音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

The Only Onesライブ

2008年05月12日 | Weblog
新宿アンティノックで来日公演。
結論から言うと素晴らしかった。
50代後半(2名はドラックから復活)ドラムは多分60歳過ぎのバンドとは思えない現役感ありまくり。
出音の良さに痺れ、高域で、はって歌うスタイルではないのにボーカルはラウドなオケに埋もれる事なくしっかり歌が伝わってきます。
ノスタルジー・ショーかと思いきや新曲も何曲か。
ダブル・アンコールは客のリクエストも含め3曲ずつ。
13日も公演あるので、万人には勧めませんが迷っている人がいたら行った方がいいです。

彼らは70年代終わりから80年代の初めにかけてオリジナル・アルバム3枚を出して、パンクという割にはスローな曲も多く、実はおっさんだというのもバレ、いまいち売れなかったり、ドラッグの問題(ボーカルはストーンズのメンバー御用達のドラッグ・ディーラーだったそうです)で解散しました。
90年代に一時復活(ソロ名義の来日も行きました)暫く聞かなかったんですが今回はオリジナル・メンバーでの来日です。

音楽的にはルーリードからスノッブな感じを取って、グラムが少しまぶしてあるみたいな感じ。
ボーカルはデビッド・シルビアンが甲高くなったみたいです。

79年に渋谷のセンター街にナイロン100%(某劇団の名前の元ネタ)というNWバーがあったのですが、そこでやっていた森脇美貴夫司会のフィルム・コンサート(!)で見て痺れました。

ニッチ好きにはたまらないものがあります。オリジナルなもちろん。BBCセッションとか、全く面白くないし多分一生聴かないレア・トラックスも処分出来ません。見つかんなかったですがアンソロジー・ビデオも持ってます。

音楽業界の僕でも、周りに好きな人も居ず、チケも6500円だし、ぐだぐだなライブの可能性もあるし、万人に薦められるものでもなく、さすがに付き合ってくれる人もいないので一人で行ったんですが、20代後半3人組女子グループ。どういうあれなんでしょうか?mixyか(コミュ400人)よっぽど聞こうかと思いました。






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1 コメント

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羨ましい (charlie)
2008-05-13 09:13:00
最近、YouTubeで、ピーターの歌声を聴いて懐かしく感じていました。私は九州なのでこんなところまでは来ないかな。70年代、はまってました。
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