“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

首都圏佐渡連合会主催 産業振興フォーラムが開催された。

2015-08-31 09:17:32 | Weblog

 8月30日(日曜日)、表参道通りにある新潟館ネスパス3階大会議室に於いて、第19回の首記フォーラムが開催された。

 あいにく霧雨でどんよりしていたが、参加者80名余が会場に駆けつけた。

  表参道通りでは、原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2015 2日目が車を止めて開催されていた。(初日の動画が載っていますので、ご参照ください。 https://www.youtube.com/watch?v=h6vccJdcTL4 )

 今回の基調講演者は、佐渡市真野在住の伊藤屋旅館専務取締役 伊藤善行さん。演題は「地元の再発見!ファインダー越しの非日常と写真による集客」。

 佐渡市役所からは、池町総合政策監、加藤地域振興課課長、川上国土交通省国土政策局離島振興課出向者、地域おこし協力隊木野本海府地区担当が出席した。

 フォーラムスケジュールに従って、概略を報告します。

 今井郷土連絡委員会委員長が司会役となり、スケジュールにより会を進めた。

 まず、坂田会長の挨拶。

 会長は、今日の講演者 伊藤氏の紹介並びに佐渡を世界遺産にする首都圏の会の活動報告と寄付の状況、並びに10月18日に開催される世界遺産フォーラムへの出席案内等について話された。

 

 坂田会長の挨拶。

会長の挨拶を聞く出席者。

  続いて、佐渡市役所から出席した池町総合政策監が、最近の佐渡市の動きについて報告。

池町総合政策監の報告状景。 

 池町政策監は、 1 世界遺産推薦の見送りに関する件。 この度、推薦見送りとなったが、文化庁から佐渡の推薦見送りに関して示された4件の課題(普遍的価値の表現、構成遺産の修理計画、保全管理、来訪者の管理戦略)等について説明された。  2 地方創生については、7月にビジョンがつくられ、公表された人口減対策、人材の育成、雇用の創生、観光 等の対策等について詳細に述べられた。 ふるさと納税についても協力を呼びかけた。

 次いで、基調講演 伊藤さんの講演が始まった。

 伊藤さんはまず自己紹介。真野新町に在るご縁の宿伊藤屋の5代目。

   

 伊藤さん。

 伊藤さんは、趣味としてトレッキング案内役やホームページ作成、写真等に興味を持ち、これらを複合して営業に生かしていった。

 佐渡金山の大型立坑や疎水構を写真で紹介し、旅行者のニーズ(日常と非日常)について論じ、人が集まる9カ条を示して、ブログ記事とソーシャルメディアで集客していることを述べた。

 

 「人が集まる9カ条」

 そして、佐渡の未来のためにすべきこと について述べられた。

 

表示された「佐渡の未来のためにすべきこと」については、我々佐渡出身者だからこそ心していきたいことである。

 最後に、島外で活躍している皆様へ として、「ふるさと佐渡を宣伝してください」、「皆様の人脈が便りです」とのべ、締めくくった。

 しばらく休憩ののち、第2部 講演 に入った。

 まず、加藤地域振興課課長の挨拶。加藤さんは、佐渡市地域おこし協力隊について説明、平成25年1月から活動しており、現在16名。そして、海府地区担当の木野本さんを紹介。木野本さんは新潟県小千谷市出身、地域おこし協力隊の1期生(任期は3年)。佐渡へ来たきっかけは、「トキ」だそう。(加藤課長のお話に耳立てをして、カメラを向けるのを忘れてしまいました。ごめんなさい)

佐渡市地域おこし協力隊 海府地区担当の木野本さんが、「カンゾウと寒ブリ 2つの財産を通して見えてきた佐渡の課題」と題して講演が始まった。  

 

 木野本さんの講演状景。

 地域おこし協力隊について海府地区を担当して、感じていることを率直に述べた。

 「地域おこし協力隊とは」、地域の情報発信等が目的であること。

 カンゾウまつり(外海府)、寒ブリ祭り(内海府)その他海府地区の集落まつりについて説明。

 住民にやる気をおこさせたいとの目的であったが、意識がづれてきているようだ。

 活動を通じて感じたことを表にまとめていた。

 表に記されているネガティブのことを率直にお話。

 併せてこの地区では子供がほんとに少なくなっていること、集落間の距離を感じており、外海府、内海府の地域間が強く、他人事のようだ。まつりも衰退するのではないかと心配している。行動するに難しさを感ずると述べられた。

 地域おこし協力隊の活動報告ブログを時々見せてもらっているが、機会あるごとに「行動隊は素晴らしい」といつも話させてもらっている。今回大変さを率直に述べられたことに正直感動した。

 地域おこし協力隊の皆さん、地域間を少しでも取り除き、地区の皆さんと力を合わせ頑張ってください。

 ちょうど予定時間となり、場所を地下1階のレストランに移し、上記の皆さんが参加して懇親会が開かれた。

懇親会情景。

 佐渡市からいらした池町 総合政策監その他の方と久しぶりにお話することができ、有意義なひと時だった。

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鍛冶の街 三条市の有志が世界遺産登録の後押し の記事

2015-08-27 18:26:51 | Weblog

 新潟日報の記事に、首記の記事が載っています。 大変ありがたいことです。ご紹介します。

 今後、皆さんと協力して登録に向けて、一層の努力をしてゆきたいと思っています。

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150827201785.html

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首都圏真野人会役員会開催

2015-08-25 08:35:40 | Weblog

 8月23日(日曜日)、庄や目黒408店2階に於いて首記役員会を開催した。出席者17名。通常よりやや少ない集まりである。でも、集まった役員は皆元気なお顔。記録的な暑さを乗り切ったようだ。

 

 

 役員会状景。

 今回の役員会は、通常6月末か7月初めに開催するものであるが、諮らなければならない緊急の議題がなかったことでのびのびとなっていたもの。暑気払いを兼ねて開催することとなったものである。

 しかし、いざ開催するといろんなことが議題となり、活発な意見が見られた。(詳細は省略させていただく)

 今回特に感じたことは、「歳を取って皆さんの足を引っ張るようになりたくない。気を付けなくては」 と。 年季の入った者は(本人たちは自ら「老人」と発言している)頑固になりがち。注意しなければと思った次第である。

 引き続き、懇親会が開かれたが、小生、親戚に不幸ができ、欠席。式場に駆けつけた。

 近くに住んでいた義母とその姉弟の伯父(いろんな面で大変可愛がられた)が相次いで黄泉路に旅立たれたことにショック。

 皆さん、健康に留意してくださいね。

  

  

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お盆休みは如何お過ごしでしたか。

2015-08-17 10:41:50 | Weblog

 近年にない暑い日が続きましたが、皆さん如何お過ごしでしたか。

 ふるさと佐渡へお帰りになった方あるいは家族で海や山へ出かけた人、それぞれ楽しい思い出を残されたこととお察しいたします。

 小生は、96才になる義母が入院先でこの10日に逝去、12,13日通夜、告別式となって、本当の意味で静かに過ごしていました。家内には、70歳を超えてまで親が居たことに感謝しなければ と、母との思い出を話し、冥福を祈っていました。

 一昨日は、久しぶりに逗子海岸のレストランで夕食。昨日は、歩いて10分ほどの葉山港で夏の日曜ごとに開催する朝市に足を運びました。

 朝市と申すので、朝6時ごろ開催するものと思い、間に合うように出かけたら、開催は9時前とのこと。隣りの葉山ヨットハーバーで時間をつぶそうと、近所をぶらぶらしていたが、どうにもならず、いったん家に帰る。でも、10人余りが椅子に腰かけ待っていた。

6時過ぎに葉山港から釣り客を載せて出発する釣り船。

団体を組んで出発した。

葉山港にある「葉山港 日本ヨット発祥の地」の石碑。

 一休みと思い横になっていたら寝過ごしてしまった。9時過ぎとなっていた。

 家内は、少し早目に出かけたよう。すぐに自転車で出かけたがもう遅し。

 有名な日蔭茶屋のケーキなどは、もうテーブルになし(左手前の赤模様のテーブル)。一週間前の日曜日の朝市の模様をテレビで放映していたが、日蔭茶屋のケーキは、通常1個400円するものが、6個入りで1000円とか申していた。やはり人気があるのでしょう。

伊勢海老は大きなもので1個2000円。やや小ぶりのもので1000円。

サザエは、一山1000円。高いか安いか???。

 隣りの砂浜では、母校中大のヨットが練習に出かけるみたいで海に入れていた。

 毎年のことだが、私たちは、お盆最終日の16日には、東京に帰ることにしている。

 通常、最終日だから道路はたいへん渋滞しているだろうと思うのだが、横横道路も第三京浜道路もスイスイ。昨日も2時過ぎに逗子を出発し、1時間15分ほどで自宅についた。通常と何ら変わらない。

 さあ、年の後半も健康であるよう注意し、頑張りたいと思う。

 

 

 

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久しぶりに富士山がくっきり。

2015-08-05 08:44:47 | Weblog

 東京では、気温35度を超える日々が続いていますが、ここ逗子は東京より3~4度低いでしょうか(10時現在東京新宿34.0℃、逗子30.0℃)。でも昨日まで毎日空は靄がかかり、富士山がほとんど見えない、江の島もうっすらの程度だったが、今朝は空気が澄み、くっきりと富士山が見える。

 逗子の海岸は、近年、クラブ型の海の家と化してしまい、風紀が乱れてきたため、昨年、日本一厳しいとされる規制をしました。海の家は午後6時で閉鎖、「音楽禁止」「飲酒禁止」「バーベキュ禁止」などの厳しい規制。

 その結果、海岸は大変静かとなり、ファミリー客の増加が見られたが、全体の利用客が激減。例年の半分以下となってしまったとのこと。

 今年は、その規制をやや緩め、海の家は、午後8時まで開業OK。飲酒は、海の家内のみ、大きな音響は相変わらず禁止と緩めました。

 しかし、若者は物足りないんでしょう。近隣の規制のない海岸に流れているようです。

 以前のような大音響を出してのクラブ化された海の家はなく、落ち着いた海水浴海岸となっています。子供連れが多くみられます。

 機会があったら是非逗子海岸にいらしてください。

 居間から撮った逗子湾の風景を御紹介します。

 居間から望む逗子海岸パノラマ。左には富士山。

夕方、6時30分ごろ海岸にでたら、人はもう帰ってまばらでした。

海岸は、人がまばら?

沖合には、大きな浮き輪を設置。昼間は、この浮き輪から飛び込んだりしている姿が見られた。

渚橋から望む富士、江の島。

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首都圏佐渡連合会 第8回文化講演会が開かれた。

2015-08-02 19:51:51 | Weblog

 8月1日(土曜日)午後2時から、表参道新潟館ネスパス3階会議室に於いて首記文化講演会が開かれた。 出席者数90名余。

 気温35度前後という熱いさなか、はやりなじみのある講演者の強みだろうか、よく集まったものと感心する。

 今日の講師は、佐渡市相川在住の 佐渡国・草の会代表 飯山 弘 先生。

 演題は、「佐渡金銀山の芸能文化遺産ー解説と実演ー」

 講演の内容について、概略を報告致します。

 定刻、首都圏佐渡連合会郷土連絡委員会文化芸能部会会長の元田氏が司会者となって、開会。

 まず初めに、首都圏佐渡連合会坂田会長が挨拶。

 坂田会長は、今日の講演者である飯山先生について紹介。そして今日の講演会は、世界遺産登録推薦を得て一層盛り上げようと考えていたのだが、先日の文化庁審議会で残念ながら推薦に漏れたことを報告。来年推薦されるよう引き続き応援して行きたい旨を述べ、協力を要請した。

 司会者から講演者の飯山さんが改めて紹介。

 飯山さんは、相川郵便局に勤務していた4~50年前、相川町史の編纂にかかわったことが機会となり、相川の文化に興味を持ったとのこと。定年退職後、お金がかからないように「芝居一人旅」を考え始めたことなどを述べて、まず、マジックと称してA3の用紙を刻んで、ひとつの文章を紹介しようとする。しかし、うまくいかず、笑いを誘う。 でもこれは芸への引き寄せの一つだったよう?

1枚のA3の用紙を切り刻んで、言葉を表そうとするが、言葉にならず、笑いを誘う。

いよいよ本題に入る。 

 まず、相川に伝わる「厄払い唄」を紹介。初めて聞く。出席者のほとんどが知らない。2月3日の節分の夜、一軒一軒家を周り、厄払いをするのだそう。

 手拭いをまいて厄払い唄を歌う飯山さん。

飯山先生の話に耳を傾ける出席者の皆さん。

 次いで、「相川の春駒」について、相川の春駒は、どうして「はりごま」と言われるのか等について解説。春駒には、乗馬型と手持ち型があること、そして、この芸は、現在3組の方達によって受け継がれていることを紹介。その一つが今日実演してくださる東京の石橋代表が主唱する「首都圏金山芸」であることを紹介、演舞が始まった。

石橋 博、川島 節夫氏による乗馬型の「相川の春駒」の舞い。約10分間気持よい笑いを誘う声を発しながら舞う。

 次いで「御前踊り」、「古調相川音頭」等について解説。相川の文化はさらけ出した自由の文化であった、心中ものが多かったことを解説。町民文化が栄えた。唄を交えながら「ひやかし節」「泣き節」等を紹介。

 「やはらぎ」の演舞がはじまる。やはらぎは、金山労働者が唄ったもので、「宴会がやはらかく終わってもらいたい」という佐渡で生まれた祝儀唄であり、めでたい歌が終わると “蓬莱や″ を唱えて元来た道を引き返すのだそう。

 「やはらぎ」を披露する石橋さん、川島さん、菊地さんの皆さん。

 飯山さんは、80分余りを原稿なく話すという大変貴重なお話だった。そして、いろんな資料は、原版そのままを持参するという大変もったいないことをしていた。今のうちにスライドに保存したら よいのに と思ったのは私だけではなかったよう。(懇親会時に、相川会の人たちが保存に協力するような話が進んでいた)

 しばらく休憩ののち、質疑に入った。数名の方が主に感謝のことばが述べられた。

 ついで、佐渡市地域振興課から出席した堀離島交流係長が、まず、10月18日に行われる「世界遺産国際シンポジュウム」が東京のイイノホールで開催されることを述べられ、参加を呼びかけた。そして、先に配布された佐渡島内で行われるイベント等について説明、協力を呼びかけた。

 堀離島交流係長の協力呼びかけ。

 そして、最後は、飯山先生のハーモニカによる「ふるさと」が紹介され、出席者の皆と合奏し、終了した。

 飯山先生によるハーモニカ合奏。

 やや予定より早く終了、休憩ののち、午後5時30分から地下1階を貸し切って、懇親会が開催された。

 話題に盛り上がる懇親会状景。

  小生は、終了時間よりやや早く失礼したが、終了まで和やかな懇親の会が続いたとのことです。 

 

 今日の飯山先生のお話のように、相川に伝わる芸能文化を系統だって聞くのは初めてだった。感謝、感激。

 飯山先生は、昭和7年生まれの○○歳。大変貴重な数多くの資料を持ち寄っての解説、現実のお話は、今後どのようにして継承されていくのか心配でもある。

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