佐渡は真っ白

　１月初旬に甥の嫁さんの脳溢血による緊急入院、お見舞いのため帰省したことをご報告させて頂きましたが、やはり黄泉路に旅立ってしまいました。享年６０歳。
去る２６日から３０日まで佐渡に滞在、送って来ました。


甥の自宅前庭

　その間、佐渡は雪が降り積もり、気温も零度前後。何年ぶりでしょうか。道路が凍っている風景を見ました。


真野長石地区の国道風景


合間を見て真野御陵へ。御陵入口道路。


真野御陵。

　皆さん、本年は例年になく大変寒い日が続いているように思います。お体にくれぐれも留意し、この寒い冬を乗り越えましょう。

首都圏真野人会 新年懇親会が開かれる。

　１月２２日（日曜日）正午から、庄や目黒４０８号店に於いて首記新年懇親会が開かれた。
　この新年会は、真野人会会員全員にご案内することができず、所謂役員・幹事並びに各同好会に参加している方々を主な対象者にして、これらの人たちから口伝えに伝わった人達を含む者の集まりとなっている。


活動報告に聞き入る出席者たち。

　事務局長の司会進行で、先ず真野人会会長の挨拶。　会長就任時会員増強を主目的として設立した各委員会の活動概略並びに今年６月すみだリバーサイドホールで開催予定の真野人会創設３０周年総会への参加要請等が述べられた。
次いで、ふるさとから参加の佐渡市真野行政サービスセンター長がお祝いの挨拶（佐渡市長から預かった祝辞の代読）と昨年のトピックスについて話された。
続いて、総会準備委員会担当副会長から、今年６月に開催予定の真野人会３０周年記念総会準備状況の詳細な報告並びに出席協力のお願い、事務局長から来る２月１２日に開催される首都圏佐渡連合会総会への参加呼びかけがあった。
引き続き各委員会の活動報告に移り、故郷交流推進委員会委員長の活動報告、同好会運営委員会委員長による四つの同好会の紹介と活発な活動状況が報告され、それぞれに更なる参加を呼び掛けた。
　また、配布された資料の中から会長は、佐渡市準市民登録による佐渡市応援団への参加呼びかけがあり、早速数名の登録を受けた。
休憩後、懇親会に移り、前会長による乾杯。しばらく歓談ののち、カラオケ会会員数名により持ち歌の披露が華やかに繰り広げられた。


懇親会風景。


プロ歌手　山田氏の持ち歌披露。


真野行政サービスセンター長へのお土産進呈。

　午後４時の終了予定時間が迫り、長老顧問の三三三拍子により中締め。
　楽しい新年懇親会が滞りなく終了した。

　

首都圏佐渡連合会 定期役員会が開催される。

　１月１５日（日曜日）午後２時から、庄や目黒４０８号店に於いて、２４年度第１回目の首記役員会が開催された。出席者数は、例年よりやや少なく５０名ほどであった。
　今回の役員会の主要目的は、来る２月１２日開催予定の連合会定期総会に配布する２３年度の活動報告並びに決算報告等の承認会議である。
　連合会会長から、新年の挨拶と２３年度中に起った諸事項について述べられたのち、目黒事務局長代行により議事が進められ、新役員の紹介、平成２３年度活動報告と２４年度活動計画及び総会資料掲載承認について、あらかじめ配布された資料に基づき、各委員会担当者に説明を求め、これらについて承認を求めた。


　会議情景

各委員会報告並びに会計・会計監査とも内容については、別段大きな異議がなく、すべてが承認された。
　佐渡市から提案された「首都圏佐渡連合会会員パスポート」と「佐渡市準市民登録証」の制度統一化については、もともと目的の異なるものを一緒にすることは困難ではないか　などの意見があり、継続して検討することとなった。
　すべての案件が滞りなく終了したのち、一役員から、「今流行りのインターネット情報交換　ｆａｓｅ ｂｏｏｋ　に「首都圏佐渡連合会」の名称が無断で使用されている。連合会の名称は、この役員会の承認のもとに使用されるものではないか」との発言があった。
　連合会では、このような承認を行ったことがないこと故、事務局で早急に調査し掲載者に削除するよう要望することとなった。
　午後５時すぎ、すべての議事が終了。休憩ののち、懇親会に移った。


和気あいあいの懇親会。

　久しぶりの懇親会は、出席者の皆さん和気あいあいで午後７時３０分ほどまで続いた。
　尾田副会長の〆の言葉で三々五々解散した。

佐渡は真っ白。頭の中も真っ白。

　１月３日～５日まで急用で佐渡へ渡った。

　逗子で正月を過ごしていた３日の朝、田舎の親戚から電話が入る。親しくしている甥の嫁が脳溢血で佐渡病院へ緊急入院とのこと。

　午前１１時過ぎに逗子を出発。新宿の自宅に立ち寄り、しばらくして出発。関越自動車道で一路新潟港に。
　途中の道路には雪が全くなく雪道用タイヤチェーンを使用することもなく午後６時前に新潟港に到着。午後７時３０分のカーフェリーに乗船。午後１０時両津港着。
　両津港から本線で佐渡病院へ。　人工呼吸器を付け呼吸を手助けしているがまったく意識はない。すやすやと眠っている。お見舞い。
　家内と来ているので実家に夜遅くでは迷惑になるので、あらかじめ船の中で予約した近くのホテル八幡館に向かう。
　佐渡国中平野は、金北山下の吉井から両津西側にかけて雪が多く、金井地区、八幡地区そして真野地区となるに従って積っている雪は少ない。道路は車のチェーンを付けるほどでない。
　午後１１時１５分にホテルに到着したら、温泉大浴場は午後１１時３０分までとのこと。
　バタバタとして大浴場に飛び込む。若干の延長を戴き、体を温めた。
　翌日目を覚ますと、風もなく一面真っ白。車の上には雪が７～８㎝は積っていようか。さらさらとしている。


　ホテル八幡館５階から国府橋方面を望む。


　同じく５階から四日町方面を望む。

　翌４日朝食後午前９時ごろホテルを出発、八幡館から近くの実家までチェーンを巻かずにのろのろと走る。国道は何とかチェーンを付けずに走れる。
　お墓参りの後、真野商工会や偶然お会いした〇〇さんと６月の記念総会予定等を打ち合わせする。〇〇さん本人は元気そう。
　病院に再度見舞いに寄り、姉の家に向かう。８９歳になる義兄と雑談。とても歳に見えず元気。
　　しばらく雑談ののち、ホテルに帰る。
　昨夕とは違ってゆったりと温泉につかる。

　５日、目を覚ますと風が強く気温が下がっていて雪が舞い、道路はカチカチに凍っている。この状態で車を走らせるのは危険だが、昨日と同じく実家までのろのろと走る。
　到着後直ぐに雪道用タイヤチェーンを付ける。
　実家に別れを告げて再度病院へ。
　しばらくすると運よく、脳外科先生の回診で二人の先生が病室に見える。
　甥の子供と私たちだけだったので帰り際に先生に患者との関係を明かして質問すると、「治療には二通りあるが、この患者は回復の見込みがなく手の施しようがないので、現在のような点滴となっている」旨を告げられた。あぁ～あ。無念。頭の中が真っ白。

別れを告げて、お昼の船に乗るべく両津まで車を走らせる。途中、甥に先生から告げられたことを正直に話す。本人も私どもが帰った直後に先生に合って聞いたとか。
　甥「出来るだけのことをしたい」と・・・。
　船の中では一睡もできず。走馬灯のようにいろんなことが思い浮かぶ。

　新潟港で下船後一路東京へ。
　タイヤチェーンは、港で一度外したが、長岡を過ぎてしばらくするとチェーン規制の標識が出る。やむなく、再度チェーンを付ける。
　道路は凍っていてとても危なく、時速５０キロがやっと。清水トンネルを過ぎて赤城高原SAまでチェーンを付けて走る。
　東京新宿の自宅に着いたのが午後９時過ぎ。新潟港からチェーンの取り付け、外し等があるが何と約６時間かかったことになる。
　でも、無事に帰ったことをお世話になった実家や姉宅に電話する。

　甥の嫁さん、まだ若い。何とか目を覚ましてもらいたいものだ。お祈りしたい。
　
　
　
　
　

明けましておめでとうございます。

　新年明けましておめでとうございます。

　旧年は、大災害に見舞われ、被災者のご苦労をみるにつけ、心身ともに引き締まり、お互い助け合い、余分なものには手を出さないという生活の見直しの年でした。
　明るい話題では、何といっても女子サッカーのワールドカップ優勝という偉業を成し遂げたことで、優勝映像を何度見ても頬が緩んできます。

　今年は、思いやりのある温かい心で、ふるさと佐渡の話題や自己の近況を皆さまにお伝えできればと思っています。
　どうぞよろしくお願いいたします。

　　平成２４年　元旦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Pegasus


近所の御霊神社での舞。２４年　元日　午前１時１０分ごろ。