図書館
図書室
図書コーナー
図書階段
母の蔵書の整理も未だで、そこにちまちま引っ越しですぐ要らない本を運んで、定位置の無いのを階段の手すりの下に並べている。
片付け作業の合間に一息つくにもいいし、そんなに邪魔でもないので、ちょっとした時用にここに並べておくのもいいかも~と呑気に思ってた。
が、
夜、暗い中、小さな常夜灯と外からの薄明かりで階段のふちがうっすらと見えるので油断しきって2階へ上がろうとしたら、ステップが何かで埋まってた。
爪先が当たった流れで下ろすしか無かった足。
バランスを崩して手にしたお盆がぐらり。
お盆に乗っていたのは、iPodとマグカップ。
マグカップがゴトンと落ちた。
なみなみと入っていた紅茶が一気に階段にぶちまかれ、あっと思う間も無く本が紅茶を吸った。
階段に有ったのは、実家に置きっぱなしにしていた古い漫画、子どもが古本屋で集めた漫画、自宅から持って来た漫画、そして、発達障害の参考文献の数々他。
どういうわけか、この際処分してもいいかなって漫画はほとんど被害無し。
何度となく読み返してずっと手元に置いて置きたい参考資料が被害大。
私の叫び声を聞いて2階から降りてきた長男に紅茶の始末を頼んで被害拡大を阻止しつつ、ステップのど真ん中を埋めていたリュックの持ち主の次男を糾弾。
なんでこんな所に!
節電のつもりで灯りを点けずに上がろうとした私が悪いのか?と思いもしたけど、怒りが収まらない。
茶色に膨れた本が悲しすぎる!
読むのに問題無いけど、こんなの嫌だ!
買い直してやる!
でも総額…
引っ越し貧乏の今、無理…
また一から少しずつ集めるのか…
怒りと悔しいのとでガンガン次男を責め、長男に灯りを点けて上がったんだよねとなんとなく確認してら、否と応えが返って来た。
見えてたの?
それも否。
あれか、長男は左利きだから踏み出した足の位置が違うのか?
リュックはすっぽり階段の暗がりに収まるくらい中身が少なくて小さく折れ曲がってた。
たまたま運良く長男は躓く事も無く階段を登ったけども。
けど、長男もいつも次男の仕掛けたトラップを回避出来てたわけじゃない。
しょっちゅう何かに躓かされてる。
次男トラップは、最近は物の置き方の問題な事が多い。
小さい頃は紐系だった。
何がしたいのか、次男は紐とかリボンとか糸とか、あちこち結わえては誰かがそれに引っ掛かった。
ドアノブとか何かの取っ手の先に縫いぐるみや怪獣のフィギュアや車の玩具ががんじがらめに繋がれてる事もあった。
そういうのは、実家の犬猫を真似てたのかもしれない。
次男自身は罠を仕掛けたつもりはないけど、私達は罠と呼んでる。
一通り拭いて、酷い数冊を長男にドライヤーで乾かして貰う。
無言で立ちすくむ次男。
それを横目で見てさらに苛ついてしまう。
あのな、そういう時は、お兄ちゃんに僕がやるわって言うねん!
せめてこれで社会性とスキルアップに繋がればいいんだけど。
ひとしきり作業して居間に戻った次男は泣いてました。
翌日、何で泣いてたのか訊ねたら、そりゃ怒られたら悲しいやん!ですと。
反省してんの?と重ねたら、してるよ!とやや心外そう。
通路のど真ん中に鞄を置いたら邪魔で、他の人の迷惑になるので自分が悪かったと思うようになっただけ成長したと喜ぶべきなんでしょうかねえ。
結局行き場があるわけではない本を並べ直して、ぱっと見、何も無かったかのように見えるのは、逆に哀しさが増すような…
とりあえず今のところ私に出来るのは、悲劇を繰り返さないように、こまめに灯りをって事ですな。
とほほ。
図書室
図書コーナー
図書階段
母の蔵書の整理も未だで、そこにちまちま引っ越しですぐ要らない本を運んで、定位置の無いのを階段の手すりの下に並べている。
片付け作業の合間に一息つくにもいいし、そんなに邪魔でもないので、ちょっとした時用にここに並べておくのもいいかも~と呑気に思ってた。
が、
夜、暗い中、小さな常夜灯と外からの薄明かりで階段のふちがうっすらと見えるので油断しきって2階へ上がろうとしたら、ステップが何かで埋まってた。
爪先が当たった流れで下ろすしか無かった足。
バランスを崩して手にしたお盆がぐらり。
お盆に乗っていたのは、iPodとマグカップ。
マグカップがゴトンと落ちた。
なみなみと入っていた紅茶が一気に階段にぶちまかれ、あっと思う間も無く本が紅茶を吸った。
階段に有ったのは、実家に置きっぱなしにしていた古い漫画、子どもが古本屋で集めた漫画、自宅から持って来た漫画、そして、発達障害の参考文献の数々他。
どういうわけか、この際処分してもいいかなって漫画はほとんど被害無し。
何度となく読み返してずっと手元に置いて置きたい参考資料が被害大。
私の叫び声を聞いて2階から降りてきた長男に紅茶の始末を頼んで被害拡大を阻止しつつ、ステップのど真ん中を埋めていたリュックの持ち主の次男を糾弾。
なんでこんな所に!
節電のつもりで灯りを点けずに上がろうとした私が悪いのか?と思いもしたけど、怒りが収まらない。
茶色に膨れた本が悲しすぎる!
読むのに問題無いけど、こんなの嫌だ!
買い直してやる!
でも総額…
引っ越し貧乏の今、無理…
また一から少しずつ集めるのか…
怒りと悔しいのとでガンガン次男を責め、長男に灯りを点けて上がったんだよねとなんとなく確認してら、否と応えが返って来た。
見えてたの?
それも否。
あれか、長男は左利きだから踏み出した足の位置が違うのか?
リュックはすっぽり階段の暗がりに収まるくらい中身が少なくて小さく折れ曲がってた。
たまたま運良く長男は躓く事も無く階段を登ったけども。
けど、長男もいつも次男の仕掛けたトラップを回避出来てたわけじゃない。
しょっちゅう何かに躓かされてる。
次男トラップは、最近は物の置き方の問題な事が多い。
小さい頃は紐系だった。
何がしたいのか、次男は紐とかリボンとか糸とか、あちこち結わえては誰かがそれに引っ掛かった。
ドアノブとか何かの取っ手の先に縫いぐるみや怪獣のフィギュアや車の玩具ががんじがらめに繋がれてる事もあった。
そういうのは、実家の犬猫を真似てたのかもしれない。
次男自身は罠を仕掛けたつもりはないけど、私達は罠と呼んでる。
一通り拭いて、酷い数冊を長男にドライヤーで乾かして貰う。
無言で立ちすくむ次男。
それを横目で見てさらに苛ついてしまう。
あのな、そういう時は、お兄ちゃんに僕がやるわって言うねん!
せめてこれで社会性とスキルアップに繋がればいいんだけど。
ひとしきり作業して居間に戻った次男は泣いてました。
翌日、何で泣いてたのか訊ねたら、そりゃ怒られたら悲しいやん!ですと。
反省してんの?と重ねたら、してるよ!とやや心外そう。
通路のど真ん中に鞄を置いたら邪魔で、他の人の迷惑になるので自分が悪かったと思うようになっただけ成長したと喜ぶべきなんでしょうかねえ。
結局行き場があるわけではない本を並べ直して、ぱっと見、何も無かったかのように見えるのは、逆に哀しさが増すような…
とりあえず今のところ私に出来るのは、悲劇を繰り返さないように、こまめに灯りをって事ですな。
とほほ。