先日ご紹介させていただいた改組 新 第4回「日展」に出かけた。地下鉄大江戸線六本木駅まで乗換なしで約20分。トータルで40分ほどだった。
空は快晴。お昼前に家を出発、12時半過ぎには、会場に着く。

何時もの建物の国立新美術館。
会場1階に入ると、「日展」の案内所が目に付く。日展の大きなポスターが目に入る。

「日展」のポスター。
以下、廻った順序に従って、特に佐渡市出身の作品(佐渡市出身か不明なものも含む?)を中心に紹介したいと思います。
体力を考え、まず、3階に上がり、「書」の会場に入る。招待券を見せ、半券に印をもらう。また、ウィークデーに限る写真撮影の申し出をし、腕にオレンジのテープを巻いてもらう。
書の会場を奥へ奥へと進む。篆刻の作品があった、あった。
篆刻の作品は、例年より多いように思ったが・・・。同級生の柳さんの作品を探す。昨年と同じ場所にあった、あった。

柳さんの作品が展示されている部屋。

柳 濤雪さんの作品「華日雨夜」。じっくりと眺めていたが、作品評価の能力は自分に全くないが、文字部分にカットを入れ、文字が生きているようだ。

例年と違い名前の下に「準会員 審査員」の説明。いよいよ「会員」になる経歴を得た証拠だ。
会場の壁に展示してある「書」については、良さがまったくわからないので、2階の「彫刻・工芸」「洋画」の会場に移動した。
会場を逆から入ったら、一番に佐渡市の出身者らしい作品が目に入る。

作品の題目は、「風の島」佐々木かず子(新潟県 入選)とある。頭をなでているものは、鬼太鼓の鬼。きっと佐渡市の方でしょう。

「洋画」の会場は広い。ゆっくり見ていたら、時間がどんどん過ぎてしまう。
それでも先日、紹介した佐渡市の出身者らしい作品を見つけようとやや足早に進むと、あった、あった。

「漁港 ′17」 林 榮市 (新潟県 入選) 両津港に上がったマグロを描いたもののようだ。
眺めていると、数十キロもある大きな魚を軽々と抱えられるかしら?と現実の世界に帰ってしまい・・・。「洋画だよ」と気持ちを持ち直おすのにやや時間がかかった。
その他の作品を若干紹介します。

「特選」が並んでいる壁面。

「冬隣」 佐藤 洋子 (栃木県・入選)

{ゆうまづめ」 片岡 世喜 (神奈川県・会員)
写真が趣味のため、どうしても風景に目が留まってしまう。
日本画と同室にある「彫刻・工芸」の部屋に入る。

彫刻の作品が数多く展示されているが、鑑賞する人が洋画の部屋に比べて少ないように思う。
まず彫刻では、佐渡出身の親松 英治先生や林 昭三先生の作品を探す。

親松英治先生(神奈川県・会員)の作品「ホセとカルメン」(木彫)。
私どもの背丈よりやや大きなもの。二つの体をつなぎ合わせてあった。 親松先生は、いつも大型の作品を出品している。

林 昭三先生(東京都・会員)の作品「望郷」(石膏)。
背丈は、120cmぐらいか。先生は、ご自分の体に似て、やや小型の作品が多い。
彫刻の部を観てまわっていたら、通常立像が多いのだが、座って携帯を見ている働き手の感じが良く表現されている作品が目に入った。

「家族から」(樹脂)。丸山 多賀美(鹿児島県・特選)
特選に選ばれていた。「郷里の家族を思う心」を的確に表している素晴らしい作品と思った。
「工芸」の部屋に入って佐渡出身の作品を探していると、どこかで聞いたことのある声がする。顔を上げて前を見ると、何と高校の同級生であり現在関東羽茂会の会長である「若林さん」ではないか。作品越しに声をかけると奥さんが気づき、本人の肩をたたいて合図する。ヤァ~びっくり!とお互い近寄って、「3階から順次観てきた」と話し、私と同じ行動をしているようだ。「宮田先生の作品を探しているんだが・・・」と申すと、彼もまだ見ていないとのこと。
次の間の境近辺だったので、見渡すと次の部屋にあった。やや小さいものだった。二人でしばらく眺めたのち、趣味が異なると思いその場で別れた。

宮田亮平先生(東京都・会員)の作品「シュプリンゲン2017」(鍛金・鋳金)
やや小さいものであるが、波とイルカの大きさがバランスよい。表現がとてもうまい。
次室には、本間秀昭先生(新潟県・入選)の作品「潮流」(竹)が展示されてあった。

本間 秀昭先生(新潟県・入選)の作品「潮流」(竹)。
その他「工藝」で目を引いた作品は、次の2点。

光久 広子先生(大阪府・入選)の作品「深山秋映」(ガラス)。フランスのガラス工芸に劣らぬものと思った。

阪口 洗史先生(岐阜県・入選)の作品「紅紫の器『濤』」(陶)。陶器表面の色がとても素敵。
とても長くなって疲れが出て来たので、1階の日本画の部屋に入る前にロビーで一服。
日本画は、あまり好きでないが・・・と思いながら廻っていると、どうしてどうして! 今年は、洋画よりも素敵なものがいっぱいあった。
その2~3品を紹介します。

村林 典博先生(京都府・特選)の作品「御堂」。

山田 毅先生(京都府・準会員)の作品「朝霧(円山川)」。

中路融人先生(京都府・顧問)の作品「峠富士」。(喪票が付いていた)。
今年は、洋画よりも日本画のほうが小生の趣味に合うものが多かったように思えた。
「日展」の作品をくまなく見ることはとても無理。さっと観たようで3時間は費やしている。家に帰ってぐったりしてしまい、ベットにもぐりこんだ。
毎年、鑑賞に出かけているが、日時が経つと何時も「あの時のこの作品はよかった」と思えるものが必ずある。
皆さん、開催中にぜひ、会場にお出かけください。
空は快晴。お昼前に家を出発、12時半過ぎには、会場に着く。

何時もの建物の国立新美術館。
会場1階に入ると、「日展」の案内所が目に付く。日展の大きなポスターが目に入る。

「日展」のポスター。
以下、廻った順序に従って、特に佐渡市出身の作品(佐渡市出身か不明なものも含む?)を中心に紹介したいと思います。
体力を考え、まず、3階に上がり、「書」の会場に入る。招待券を見せ、半券に印をもらう。また、ウィークデーに限る写真撮影の申し出をし、腕にオレンジのテープを巻いてもらう。
書の会場を奥へ奥へと進む。篆刻の作品があった、あった。
篆刻の作品は、例年より多いように思ったが・・・。同級生の柳さんの作品を探す。昨年と同じ場所にあった、あった。

柳さんの作品が展示されている部屋。

柳 濤雪さんの作品「華日雨夜」。じっくりと眺めていたが、作品評価の能力は自分に全くないが、文字部分にカットを入れ、文字が生きているようだ。

例年と違い名前の下に「準会員 審査員」の説明。いよいよ「会員」になる経歴を得た証拠だ。
会場の壁に展示してある「書」については、良さがまったくわからないので、2階の「彫刻・工芸」「洋画」の会場に移動した。
会場を逆から入ったら、一番に佐渡市の出身者らしい作品が目に入る。

作品の題目は、「風の島」佐々木かず子(新潟県 入選)とある。頭をなでているものは、鬼太鼓の鬼。きっと佐渡市の方でしょう。

「洋画」の会場は広い。ゆっくり見ていたら、時間がどんどん過ぎてしまう。
それでも先日、紹介した佐渡市の出身者らしい作品を見つけようとやや足早に進むと、あった、あった。

「漁港 ′17」 林 榮市 (新潟県 入選) 両津港に上がったマグロを描いたもののようだ。
眺めていると、数十キロもある大きな魚を軽々と抱えられるかしら?と現実の世界に帰ってしまい・・・。「洋画だよ」と気持ちを持ち直おすのにやや時間がかかった。
その他の作品を若干紹介します。

「特選」が並んでいる壁面。

「冬隣」 佐藤 洋子 (栃木県・入選)

{ゆうまづめ」 片岡 世喜 (神奈川県・会員)
写真が趣味のため、どうしても風景に目が留まってしまう。
日本画と同室にある「彫刻・工芸」の部屋に入る。

彫刻の作品が数多く展示されているが、鑑賞する人が洋画の部屋に比べて少ないように思う。
まず彫刻では、佐渡出身の親松 英治先生や林 昭三先生の作品を探す。

親松英治先生(神奈川県・会員)の作品「ホセとカルメン」(木彫)。
私どもの背丈よりやや大きなもの。二つの体をつなぎ合わせてあった。 親松先生は、いつも大型の作品を出品している。

林 昭三先生(東京都・会員)の作品「望郷」(石膏)。
背丈は、120cmぐらいか。先生は、ご自分の体に似て、やや小型の作品が多い。
彫刻の部を観てまわっていたら、通常立像が多いのだが、座って携帯を見ている働き手の感じが良く表現されている作品が目に入った。

「家族から」(樹脂)。丸山 多賀美(鹿児島県・特選)
特選に選ばれていた。「郷里の家族を思う心」を的確に表している素晴らしい作品と思った。
「工芸」の部屋に入って佐渡出身の作品を探していると、どこかで聞いたことのある声がする。顔を上げて前を見ると、何と高校の同級生であり現在関東羽茂会の会長である「若林さん」ではないか。作品越しに声をかけると奥さんが気づき、本人の肩をたたいて合図する。ヤァ~びっくり!とお互い近寄って、「3階から順次観てきた」と話し、私と同じ行動をしているようだ。「宮田先生の作品を探しているんだが・・・」と申すと、彼もまだ見ていないとのこと。
次の間の境近辺だったので、見渡すと次の部屋にあった。やや小さいものだった。二人でしばらく眺めたのち、趣味が異なると思いその場で別れた。

宮田亮平先生(東京都・会員)の作品「シュプリンゲン2017」(鍛金・鋳金)
やや小さいものであるが、波とイルカの大きさがバランスよい。表現がとてもうまい。
次室には、本間秀昭先生(新潟県・入選)の作品「潮流」(竹)が展示されてあった。

本間 秀昭先生(新潟県・入選)の作品「潮流」(竹)。
その他「工藝」で目を引いた作品は、次の2点。

光久 広子先生(大阪府・入選)の作品「深山秋映」(ガラス)。フランスのガラス工芸に劣らぬものと思った。

阪口 洗史先生(岐阜県・入選)の作品「紅紫の器『濤』」(陶)。陶器表面の色がとても素敵。
とても長くなって疲れが出て来たので、1階の日本画の部屋に入る前にロビーで一服。
日本画は、あまり好きでないが・・・と思いながら廻っていると、どうしてどうして! 今年は、洋画よりも素敵なものがいっぱいあった。
その2~3品を紹介します。

村林 典博先生(京都府・特選)の作品「御堂」。

山田 毅先生(京都府・準会員)の作品「朝霧(円山川)」。

中路融人先生(京都府・顧問)の作品「峠富士」。(喪票が付いていた)。
今年は、洋画よりも日本画のほうが小生の趣味に合うものが多かったように思えた。
「日展」の作品をくまなく見ることはとても無理。さっと観たようで3時間は費やしている。家に帰ってぐったりしてしまい、ベットにもぐりこんだ。
毎年、鑑賞に出かけているが、日時が経つと何時も「あの時のこの作品はよかった」と思えるものが必ずある。
皆さん、開催中にぜひ、会場にお出かけください。