有作未庵  烏兎怱怱 有作憂さ話 

有作(うさ)=煩悩の生ずること。
憂さ話=つらさや苦しさを語ってなぐさめ合うこと。
月日の経つのは早いですね。

病院

2013年08月30日 05時34分47秒 | モブログ
転院する際、紹介状という物が必要な場合がある。
それが無いと、原則初診を受け付けてもらえない病院がある。
大きな総合病院なんかがそうだけど、設備とか医師の力量とか、より専門的な治療が必要なケースに対応するための手続きなんだから仕方ない。
それまでの病歴、治療歴から推測される事もあるだろうし、レントゲンやCT、MRIのデータを再検討したり、撮り直したり。
でも、モノによっては余計な先入観でしかない場合もあるんじゃないか?

うちのこどもはそれぞれに発達障害を持っているけど、これはなかなか診断が難しく、専門家も未だ少ないし、医師の見解もバラバラで基準も曖昧なままだ。

長い間違和感を感じながらも別件で受診した小児科でとりあってもらえることは無いまま年月が過ぎ、やっと「これは一度診てもらった方がいいんじゃないかな?」と他の科に予約を入れてもらっても、畑違いで振り出しに戻り、専門外の親切な医師が探してくれたクリニックに出掛けてケチョンケチョンに言われて凹み、元の病院に戻って月一受診3ヶ月目でやっとこどもの専門病院に紹介状を書いてもらった。
「実は私もここの前に居たんです。転院しても同じですよ。」
それもそのはず、同じ専門分野の違うままの科なんだもん。
それくらい、発達障害の専門医に辿り着くのは難しい事だった。
たまたまその紹介された医師が発達障害の事もよく研究されていたので初めて納得の説明を受けられたばかりか目から鱗な気付きまで頂けたけど、それはすごく運が良かったんだと思う。

でも、経過観察を続けているうちに医師が転勤になり、引き継いだ医師はそれまでの「このくらい」判定だった。(科はそのまま、神経科。その病院で言う発達科は発達障害とは発達違いだった。今はちょっと違ってるはず。)

そして長男は小児科の範疇から出て、次男はしばらくのブランクの後、排泄の障害を診てふもらっている外科の医師の采配で心理科にもかかる事になった。
そこでは言葉は優しいし、こどもに対する気遣いは感じられるものの、ちょっと複雑な家庭事情にポイントを置かれて微妙に照準がずれてる気がする。
で、何をどうするべきなのか結局靄がかかったまま。
ただ、長男には次にいってみるべき病院を教えてもらえた(始めは「予約入れてくれたら紹介状書くで」と言ってくれてたんだけど、その医師の診察は長男は受けていない事もあってか、単にめんどくさくなったのか、次男の診察ついでに病院の名称を教えてくれて、「僕から聞いたって名前出してくれたらええよ。どうしても紹介状を持って来いって言われたらまた言うて。」と、言ってくれた。)ので、電話で事前相談だけで今の病院に診てもらえる事になった。

さらには長男がかかりはじめてから、自分自身の疑問がほぼ確信になっていたので、相談してみたら、こちらはその時の掛かり付け医師に紹介状を書いてもらって予約を取るように言われた。
多少めんどうではあっても転院して確定診断を受けるに至った。
前の掛かり付けでも相談してみた事はあるんだけど、専門外ってとこで止まってた。
初診が10年前なので、紹介しようにも専門医はまだろくに居なかったかもしれない。

こどもにしても、私にしても、どうして何らかの症状が起きているのか、根本原因を把握しているかどうかって、結構大きい。
途中の発症のきっかけだけでは考え違いな治療になっちゃう場合だってあるんだよね。

根っこがどこなのか判れば、どっちへ進めば良いのか少しでも無駄な苦しみをわざわざしょいこまなくても済む事が増えると思う。

ただ、次男坊に関しては、根っこは判ってても、本人の意識がちゃんと問題に向き合えてなくて、進む方向も未だ選べてすらいない。
本当なら次男の発達と成長のペースに合わせてのんびり構えてたいんだけど、それを温かく見守ってくれる世の中では無い。
せめて私が経済力を持っていればなんとか尽くせる手もあるかもしれないけど、それも難しい。
これは病院で治療すれば治るような障害でもなければ、こうすれば問題無しって方法があるわけでもない。
受験に向けてと言う言葉が医師から出たのも遅かった。それまで受診の度に不安を訴えたけど、とにかく本人の心の安定に焦点が合わせられていた。
で、三年生になってやっと。でも、先ずはIQテストから。予約を入れて、テストを受けて、採点を待って、診察日にそれをもとにアドバイスを受ける。
時間をかけてやっと出たのは「勉強ができないのがおかしいくらい高いIQ」で「勉強のやり方を知らない」という評価。
本人のエンジンは全然かからない。
どないせーっちゅうねん。泣きが入るのは私。
勉強を教えてもらうにも、人の好き嫌いが激しい次男は先生でつまずく。
もっとずっと小さい頃から相性の良い先生にずっと継続して授業を受ける事ができたら、困った事は無くならなくても勉強はできるようになってたかもね。

時間をかけて通院してそれでどうなるってもんでもなくて、なんだか色々申し訳ないような気持ちにもなり、体力的にも経済的にも負担もあり、かといってさらなる不安を招くので止めるわけにもいかず、次の予約をして帰る。

さらに次男は毎年のように学校の検尿でひっかかるので、その度にこれは近所の小児科で再検査、で、数値が低いので経過観察となるんだけど、この先を考えるとそろそろ内科の掛かり付けを探しておかないとな。
小児科の先生は継続して診て下さるそうだけど、今後の事を考えると家族そろってデータを残していけるあまり遠くない内科の掛かり付けをキープしたい。
できれば何かあって紹介してもらって大病院に、なんて時に、どこの病院に繋がってるかが分かるといいな。

いつもは風邪かなってくらいでは病院には行かないんだけど、ある程度動けて判断力もあまり低すぎない状態で掛かり付けに好ましいかどうか見聞したい。
一癖ある私とこどもにどんな反応を返してくるかも見極めないと。
相性の悪いセンセイでは治るものも治らなくなる気がする。

ふと昔お世話になってた内科医を思い出したぞ。
中学の時に予防接種で注射嫌いの私が「痛い?」と訊いたら「普通の注射は針一本やけど、こんなに並んでんやから痛いで~。」とBCGの丸い筒の中を見せてくれた。なんか笑った~。
中学の校医さんは二人いて、ツベルクリンや他の予防接種はもう一人の無表情な先生で、緊張したけど、BCGを受けた事がきっかけで、掛かり付け医をかえた。
その後、体調不良で医院に行って「どうしましたか?」の決まり文句に「風邪ひいたみたいで…」と応えたら「風邪かどうかは医者が判断することや。」と叱られたっけ。(笑)
休診日にはよく勉強に出掛けてらした。
看護婦さんが「うちの先生、働き過ぎや」と心配してた。
ちょっと古いとこもあって、熱があると「お風呂はやめときなさい」と。でも私は気持ち悪い汗を流さないと気が落ち着かないので「はい」と応えながら帰宅したらシャワー。
せっかくのアドバイスを無にしてごめんなさい。
こどもがすんごい注射を嫌がって叱られた事もあったな。
発達障害持ちのこどもって手こずらせるんだよね。
でも、年齢が年齢なので、よっぽど理解をお持ちの方でないと怒らせちゃうんだよなー。
こどもも叱られるし、親も叱られる。トホホですよ。

元気かなあ先生。
発達障害への理解はともかく、判断力であの先生くらいに信頼できる内科医さん出会いたいな。

モートン病では紹介状持って転々としたなあ。それでもなんとか対処してもらえる専門医に辿り着けて良かった。
長男の手指の症状の時といい、単に整形外科ではどうにもならないくらい実は細かく専門分野があるんだって分かったのも良かった。

年内に胃の検査を受けておきたいけど、またあちこちウロウロするはめにならないといいな。

盆ダンス

2013年08月15日 23時50分37秒 | モブログ
踊りません。
最後に踊ったのはいつだっけなー。

うちの子達は祭は縁日を楽しむだけ。
神輿とか地車とか太鼓とか、ほとんど興味無し。
盆踊りも興味無し。

私が小学生の頃は、学校で新○○音頭とか踊らされたなあ。
河内音頭は子供会の集まりでやらされたし。
中学時代のフォークダンスはもっと嫌だった。

こども世代は運動会で毎年ソーランを踊る学年がある。
どうも日本全国に広がってるらしいですな。
派手だし、アップテンポでカッコイイ演出ができるからいいのかな?
私は運動音痴だから、あんなのが必修だったら心で泣いたろうな。
あ、思い出したぞ。
高校の運動会で応援団かなにかの演目で、体力が尽きた私は最後にとうとう足がもつれてキメのポーズの時にバッタリこけたわ。
ソーラン踊らされたら同じパターンだったかもな。
あれ、中学だったら確実に教師込みでバッシングされたわ。
その点、高校はみんな優しかったなあ。
フォークダンスもきっと笑えたろうな。

今年は忙しくてバタバタと神社に向かったので、まだ宮入も終わってなくて、踊りも当然まだだった。
でもこども達は意に介してない。
少ないお小遣いで何をしようか、で頭はいっぱい。(笑)

今年は久しぶりに兄弟でスーパーボールすくいやりました。

一昨年の夏の次男坊入院前後にはスーパーボールくじも沢山引いたので、けっこうな数のスーパーボールが既にあります。いっそポイだけ買ってきて、うちのお風呂で好きなだけすくって遊べばいいのでは?ってくらい。

夜店ではそんなに沢山すくえないからいつも参加賞的な小さいボールをもらって帰るんだけど、くじのは当たりでかなり大きいのもゲットしたなあ。

あ、私は春に妹に地球柄に彩色されたスーパーボールを買ってもらったわ。(笑)

でも、跳ねさせて遊ぶような事は無い(こどもが小さいうちは家の中で弾ませちゃっては蛍光灯とか割らないか、障子に穴を開けないかひやっとしては叱ったもんです)ので、いったいぜんたい、何のためにそれを手に入れたがるのか?って感じでもある。

無意味にスーパーボール好き親子?

最後に夏のお楽しみとして花火。
できるなら明け方の涼しくなってからにやりたいけど、近所を考慮するとそんなわけにはいかないのであまり遅くならないうちに。
ちびっこ達用に手持ちだけ用意しました。

地域性なのか、送り火とかした事が無いんですが、ま、これを代用でいいかしら?

ドキドキしたわ!

2013年08月15日 01時32分01秒 | モブログ
10年ぶりくらいだろうか、市民検診を受けた。

前は異常が無かったら通知は無かったと思うんだけど、記憶違いだったのかな?
ポストに保健センターからの封書を見つけて、ドキッとしたよ~!

でも、結果は異常無しで、ホッ。

とりあえず、歯医者通いを済ませて、次は胃を診てもらいに行こう。
逆流性食道炎がどうもスッキリしないんだよな。

ま、1つずつ潰してこ。

今年のペルセウス

2013年08月14日 05時15分02秒 | モブログ
ピークと言われた13日未明。
…爆睡でした。(爆)
12日は出掛けていて、疲れてたんですなあ。
3時頃、ちょっと出てみたんですが、流れ星とは言えないようなキラリと光るのを見れただけで一旦引き上げ。
また4時頃に…と横になったら最後、気がついた時には、お日様が高くなってたのでした。

テレビで「当たり年」としてコーナーが設けられてるのを観て、こんなに流れたの?!と、家族で悔しがってましたらば、あさってまでは観測できると情報が。

4時前、外に出てみると東の空にオリオンが。
風が冷たいくらい涼しくて、夏の空にしては月明かりが無いこともあって星が沢山見えているようでした。
視界が一番開ける駐車場に向かって歩いていると…流れた!はっきりした流れ星です☆彡
長男、反対方向を向いてて見れず「お母さんが放射点はあっちって言うから!」ごきげん斜めに。(^-^;
いや、放射点、そっちちゃうし。だとしても放射点は中心部で、そこから全天に流れるんだってばさ。

気を取り直して首を手で支えながら観察観察~。
「あ!流れた!」「うわっ、下向いてた!」どうも今回は誰かがよそ見しちゃうというのが多かった。
小一時間でそれぞれ5個くらいハッキリクッキリした流れ星を見ることができました。
ついでに人口衛星も発見。でも何て衛星なのかは不明。

こども達は明日も見る!と張り切っております。…うーん、どうだろうねえ。

それにしても、ペルセウス座流星群の観測期間は1週間以上となってますし、ピークが予想とズレる場合もあるとも観測ガイドなんかに書かれてますが、数日かけてそれなりに見れるとは思ってなかったので、嬉しさ倍増でした。

明日?
目覚ましを3時にセットして夕飯食べたら即寝ますか?無理やろーな。(笑)

とらぬ狸にもおよばないけど

2013年08月11日 04時24分19秒 | モブログ
テレビで憧れの鍋を久しぶりに見てから、買えもしないのに何度も何度もHPを覗いては、空想を楽しんでいる。

うちの次男坊はホワイトシチューが大好きで、いつもの少食がウソみたいにいっぱい食べる。
私は食いしん坊なので、もともといっぱい食べる。
長男も負けじと張り切って食べる。

どーんと鍋ごと食卓に運んで、どんどんおかわりして、大きめの鍋が空になる。

なので、バーミキュラの大きい方がたっぷり4人前のカレーが作れると聞いても、足りないように思うから、無理して買うのは間違いだと思ってた。

アメリカンサイズは鶏がまるごと調理できるのが条件だそうな。
さぞかし重いだろうなあ。

バーミキュラの22cm(3.5L)が4.2kg
i-ruのシャロウポット(3.3L)が5.2kg
鋳物は重いよね。
でも、だからこそペラペラの鍋にはできない事が可能なんだよね。

いつか土鍋の代わりにi-ru shallow Potが欲しい。
i-ruの小さいサイズでご飯を炊いてみたい。(底が丸くてきれいにお米が対流しそう♪こころなしか羽釜っぽい☆)

そしてバーミキュラでシチューやカレーをどかんと作りたい。

バーミキュラ、浅型で焼き物に使えるのも作ってくれないかなあ。
深いと裏返しにくそうだから。

i-ruとバーミキュラの違いで大きいのは鍋底。だと思う。多分。
i-ruは鍋底の資料が少ないんだもん。

この二つを知ってから、恋心つのりまくり。(笑)

クルーゼやストウブは種類の多さが魅力的だけど、ね。

ステンレスなら十得鍋がよさげ、だけど、クリステルのお下がりをもらったし、それにピッタリなイケアの蒸し鍋も見つけたし、現行で充分。

あとは柳宗理の片手鍋とフライパンが欲しい。
あの注ぎ口になる形と蓋をずらす事ができる発想は素晴らしいんじゃないかしら。

そして南部鉄器の湯沸し鍋が加われば最強な感じ♪
うっとり。

で?肝心の料理は?…えー…ろくにしません( ̄▽ ̄;)
でも!夢!夢だから!いいのっ!

多分これからも何度となくこのブログに登場するであろう、夢。

そうそう。中華鍋もいいよね~。
炒め物をガッと!
あと、素麺茹でるのに実は最適なんだとか。対流がくるくる。吹き零れも無し!だって!

そう言えばホーローのパスタ鍋もいいな~と思ってたんだけど、結局買ったのはフライパンにセットする片手ざる。
うちのフライパンにはちょっとざるの方が大きくて、スパゲッティがくっつかないように気を使うけど、お湯が少なくてすむのがいいかな~と。

最近の我が家のスパゲッティは何種類かレトルトや瓶のソースを用意してちょっとづつ好きなように食べるスタイルなので、ざるごとどーんと食卓に乗ります。ちっともオシャレじゃない。(笑)
ソース、超手抜きだし。

こんな奴が高級鍋を欲しがるとは、チャンチャラ可笑しいぜ!

でもね。
こどもがいつか独立する時には、バーミキュラを持たせてやりたいなー。

ま、こうやって夢を膨らませるのが楽しいので、ヨシ(*⌒0⌒)b♪

憧れの

2013年08月08日 00時08分59秒 | モブログ
バーミキュラが海外進出を始めたそうな。

生産アップで15ヶ月待ちだった国内分の納期は8ヶ月になってたけど、海外(アメリカ)仕様のはホームページには載って無かった。

何がいいって、アメリカンサイズで大きいのね、新作は。

いいな~!