「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県菊鹿町 ・ 国指定史跡 「 隈部氏館跡 」

2018-05-03 15:05:50 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )











束柱を支える束石が遺る館跡








館跡に行くまでを案内した途中にある看板








館跡にある配置図の看板







館跡の入り口







館内に入ってすぐの右側にある 「 馬屋跡 」 の路標








平場になった 「 馬屋跡 」







左側にある空堀の路標







斜めに立ち上がった土手の下の空堀







虎口の奥に石垣が見える







上から見ると枡形がよく分かる







鳥居がある入り口付近から見た枡形虎口







階段の先に 「 隈部神社 」 の鳥居がある







大きな木に挟まるように建つ鳥居







隈部神社本殿へと続く道







神社入口の脇にある 「 隈部氏館跡 」 の説明板







尖頭型の立石を起点とした庭園








広々とした館跡







標高340mの平場の館跡







館跡から見た菊鹿の町





隈部氏館跡は、中世、肥後国の有力国人であった隈部氏の
16世紀代の居館跡である。
館跡は、筑後・豊後の国境にほど近い八方ヶ岳山系の南西側山腹、
山鹿市菊鹿町上永野の標高340m程の地点に所在している。

天正15年 ( 1587 ) 、肥後国主の佐々成政の支配に反旗を翻した
肥後国衆 ( くにしゅう ) 一揆の中心的人物として有名な
隈部親永が隈府城に移るまで、隈部氏が本拠としたのが隈部氏館である。

館跡は、主郭を中心に、裏側に堀切2条、
西側斜面に小段群、館正面側の南西縁下に大規模な堀切を、
館正面に二つの区画を配する。
入り口部に石積みの枡形虎口 ( ますがたこぐち ) を設ける主郭では、
礎石建物3棟、雨落溝 ( あまおちみぞ )、
炉跡と思われる環状の石組、
庭園遺構等が見つかった。

見つかった建物はそれぞれ主殿、庭園を伴う会所、
蔵や台所の建物と推測される。
庭園遺構は、遠くの山並みを背景に、
滝石組 ( たきいしぐみ ) 最上部に据えられた
尖頭型 ( せんとうがた ) の立石 ( りっせき ) を起点として、
背後の丘が南へ下がっていく地形に応じるように、
順次高さを低くしながら要所に石を立てる構成である。
このように、中世肥後を代表する国人隈部氏の居館であり、
戦国時代の国人領主の居館の様相を知る上で貴重である。



所在地  /  熊本県山鹿市菊鹿町上永野1516-2


第6位 みずがめ座 今日のラッキーアドバイス 「 夜景スポット 」

2018-05-03 06:00:36 | 今日の占い ・ 二十八宿とコトバ



長崎市稲佐山から見た長崎市の夜景






ボクは連休の前の晩が好きだ。
それが何連休続いても連休の前の夜は特別で、
これから続く休みを想像しただけで嬉しくなる。
それがたとえ連休でなくても
基本的に金曜日の夜が大好きなのである。

その反対に月曜日の朝ほどではないが、
日曜日の夜は 「 目が覚めたら明日から仕事 」 だと思うと、
悲しい気持ちになる。
そんな今日の順位は6位で、
ラッキーアドバイスは、
 「 夜景スポット 」 である。

大きな作業が終わりそう?
今日中に仕上げるとベストだぞ!


二十八宿  井 ( せい )  神仏参詣、種蒔きなどに吉。衣類裁断は凶。 


    今日のコトバ

 遠くへ行こうとする者は馬をいたわる

 ( ラシーヌ  1639~1699  フランスの悲劇詩人 )