ゃ”が余計です~。
確か小学校に上がるくらいまでは消防士に憧れて続けてたと記憶している。
いつの頃からか、高い所が苦手だから無理だと諦めたらしい。

今は夢はあるけど、それに向けて勉強するとか行動に繋がってないのが残念というか何と言うか…。

心理のドクターに言わせると、成功体験が少ないから、頑張る前に諦めてしまうそうな。
まあ一理はあるだろうね。

長男はこつこつ事務補助をやりたいらしいんだけど、障害者枠の事務補助の求人は身体障害者を対象としている事がほとんどで、発達障害者の雇用は無いと言えるくらい少ないようだ。

職業体験の受け入れ先も、あくまでも体験学習の現場として設定されていただけで、そのまま雇う事は考えられているのではなかった。

訓練の終了時に先生の一人から贈られた言葉に「夢ではなく目標を持つ」というのあって、とても現実的だと思った。
ともすれば問題な想像力の持ち主である生徒達には分かりやすいアドバイスかもしれない。

私はできれば子ども達にはもっと好奇心を持って欲しいんだけど、過去を振り返れば、その好奇心の芽を摘み取ったのも私かもしれない。
いつかの精神科医みたいに本気で馬鹿にして鼻で笑ったりはしたこと無いけど。

夢は多い方が楽しいと思う。
思考力のコントロールは難しいし、それに向かって頑張るのは大変だけど。
やっぱり夢は無いより有った方がいい。

長男にも秘めた夢が有ったらいいなあ。

夢や憧れを仕事にするのは大変だけど、趣味の1つにできれば気持ちが豊かになりそうだもん。

なんなら人によっては馬鹿げてると思うような事でギネス記録を立てるとかなんかもいいよね。

でも今の長男にとっては平凡で平和な暮らしこそが理想なのかも?
それを自分の力で保つにも努力が必要だって事は解ってはいるんだと思う。

今回応募した訓練は、けっして特殊技能ではないけど、平凡な人生のための1つの足掛かりになればいいよね。
それは夢ではなく、目標だよね。
それもとても大切だもんね。

次男坊と私の夢はちょっとシンクロしているんだけど、当面の目標もシンクロしかけてる。
まだ未定だけど。

不安がてんこ盛りだけど、できるだけ未定の未来を楽しもう。
怖くて足がすくんでも。