“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

江の島岩屋まで初めて下りる。

2023-04-11 22:05:14 | Weblog

 10日、朝食をとっていると、家内が突然「今日、どこかに行こうか」と言い出す。「うん、さあどこが良いかね」と応じたが、ちょっと遅めの朝食だったのでこれから遠くへは出かけられない。

 家内「江の島シーキャンドルの先に行ったことがないので、その先の海岸に下りて洞窟を観て、海岸沿いに江の島大橋に戻ったらそれほど大変な道のりではないのでは・・・」と提案。「そうしよう」と早速準備を始め、11時過ぎにレオちゃんを連れて車で出発。

 それがそれが大変なことになってしまった。以下、進んだ道順を追って大変だったことを記してみよう。

 江の島大橋を渡ってすぐの駐車場に車を入れ、歩き出す。

月曜日なのに入口鳥居付近から人が多い。混んでいるので、レオちゃんは私が抱っこして進む。

江島神社大鳥居を横に観ながら、江の島エスカ―乗り場へ。

 失敗の始まり、その1。

 「犬を連れていると、バックに入れるか籠に入れるかしなければエスカレーターに乗れないですよ」と案内人が。

 「だめならば階段を上がろう」と抱っこしたまま、階段を上がる。そしていつものリックを忘れてしまっていて、手提げバックを無理して背負い、前にはワンちゃんを抱っこ。体重が3.2㌔もあるとじわじわと重く感ずる。時々歩かせるが混んでいるとやはり抱っこするしかない。家内はリックに飲み物等がいっぱい入っていて、さらに手提げバックを持っているから代わりができない。それでも前に進む。

展望広場に到着。江の島ヨットハーバーと対岸の海岸がきれい。

やっと江の島シーキャンドル広場に到着。

 今日の計画はここに入らない予定だったので、左前の椅子に腰かけ、一休み。持ってきた飲物で喉を湿らせ、菓子をかじる。

一昨年夕方キャンドルを観に来た時にとてもきれいにシーキャンドルが望めた展望木橋に上がる。きれいなシーキャンドルが。

 

 しばらく休んで喉の渇きを満たし、出発。路地は細い。迷惑をかけてはいけないとワンちゃんを抱っこして下りる。

 

左手に江の島大師のお堂。前を通り過ぎる。

江島神社奥津宮の鳥居が。

家内と参拝する。

階段がとても多く、家内は手すりを掴みながらゆっくりと下りている。

江島神社竜宮。

二人で手を合わせて。

やっと海岸に下りた。左方面に進む。

岩屋橋。洞窟まできれいに整備されている。

第一の洞窟入口。別途料金になっている。家内は暗いところが苦手のため「私は入らない。レオちゃんを抱いてここで待っている」というので、私だけが入場。

 

与謝野晶子の句碑が建っている。さらに前に進む。

天井が低く、頭を下げて前に進む。とても奥深い。

第一の洞窟最奥に到着。「江島神社の発祥の場所」との説明書きをカメラに収めた。

手を合わせる。並んでいるのでゆっくりとできない。

帰りの細い通路を進むと、海岸が望める場所があった。「こんな場所では嵐の時はもう入れないな」と一人思う。

しばらく進むと海岸に出る。第2洞窟に進む。

第二岩屋の標識。

足場はコンクリートで歩きよいが、天井の低いところがあり腰をかがめて進む。

10mほど手前で先の人が進み終えるまで並んでいる。自分の番が来て前に進むと、竜が飾られてあり、パチンと手をたたくと「ウォ~ウォ~」と唸る。

 並んでいることを想うとゆっくりしておれず、写真一枚撮るのがせいぜい。海岸の見えるところに出て、第一洞窟の入り口まで戻る。

 入口の案内人に「海岸沿いに大橋まで行けますか?」と聞くと、「行けません。来た道を戻ってください。シーキャンドルまで約400段あります」と。

「ありがとう」と申したが、出口近くにいた家内に「海岸沿いに大橋まで行けないんだって。下ってきた階段を戻るんだってさ」。これが最大の失敗第2。

 とても上がれそうにないが、「休み休み上がろう」と心に決める。

風が強く、海は荒れてきた。帽子はもうバックの中。

 ワンちゃんも時々腕から降ろすが混んでくると抱っこ。とてもつらかった。

 休み休み上がるが、年寄りには無理。

 上がる途中、年寄りの外人や、やや年を取っている人に会うと「大変だよ。無理しないで」と手でばつ点をして合図。外人は私のバテている姿を見て、先に進むのをやめてしまった。

 やっとの思いで、シーキャンドルまで上がった。

 あとは下り。家内は横の手すりをつかみながら歩いている。口に出さないがつらいのだろうと思う。でも、どうしようもない。ゆっくりと下るのみ。

 時々、横道に入り、江島神社中津宮やその他の宮を観ながら下る。

江島神社 中津宮。

日本三大に入る弁財天らしいが、もう、読む力がない。

江島神社 辺津宮。

4回廻っての輪くぐりを。

瑞心門の奥にある弁財天・童子像。

 ゆっくりゆっくりと歩き、駐車場に着いた。

 駐車場の支払いから4時間を費やした計算だった。歩数は12000歩を超えていた。途中緩やかな上り坂となっているところもあったが、400段を超える道程を上り下りして2往復したことになる。

この歳で大変なこと。やはり、事前に調査、計画すべきだったと反省。一生の思い出となるだろう。

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (山小屋)
2023-04-12 07:53:08
江の島の岩屋口までは神社が多いですね。
階段も多いので、ワンちゃんを抱っこしての
歩きはたいへんだったと思います。
お疲れ様でした。
山小屋さんへ (Pegasus)
2023-04-12 11:15:16
ワンちゃんを抱っこしてのエスカレーター乗車禁止は考えていませんでした。本当に大変でした。
 今まで数回、江の島を訪れていますが、一度、シーキャンドル公園にワンちゃんを連れての入場ができなかったことを覚えていますが…。その時エスカレーターに乗らなかったかしら?
 二人とも鎌倉の寺院を訪ねる程度に考えていました。
 今回の経験は勉強になりました。
 それにしても月曜日なのに江の島を訪れる人が多いのにはびっくりしました。特に外人観光客が大勢でした。

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