音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

ライダースじゃなくてライダーズ

2009年03月22日 | Weblog
ムーンライダーズはスタジオ録音のオリジナル・アルバムは、はちみつぱいから全部聞いてます。
30年以上ほとんどメンバーチェンジなし続いていて、今も現役感バリバリなんて、こんなバンド世界中でもないと思います。
80年のアーカイブ・ライブ音源も宅の2Chアウトのカセット録音とは思えないクオリティーで最高です。(マスタリングはゆらゆら帝国のおなじみのピース・ミュージックの中村さんでした)

個人的に一番聴いたアルバムはレコード会社にマニアックすぎるから作り直せと言われて「青空百景」です。
でも、没になって後にリリースされた「マニア・マニエラ」だって、そんなルー・リードの「メタルマシーン・ミュージック」とかほど分けわかんないものでは無いと思います。少なくとも全部やり直さなくて半分くらいでもいいと思うのですが、

その制作費のリスク(1300万くらい)を考えたら、これは僕は話題づくりのための「やらせ」疑惑を感じるのですが、どうなんでしょうか?

この前カセットを整理してたら、その青空次期にオンエアーされたライブのカセットがありました。次のリリースはコレですかね。各FM局には相当レアなライブ音源が残っているはずです。価値が分からない人が6ミリのオープンリールなんていらないや、と捨てない事を祈ります。

若手のディレクターの結婚式。新婦は女医さん。
不規則正しい生活、打ち上げ&飲むのも仕事という事が理解されると良いと思います。

映画「フィッシュストーリー」を見る。
75年当時の日本のレコーディング・スタジオの感じが良く出来てると思ったら、クレジットを見たらGOK SOUNDの近藤さんという知る人ぞ知るエンジニアが監修。流石です。

レコード会社のディレクターがバンドを初めて会うシーンで「外国にはMC5とか云々がいる」とか言うのですが、その云々が聞き取れなかったのですが何て言ったのか気になります。

シーンの中古レコード屋のカウンターに火事で燃えて以来ずっと探してるカルト・アノラック・バンドのGirs at Our Bestの7inchを発見。
実在のレコ屋を店名もそのまま撮影していたので、ネット確認した在庫はなかったんです残念。

悔しいので、何となく検索探してたら名古屋のレコ屋でLP3500円で購入!
フイッシュ・ストリーは世界を救うではなくレコマニアも救いました。